業務関連で某業界団体主催のセミナーを受けてきたのだが、
もうひどくて・・・ね。
まぁ、内容はいいよ。
どのみち難しい内容だから、そこで聞いたからと言って
明日からエキスパートになれるはずもない。
ただね、「初心者」も対象範囲にするなら
講演者はそれなりの練習をすべきだね。
この講演者の特徴は、話している途中で
その「段落」の句読点がつく前に、
別の話へと流れていくのだ。
しかも、「次々」に。
そしていつの間にか
最初の話の「句読点」にたどり着いていたりする。
内容の分かっている人間なら
話がどう飛ぼうがついて行けるだろうが
予備知識のない初心者をそれだけ引っ張り回せば
混沌とするだけだ。
俺も最初は真面目について行こうとしていたが
途中からさすがにアホらしくなってついていくのをやめた。
それこそ理解している人間と、「イミフ」モードの人間とに
二極化されたような雰囲気の会場。
講演者は「補足」と称して、資料にない部分の説明を
どこかのテキストから引用したようなことを
早口でずらずらっと並べ立てる。
メモしようにも早すぎるし、
そのどれがキーワードだったのか、解説もない。
彼は「話すこと」が目的であって
「教え聞かせること」はどうでもいいのである。
最後のアンケートに、それらすべてを指摘して
「金を取って聞かせるなら相応のクオリティを求める」
・・・・と、書いて
提出はしなかった。
同じ業界だからね。
どこでどう関わるかもしれないから。 ←情けねーw
まぁ、とにかくひどいものだった。
あれはカネと時間の無駄以外の何者でもなく、
二度とこの団体主催のセミナーは受けないと誓った。