気に入らない人にはお酒をつくらない
新宿のとあるバーへお付き合いのある社長と一緒に行きました。
そのお店は、ドアを開けたら階段。
一人ではじめてドアを開けたなら、そのままドアを閉めてしまう雰囲気。
細い階段を2階に上がると、
そこには、新宿の喧噪を忘れるに十分な空間が。
久しぶりのマッカラン12年を呑みつつ、
ゆっくり流れる時間を楽しんでいました。
そこへ、ジャカジャカと音が・・・・
階段を、ヒップホップな感じの若者が一人で上がってきました。
耳にはipodから伸びているイヤフォンが刺さったまま。
カウンターに座っても、ジャカジャカ音漏れ中。
外の喧噪をそのまま持ち込んできた彼に、
barのマスターが
「本日はお帰り下さい。」
なかなか言えるものではありません。
一見しただけでも、良いbarだと思ったものですが
この言葉を聞いて、大ファンになってしまいました。
喧噪を持ち込んだ彼は、ジャカジャカ音を漏らしながら
「なぜ?」と分からない様子。
「ここは私のお店ですから、私の気にいらない人にはお酒はつくりません。」
マスター、なかなか言いますねと思ったのですが、
彼は、まだ理由が分からない様子。
上司として(彼の上司ではありませんが)、部下に気をつけていることがあります。
それは、知らないのか?知っていてそうしているのか?です。
知らないのであれば教えてあげれば良い。
そんな彼に
「barは大人が来るとこなんやで。
お店に入ってからもipodジャカジャカならしているのは子供なんや。
だから、今日は呑ませてもらえない。 」
とアドバイスをしました。
その後、お店の人にも説得をされあきらめて帰りました。
帰るときに、
「大人のことを教えてくれてありがとうございます!」と熱い握手をして帰って行きました。
そんなアドバイスをした私もまた、barのルールを破っています
一緒に呑んでいた社長に怒られました(笑
だって、世間知らずの若者は応援したくなるんだもん。


