統合サービスのインストール方法
こんにちは、naginoです。
年末年始は、自宅の検証環境を Windows XP(x86) + VMware Server から Windows Server 2008(x64) + Hyper-V に変更・再構築していました。
にドキュメントも見ずに適当にインストールしていたところ、なかなか Hyper-V 上の仮想マシンでネットワークが繋がらず苦労しました。
Hyper-V 上の仮想マシンは、「ネットワーク アダプタ」か「レガシ ネットワーク アダプタ」を構成してネットワークに接続します。
「ネットワーク アダプタ」は、仮想マシン側の OS が Hyper-V に対応している場合に良いパフォーマンスが期待できますが、仮想マシン側に「統合サービス」をインストールする必要があります。
一方、「レガシ ネットワーク アダプタ」は、仮想マシン側の OS が Hyper-V に対応していない場合でもネットワークに接続でき、「統合サービス」のインストールも必要ありませんが、パフォーマンスが若干劣るようです。
「ネットワーク アダプタ」で「統合サービス」をインストールしないと、デバイスマネージャ上で、「Microsoft Virtual Machine Bus Network Adapter」に警告の黄色い三角がついたままとなり、ネットワークに接続できません。
それで、「統合サービス」のインストール方法がわからずに苦労したのですが、実は簡単でした。
仮想マシンに接続し、メニューの「操作」の中に、「統合 サービス セットアップ ディスクの挿入」がありました。
これを選択すると、仮想マシンに USB メモリを挿したかのようにセットアップディスクが現れ、インストーラが自動再生(起動)してきました。

仮想マシンは Windows Server 2008(x64) と Windows XP(x86) 両方で確認しましたが、どちらも同様の操作でできました。
日本語版の TechNet ライブラリにも説明がちょっと見当たらないなど意外とネットに情報が無く、「レガシ ネットワーク アダプタ」で構成すればネットワークに繋がる、といった記載も散見されたので、ご注意ください。