日経平均株価【66,405.56 +273.58 (+0.41%)】

東証プライム売買代金【8兆1,223億円】

【日経平均株価は反発】

1. 本日の東京株式市場

28日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、取引を終えました。

上げを牽引したのは、前日の米国市場で好決算を発表したセールスフォースやクラウドストライクなどの急伸を受けた、ソフトウェア・SaaS関連株への強い買い安心感です。

市場では「ソフトウェア企業がAIに代替されるのではなく、事業へ積極的に活用して成長できる」という前向きな評価が広がりました。

国内市場でもSHIFTが年初来高値を更新したほか、富士通やNEC、野村総合研究所などが大幅に上昇しました。

さらにこの好影響は、これまでAI代替懸念から出遅れていたゲーム・エンタメなどのコンテンツ銘柄(ソニーグループ、コナミグループなど)や、AIブームの恩恵が期待される割安な電子部品銘柄(日東電工など)への見直し買いにも波及しました。

プライム市場の半数を超える銘柄が値上がりする裾野の広い上昇相場となりました。

2. 個別銘柄

ダイドーグループホールディングス(2590)の株価が急伸し、一時前日比で約18%高となる3,550円まで買われました。2024年12月に記録した上場来高値(3,600円)に迫る水準です。

市場で買いが集まった背景には、2027年1月期の通期連結業績予想の上方修正があり、前期の過去最大赤字(303億円)からの劇的なV字回復シナリオが好感されています。

3. セクター別

33業種中合計33業種中、サービス業や海運業などを含む計18セクターが上昇しました。その他製品や証券・商品先物取引業も買われ、騰勢を強めています。一方で非鉄金属やガラス・土石製品、その他金融業などは軟調な推移となり、値下がり銘柄として並びました。

4. 大引け後の開示情報

日本一ソフトウェア(3851)は、2027年3月期第2四半期累計の連結経常損益を従来予想の2.7億円から8.4億円へと大幅に引き上げました。前年同期の赤字から一転し、約3.1倍の上方修正となる力強い着地を見込んでいます。

この上期における良好な進捗を反映し、通期の連結経常損益についても従来予想の2.0倍となる9.0億円へと増額修正を実施しました。