ゲノム遺伝子診断
▼医療関連企業で働く知り合いから、このような申し出を受けた。
「EIJIさん、ゲノム診断しない? いつガンになるかわかるんだよ!」
ヒトの全DNA配列の読み取りは2001年に概要配列が決定し、
2003年には全塩基配列が決定している。
そう、今や少量の血液で、ゲノム診断ができる時代なのである。
▼労働人口が減り、超高齢化社会に突入していく日本では、医療費の増加が
国家的な問題となっている。医療費削減のためにも、治療に莫大な
医療費がかかる病気を予防していくという考え方は当然なのである。
▼さて、話を私のゲノム検診に戻そう。
ゲノム検診というから、てっきり、
「いつどのような疾患が、どれほどの割合で発生する可能性がある」
というような診断結果が出てくるのかと思いきや、
肺がんなど特定疾患を検査するという内容のようである。
実際にはあらゆる疾患の発生率のようなものをたたき出すことは
可能であるが、それには膨大なデータの解析が必要で、
時間とお金がかかりすぎるということらしい。
▼昔、マイクル コーディの『イエスの遺伝子』 という、当時の近未来SF
小説を読んだことがあるが、既にDNA解析が完了し、現実のものになっている。
科学の進歩は本当に素晴らしいものだ。
一方で、ロボット工学に関しては、私が幼稚園時代にテレビで観ていた、
『がんばれ!! ロボコン』のスペックに未だに到達していないという有様である。
ロボット工学の先生方の奮起を期待したい。