前世紀最後の20年はゲームといえば日本が最先端だった。あれから更に20年、今の姿は残念ながら少し寂しいことになっていると言わざるを得ない。
まず、数多あった日本のゲーム会社が離合集散の末、極端に少なくなってしまった。〇ムコやら〇レコやら三から四文字のへんてこなカタカナメーカーがすっかり姿を消して、もうそんな記憶さえすっかり風化してしまった。もちろん、日本の製造業はゲームに限らず、20世紀の上り調子のころからするとずいぶん勢いをなくしている。ゲームもそれに倣ってしまったとように見える。
しかし、ネット社会になって”コンテンツ”などという言葉が妙に存在感を待ち始め、特色あるコンテンツを扱ったビジネスはいまや世界で絶大な影響力を持つようになった。現に日本の漫画やアニメーションはいまだに世界にたくさんのファンがいる(ビジネスとしてうまくいっているかは少し疑問であるが)。同類だったゲームだけがなぜ憂き目を見るのか?