不動産投資に興味はあるが、なかなか踏み切れない人は少なくないと思う。

働かなくても毎月家賃収入が入ってくる、いわゆる不労所得。

さらにはサラリーマンなら税金対策にもなる。

なんて素敵なんだ。


だけどそれなりに高額だし、分からないことだらけでやっぱり怖い、ということで、なかなか踏み出せない人が多いのではないか。


私もその1人だ。

過去には自身でネット等で調べたり、実際に不動産会社のセミナーや営業から話を聞き、試算してもらったこともある。

だけど試算結果を見ると、どうも儲かる気がしない。


そんなわけで踏み切れなかったのだが、ある日ネットで「面談すればPayPay五万円分進呈」の広告を見て、話を聞いてみることにした。

ちょうどマンション投資の際の税務処理で不明なところがあり、聞いてみたかったところもある。


そんなわけで、ネットから面談予約を入れたのはRENOSY(リノシー)というサービス。

運営会社は一応東証グロース上場企業らしい。


面談前に、年収等のアンケートを提出し、電話ヒアリングあり。

ヒアリングの内容は、勤務先、勤続年数、投資経験、保有資産、家族構成、借入の有無、年収、定年年齢など、かなり突っ込んだ内容。

不動産ローンを借りかれる対象なのか、といったフィルタリングだろう。


他にはまあ不動産投資を検討している目的を問われ、老後の資産形成と回答すると、いつまで働く予定か、もらえる年金予定額は、老後に求める理想的な収入はなど。

どうやら理想と現実のギャップを伝えたいようだ。

営業ノウハウでいうところのファクトファインディングというやつですね。

不動産投資はローンと家賃収入の差分で数万円の手出しが出る場合が多いとのことだが、安定した老後が過ごせますよ、という理屈らしい。


もっともらしい理屈を数字付きで並べられるので、「数字の話は実際に試算して、口頭でなく資料を見せながら説明してほしい」と伝えた。

翌日はオンライン面談の予定だったが、そのような試算がすぐにできるとは考えづらく、何度も面談で時間拘束されるのは嫌だったため、面談を翌週に変更することにした。


すると営業マンは、「来週試算したものを送付するので、その上でまずは電話で説明させてほしい、その際、興味の有無を聞かせてほしい」とのこと。


実はPayPay五万円の条件として、「電話でなく面談」「不動産投資を検討している人に限る」というものがあり、次回の面談を前にふるいにかけようとする姿勢が見え見え。

私は「いつPayPayの条件クリアされるのかをはっきりさせてほしい」と伝えたところ「こちらも営業なので検討していない客にはPayPayは出せない」という。

私が「そんな風に言われて検討していない、と答える人はいない。もちろん私は前向きに検討している。電話で何度も拘束されるのは嫌だし、言いくるめられそうなのでメールでやりとりさせてくれ」と伝えた。

PayPay狙いなのがバレたかな。

電話面談時間は約1時間10分。


後日、試算表が送られてきた。墨田区の最寄り駅から徒歩13分。微妙である。


試算の中身について、収入となる家賃は30年間変わらず。一方で支出となる固定資産税は着実にさがっている矛盾。

売却予想額は年々少しずつ下がっているが…、本当にこんな価格で売れるのかな。

インフレ傾向なんでなくもないかも。

あと不動産売却税20%は加味されているとは思えない。

概算とはいえ、よくもこんな適当な試算で出してくるものだと呆れてしまったのと、こんな試算しか出せない物件を販売させられる営業マンが気の毒になった。 


そして2度目の電話面談。

前回の反省を踏まえ、今回は以下を念頭に。

・PayPay五万円の話は封印

・興味ありそうに振る舞う

・質問しすぎない。試算表が甘すぎでボロが出て興味ない態度が出そうだから。

・次回のオンライン面談に進めることを目指す

ということで、終始穏やかに進んだ。

電話面談時間は約20分。


オンライン面談。

はじめに営業マン自身の自己紹介、次に会社紹介。

社員が1000人以上もいて、うち3割はエンジニアとのこと。

海外にも関連会社があり、物件売却の際には外国人を含めて販売しているらしい。

意外と大きな会社みたい。


板橋区の物件を紹介されるが興味無し。

YouTubeだと、港区中央区渋谷区辺りの駅近が鉄板だと言っていた。

営業マンは港区も板橋区も、築年数による家賃の下落幅は変わらないというが、信用できない。

表面利回りは3%台。

YouTubeだと6%以上ないと厳しいと言っていた。

わたしが都心好きでかつ、試算の数字の信憑性が気になる旨伝えたところ、次回までに用意するとのこと。


ネットでリノシーの体験記を調べたところ、多くが2度面談をしていたので私も2度の面談には付き合うつもりだったため、PayPay五万円には触れなかった。


2日ほど後、アンケートフォームが送られてきたので入力し送信。

広告ではPayPay五万円だったがメールではなぜかAmazonギフト五万円と記載。

なんていい加減なんだ。


それから…

リノシー営業からの連絡は途絶えた。

おそらく都心が良いだの、利回り6%以上希望だの、数字の根拠を示せだの、面倒くさい客だと思われたのだろう。

1週間ほど経過して、こちらから営業へ連絡し、PayPay五万円はもらえるのか、を改めて確認。

回答は「進呈するよう手配したが、最終的には本社が判断する。」とあり、問い合わせ先電話番号を誘導された。

なんていい加減なんだ。

ちなAmazonギフトは間違いで、PayPayが正との回答。


そのまま問い合わせせず、最後の面談から約1ヶ月が経過。

そしてついにPayPay五万円進呈のメールが!

問題なく受領できました!


資産や収入など丸裸に開示はさせられましたが

強引な営業やしつこい電話はありませんでした。

説明も丁寧でしたが、試算が楽観的なのでそこはある程度の知識と慎重さが必要だと思います。


電話2回、面談1回、資産・収入状況全て公開よ対価でPayPay五万円。

結構お得だと思いますよ。