4月30日(水) チェルシー4e - 3リバプール(@スカパー)
※2戦合計2 - 2、延長戦2 - 1で、チェルシーが決勝進出
試合を支配していたチェルシーが、後半にリバプールに追い付かれて延長戦に持ち込まれてしまったものの、最後は突き放して勝ち上がり。
チェルシー
[試合前]まさしく第1戦のように、ラッキーな展開で2冠の可能性を残した。まさかここに来てシーズンの流れが傾いて来ているのか。しかし、スコアレスで勝ち進めば、幸運だっただけという評価は免れない。
プレミア奪還の望みをつないだ前線リーグ戦から2人変更。ランパードが復帰、エッシェンは右サイドバックに回った。中盤の底は温存したマケレレに変更。前線3トップは変わらず。これが現状のベストメンバーかな。
[試合内容]ロングパスをドログバに当てる等、リスクを負わないシンプルな速い攻撃が多いが、それでも十分に前線に起点が取れ、押し気味に試合を進めることに成功。中盤でも比較的優位に立ち、セカンドボールの多くを拾えており、また相手の攻撃を抑えることができている。第1戦とは異なり、ドログバのキープ力高く、バラックは前線に絡め、ランパードもまずまず動けており、コンディションが戻っている様子。最終ラインの守備も引き続き安定していた。序盤のカウンターで崩されたピンチはあったが、GKツェフがストップ。
ランパードのパスから抜け出したドログバの決定機は、シュートが外れ。そして30分過ぎ、中盤で奪ってランパードのパスからオフサイドぎりぎりで抜け出したカルーのシュートはGKに止められたものの、そのこぼれ球からドログバがニアをぶち抜き、この試合の先制点を挙げた。1点取られても即敗退のおそれはなくなった。
その後も流れを失わず、試合をコントロールできていたはず。後半序盤に崩された決定機も、再びGKツェフが止めた。ただ、追加点を取るだけのチャンスはそれほど創れていなかったのも事実。前半終盤のバラックの直接FKはわずかに外れ。
ところが、個人技で中盤を切り崩され、マケレレがカバーできず付いて行ったドログバも振り切られ、最後に飛び込んだカルバーリョも失敗し、ゴール前でラストパスを出されてシュートを決められ、同点に追い付かれてしまう。これでリズムを崩してしまい、流れが微妙な方向に。エッシェンが強引なドリブル突破でサイドをえぐったチャンスはあったが、最後の角度の薄いシュートは外れ。延長戦に持ち込まれてしまった。
しかし延長戦で、チャンスを挽回。まずは途中出場のマルダのパスからドログバが抜け出すが、シュートは戻った守備にブロックされた。直後のCKの流れのシュートのこぼれ球からエッシェンのミドルシュートが決まったかと思ったら、ゴール前のオフサイドの位置にいた味方が関与したと取られてしまい、ノーゴール。それでもその直後、Pエリア内でしたたかにボールを奪い取ったバラックがその相手に倒されてPK獲得、勝ち越しを奪った。さらに延長前半終盤、マルダとのワンツーからオフサイドぎりぎりでサイドに抜け出した途中出場のアネルカのクロスを、ドログバが守備の前に入って押し込み、点差を広げた。
その後はコントロールして磐石の態勢。と思いきや延長後半、気を抜いてミドルシュートを決められ、際どい状況に陥ったが、時間少なく逃げ切れた。
[試合後]ようやくクラブ史上初の決勝進出を果たした。プレミアと同様にマンチェスターUとの覇権争いに。このシーズン終盤にコンディションを合わせることができている。ただ、モウリーニョ時代とは異なり、隙を見せる傾向があるような気もする。
リバプール
[試合前]不運な形で失ったアドバンテージを取り返したいところ。心身ともにコンディションでは優位なはず。まずは1点取らないと始まらない。
定番ローテーションの前線リーグ戦から7人変更。温存した選手のほとんどが先発に復帰。ただし、左サイドは、バベルではなくベナユンの連投だった。左サイドバックは引き続きリーセ、右サイドバックはアルベロア。やはりジェラードをトップ下に置いた、4-2-3-1の布陣。
[試合内容]第1戦とは全く逆に、ペースを掴めず、なかなか攻撃を繰り出せない。むしろ前線に起点を作られて守備に回る時間帯が多く、1点を取らなければならないのに、まずい状況。それでもその中の序盤、カウンターからジェラードのパスでトーレスが抜け出したが、今日もシュートをGKに弾かれてしまう。その他、速い展開でサイドからクロスの形は創っていたが、シュートには結び付かない。
しかし、やはりその後はキャラガーの裏を突かれて決定機を許す等、厳しい状態。さらに、シュクルテルが負傷してヒーピアに交代する不測の事態にも見舞われる。すると30分過ぎ、ヒーピアが残ってオフサイドを取れなかった上にアルベロアもパスカットできずに相手に抜け出されると、ヒーピアが軽く交わされた決定機はいったんはGKレイナがシュートを弾いたものの、こぼれ球から決められ、先制点を失った。
