FTF 1/72
ヴィッカース
E型軽戦車 双砲塔機銃タイプ です。
“ VICKERS Mk.E ”
組み立ての続きです。
今回は、
砲塔です。
砲塔は小型ですが2基あります。
パーツは、
円柱状の砲塔を左右に分けていますが、
リベットなどのモールドは
損なっていません。
砲塔を組んで、
車体に装着したところ。
珍しい双砲塔の外観は、
今見ても新鮮です。
しかし、
2つも砲塔があると、
旋回範囲は限定されるでしょうね。
後ろから見ても、
小粒ですが魅力ある造形です。
こちらも暫くは塗装待ちになります。
このヴィッカース E型軽戦車は、
当時の日本軍も購入していました。
1930年(昭和5年)、
研究用として Type A 双砲塔型の
無線機搭載型を1輌輸入しました。
履帯と車載無線機の研究に用いられ、
マンガン鋼製の履帯が以後の
日本戦車の標準に採用された他、
車体は九五式軽戦車開発の参考にもなりました。
後に1937年(昭和12年)に起こった
第二次上海事変中の8月21日の
上海公平路付近の戦闘において
海軍特別陸戦隊安田部隊
(呉第1特別陸戦隊、司令安田義達海軍中佐)が、
国民革命軍が保有していた
Type B 単砲塔型の無線機搭載型とその他、
計3輌を鹵獲しました。
日本ではビッカース軽戦車と呼称され、
Type B 単砲塔型の無線機搭載型は
ビッカース無線戦車と呼称されます。
1931年(昭和6年)頃に撮影された
陸軍歩兵学校の記念集合写真に、
八九式軽戦車とともに2輌のType A 双砲塔型が
写っていることが近年発見され
日本に輸入されたType A 双砲塔型が、
従来の定説では1輌でしたが
実は2輌であった可能性が示唆されています。
続く。









