昭和女の普通な日記
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心配性な私がしてきた介護その2




約20年間は一人暮らしで自由に過ごしてきた母

割と早くに未亡人になってしまったが

再婚はせず、第二の青春のように

仕事も遊びも楽しんでいるように見えた


そんな母は、私の心配はよそに

一人暮らしをしたいと言い続けていた

私も自分の家族との生活があるから

同居をしたいとは思っていなかった


難病とはいえ初期の頃は元気だった

認知症がいつから悪さをしているのかは

いまだによく分からない

問題行動の全てはもしかしたら認知症のせいかもしれない


金銭感覚がどうみてもおかしかった

買い物症候群なんじゃないかと思った

近くに住んでいたから早めに気づくことが出来たと思う

一般のスーパーから高級スーパー、ネット通販で毎日のように何かを何千円と買っていた

今まで親の通帳なんて見たことなかった


でも母のいない日に通帳を調べたら

年金以上の金額が引き出されていたり

引き落とし額も何十万になっていた


喧嘩になることは覚悟で母に問い詰めた

通帳を見たことを怒ってきたけど

私も本気だったから負けてはいられなかった

心配かけて申し訳ないと謝ってきたけど

これで解決とはならないのが介護だった


通帳や郵便物はこっそりでもいいから

身の安全のためにチェックした方が良いと思う





面会のお礼


私よりも友人が多い母

元気な頃よりはほとんど付き合いも

なくなってしまったが

まだ施設に会いに来てくれる友人がいる


友人にお礼をしたいと母から言われていた


70代の方への贈り物は悩むが

老舗の見た目が華やかなWESTのクッキーにした


ついでに自分用にも買った

昔から母も私も好きなクッキー

面会で一緒に食べようと思う












心配性な私がしてきた介護その1



難病が進行するにつれて認知症も併発している70代前半の母が施設に入りました


一人暮らしの時に難病発症→同居→施設(今ここ)になるまで約13年になります

うちの場合の話しになりますが
介護や認知症など思いついたことをブログにしてみます



自分の性格でなかなか直せないこと

それは心配性なところ


なんとかなるって思いたいけれど

なるべく早く未然に防ぎたくなる


外見は落ち着いてる風はできているみたいだけど

本当はどんと構えることがとても苦手


でも介護では心配性が役に立つこともあったかな


お金の管理に関しては

母は無駄遣いをかなりしていたが

貯金ゼロになる前になんとか気づいたり

転倒して骨折する可能性を常々考えながら

部屋の改築をしてみたり

誰かに騙されるかもしれないから

監視カメラを設置したり


それでも安心安全な暮らしは難しく

心配性だからいつもどこかで

一人暮らしの母の介護に不安を感じていた

最終的には同居をして、

今は施設に入ってもらっている



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