それでも1点さえ取ればとりあえず延長戦に持ち込めるが、引き続き攻め切れない。ようやく後半序盤、マスチェラーノのパスを左サイドに流れたジェラードがヘッドで折り返してカイトが合わせた決定機を創ったが、シュートはGKに弾かれてしまう。基本的には、中盤を突破することすら厳しく、前線に収まらない状況だった。
ところが60分過ぎ、ベナユンがドリブルで中盤を切り崩してゴール前まで持ち込むと、そのパスからトーレスがついにゴールを破り、同点に持ち込むことに成功。これで流れが改善し、攻撃のリズムも少し出始めた。ただ、守備をもう1度破るには至らず、延長戦へ。
その延長前半序盤、アロンソのダイレクトパスからリーセがフリーでクロスを入れるチャンスがあったが、中に合わせることができない。しかし逆に、オフサイドの判定で助かったピンチの直後、【追記:相手のスローインをカットした】ヒーピアがトラップミスからボールを奪われて慌てて足を出し、PKを与えてしまって勝ち越しを許してしまう。それでも1点取れば逆転で勝ち上がれたが、延長前半終盤に左サイドを崩され、クロスから追加点まで取られてしまう。
ダメージ大きく、攻撃はすっかりうまく行かない。相手に完全にいなされた。それでも延長後半終盤、バベルがミドルシュートを決め、何とか望みをつないだ。しかし、それ以上には落ち着いてチャンスにつなぐことができず、敗退。
[試合後]第1戦では負傷交代で入ったリーセのミス、第2戦でも負傷交代で入ったヒーピアのミスと、不運に見舞われた印象。これでシーズン終了かな。来シーズンこそプレミアで勝負して欲しいところ。
■ビッグチャンス
チェルシー: 前半5回 後半2回 延長前半3回 延長後半0回 =10回
リバプール: 前半1回 後半2回 延長前半2回 延長後半2回 =7回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
チェルシー:○ドログバ(特に前半、前線の起点)
※2戦合計2 - 2、延長戦2 - 1で、チェルシーが決勝進出
試合を支配していたチェルシーが、後半にリバプールに追い付かれて延長戦に持ち込まれてしまったものの、最後は突き放して勝ち上がり。
チェルシー
[試合前]まさしく第1戦のように、ラッキーな展開で2冠の可能性を残した。まさかここに来てシーズンの流れが傾いて来ているのか。しかし、スコアレスで勝ち進めば、幸運だっただけという評価は免れない。
プレミア奪還の望みをつないだ前線リーグ戦から2人変更。ランパードが復帰、エッシェンは右サイドバックに回った。中盤の底は温存したマケレレに変更。前線3トップは変わらず。これが現状のベストメンバーかな。
[試合内容]ロングパスをドログバに当てる等、リスクを負わないシンプルな速い攻撃が多いが、それでも十分に前線に起点が取れ、押し気味に試合を進めることに成功。中盤でも比較的優位に立ち、セカンドボールの多くを拾えており、また相手の攻撃を抑えることができている。第1戦とは異なり、ドログバのキープ力高く、バラックは前線に絡め、ランパードもまずまず動けており、コンディションが戻っている様子。最終ラインの守備も引き続き安定していた。序盤のカウンターで崩されたピンチはあったが、GKツェフがストップ。
ランパードのパスから抜け出したドログバの決定機は、シュートが外れ。そして30分過ぎ、中盤で奪ってランパードのパスからオフサイドぎりぎりで抜け出したカルーのシュートはGKに止められたものの、そのこぼれ球からドログバがニアをぶち抜き、この試合の先制点を挙げた。1点取られても即敗退のおそれはなくなった。
その後も流れを失わず、試合をコントロールできていたはず。後半序盤に崩された決定機も、再びGKツェフが止めた。ただ、追加点を取るだけのチャンスはそれほど創れていなかったのも事実。前半終盤のバラックの直接FKはわずかに外れ。
ところが、個人技で中盤を切り崩され、マケレレがカバーできず付いて行ったドログバも振り切られ、最後に飛び込んだカルバーリョも失敗し、ゴール前でラストパスを出されてシュートを決められ、同点に追い付かれてしまう。これでリズムを崩してしまい、流れが微妙な方向に。エッシェンが強引なドリブル突破でサイドをえぐったチャンスはあったが、最後の角度の薄いシュートは外れ。延長戦に持ち込まれてしまった。
しかし延長戦で、チャンスを挽回。まずは途中出場のマルダのパスからドログバが抜け出すが、シュートは戻った守備にブロックされた。直後のCKの流れのシュートのこぼれ球からエッシェンのミドルシュートが決まったかと思ったら、ゴール前のオフサイドの位置にいた味方が関与したと取られてしまい、ノーゴール。それでもその直後、Pエリア内でしたたかにボールを奪い取ったバラックがその相手に倒されてPK獲得、勝ち越しを奪った。さらに延長前半終盤、マルダとのワンツーからオフサイドