日経平均株価終値が7月13日以降、20,000円以上を1か月近くキープし続けている。


ちなみに私の会社の株価も年初来高値を更新中で、半年で約1.5倍だ。


(残念ながら、従業員持株会で運用しているため、今すぐ売却することはできないが・・・。)



夏以降、トヨタをはじめ、業績が悪化する見込みを立てている企業は今のところ少ない。


年末に向けて、株価はさらに上がる予想が増えてきている。


書店を見ても、日経平均株価25,000円超えをうたっている新刊が並ぶ。


企業の設備投資も積極的になり、工作機械メーカーがそろって業績が良い。


従業員の給料の方も、若干上向いてきている。



徐々に景気が良くなってきていると考えていい。



実際、飲食店は月曜日の夜から、どこもかしこも流行っている。


スーパーやホームセンターなども買い物客であふれている。



訪日外国人旅行者が2012年に年間1000万人を突破して以来、順調に増加している事も、景気にかなりの好影響を与えているようだ。


事実、我々が経験したバブル前夜に似た状況にも映る。


しかし、注意深く見てみると、当時とは状況が明らかに異なる事がわかる。


生活者としての視点から見ると、所得格差がますます広がり、低所得者層が増加、しかも高齢化してきている。


さらに年金システムもGPIFの運用次第で変化する脆弱なものだ。


今の状況では、とても65歳以降の年金支払いは期待できない。 



お金を使って解決できる時代はもう終わったのだ。


東京オリンピックの新国立競技場の予算問題が一つの象徴であろう。


日本は、国力がゆるやかに低下している様相の中で、自信を取り戻すには、まだまだ課題が多いといえる。


オリンピックで日本は浮上するという夢は、果してかなえられるのだろうか?