緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~ -66ページ目

緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~

趣味の模型を中心に投稿していこうと思います。
よろしくお願いします。

FTF 1/72
ヴィッカース
E型軽戦車 双砲塔機銃タイプ
 です。
“ VICKERS Mk.E ”

 

 

組み立ての続きです。

 

 

今回は、

砲塔です。

 

砲塔は小型ですが2基あります。

 

パーツは、

円柱状の砲塔を左右に分けていますが、

リベットなどのモールドは

損なっていません。

 

 

砲塔を組んで、

車体に装着したところ。

 

珍しい双砲塔の外観は、

今見ても新鮮です。

 

しかし、

2つも砲塔があると、

旋回範囲は限定されるでしょうね。

 

 

後ろから見ても、

小粒ですが魅力ある造形です。

 

こちらも暫くは塗装待ちになります。

 

 

このヴィッカース E型軽戦車は、

当時の日本軍も購入していました。

 

1930年(昭和5年)、

研究用として Type A 双砲塔型の

無線機搭載型を1輌輸入しました。

 

履帯と車載無線機の研究に用いられ、

マンガン鋼製の履帯が以後の

日本戦車の標準に採用された他、

車体は九五式軽戦車開発の参考にもなりました。

 

後に1937年(昭和12年)に起こった

第二次上海事変中の8月21日の

上海公平路付近の戦闘において

海軍特別陸戦隊安田部隊

(呉第1特別陸戦隊、司令安田義達海軍中佐)が、

国民革命軍が保有していた

Type B 単砲塔型の無線機搭載型とその他、

計3輌を鹵獲しました。


日本ではビッカース軽戦車と呼称され、

Type B 単砲塔型の無線機搭載型は

ビッカース無線戦車と呼称されます。


1931年(昭和6年)頃に撮影された

陸軍歩兵学校の記念集合写真に、

八九式軽戦車とともに2輌のType A 双砲塔型が

写っていることが近年発見され

日本に輸入されたType A 双砲塔型が、

従来の定説では1輌でしたが

実は2輌であった可能性が示唆されています。

 

 

続く。