最高のものをあっさり手に入れることのできる
「チャンス」を目の前に転がしてみた。
もっともそれが「最高のもの」であることを、君は知らない。
案の定、君はそれを逃してしまう。
それはとても簡単なことだったのに。
それは比較するものがないほど最高のものだったのに。
事実を何も知らないまま
君は君の日常へと埋もれていく。
案外、
そんな風にしてチャンスをフイにしているシーンが
世の中には多々あるのかも知れない。
昔、数学の教師が言った。
「ものごとを素直に解釈すれば、その先に答えはある」
と。
もっとも、素直に生きていると
ケガをすることの方が
たぶん多いのだろうけれど。