確定拠出年金 | seekerのブログ

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身勝手な俺が繰り出す、書いた本人もろくに覚えていない言葉の集合体

いまは退職金も自己責任で殖やしなさい、と

いうことで確定拠出年金なんぞ運用しているわけだが

最近の世界株高で、確かに利益は出ている。

 

まぁ、

これも運用次第なので、

掛け金をがっちり守ることを優先して「定期預金」に100%配分してるひとは

コロナによる元本割れも、その後の回復も経験しないのだろうけど。。

 

 

ただ、

せっかく「利益に対して非課税」という優遇措置があるんだし、

ここはそれなりのリスクを取って運用したい。

 

だいたい言われるのは

時期(タイミング)の分散と、資産(投資先)の分散。

タイミング分散は毎月の自動的に定額で積み立てられるので

実現できている。

問題とするのは資産の分散のほうだ。

これこそ、どこに投資するかでリスクとリターンの大きさが変わってくる。

とりあえず分散先は大きく5つだと考えている。

 

 ・定期預金

 ・国内債券

 ・海外(世界)債券

 ・国内株式

 ・海外(世界)株式

 

このほかにも提携先の信託銀行次第でいろいろな投資先があるかと思うが、

おおまかこんな感じで投資先を分けた。

下へ行くほどリターンは大きく、同様に下へ行くほどリスクは大きい。

(リスクは小さく、リターンは大きく、が理想だがそんなうまい話はない)

 

気をつけたいのが「リスク」という言葉を「危険度」とでも直訳して

過剰に怖がることだ。

もちろんリスクは「目減り」とか「元本割れ」ということなのだが、

言い換えれば「下向きの振れ幅」だ。

 


定期預金は読んで字のごとく、あの低い金利の定期預金だ。

こんなとこに入れてても利子なんて期待できない。

 

債権は国や会社が発行するものだから、振れ幅は小さい。

 

株式は会社の業績や経済状況、政治や自然災害なんかまで含めて

いろんな要素を人が「解釈」して、売ったり、買ったりされることで

価格が変動する。人の心のゆらぎが価格を決めてるようなものだ。

だから、大きく変動する。

 

 

一般に、定期預金を除いた4つをバランスよくもつことが

分散投資のお手本のように言われる。

 

4種を25%ずつきれいに分散しておけばいいのか、と

思いたいが、その前にそれぞれの利益率について見てみる。

 

 ・国内債券 2.7%

 ・海外(世界)債券 7.1%

 ・国内株式 22.1%

 ・海外(世界)株式 37.1%

 

これは私の実績値。(執筆時点/加入年数は非公開)

 

定期預金の0.01%などという数字と比べれば

国内債券でも立派な利益率だが、それでも株式と比べれば

それこそ桁違いだ。

 

わかりやすく、400万円の元本を分散して、それぞれ100万円とすると

利益はそれぞれ2.7万円、7.1万円、22.1万円、37.1万円ということになる。

利益の合計は69万円。

つまり、利益のほとんどすべて(85%)を

「株式」がたたき出していることになる。

 

もちろん下落に転ずれば債券よりも株式のダメージのほうが

大きいのであるが。

 

 

さて、この4つ以外にもREITだとかいろんな信託商品があるので、

利益率が低調である「債券」をちょっとだけ売却して、

直近で運用実績の良さそうなものを組み入れてみることにする。

※信託報酬(支払う手数料)は少しばかり高いが・・

 

本来は利益が拡大して、全体のなかで割合が大きくなっている商品を

売却して、全体のバランスを整える(リバランス)のが王道だが、

今回はさらにリスク側に振ってみる。

まずは少量で様子見かな。

 

 

~~

 

番外ではあるが、マッチング拠出について少し書いておく。

 

毎月の上限額を超えない範囲で「手出し」の追加トッピングができる。

これは、毎月の貯金代わりにやったほうがいい。

この拠出分が丸々所得控除となるから、

たとえば月1万円で年12万のマッチング拠出をした場合、

所得税率が20%の人なら、2.4万円の節税効果がある。