少し古めかしい言い方ですが、「商業デザイナー」という職業があります。



グラフィックデザイナー、パッケージデザイナー、最近ではウェブデザイナー等、主に宣伝、広告の効果を最大限に発揮させるために、いろいろな表現方法や造形を試みるクリエイターたちです。



制限されたコストと時間の中で、日夜、生みの苦しみを味わっている彼ら、彼女らは、あるとき、才能の壁に阻まれ、また、報酬のバランスの悪さに失望し、早々にその看板を外してしまいます。



しかし、過去の画家や彫刻家がそうであったように、必ずしも経済的に恵まれなかったからといって、彼らの作品が妥協や打算に満ちたものであったわけでは決してなく、、反対に高い精神性や高貴な人格を感じさせる作品が多い事からもわかるように、商業デザイナーたちの仕事もまた常に創意と工夫に満ちた「作品」といえるのです。



毎日の新聞折り込みのチラシの中やホームページのバナーに彼ら、彼女らの作品はあります。



人々の視覚に訴えながら、世間の今を切り取る仕事、地味ではありますが何と崇高な仕事でしょう。



そうは思いませんか?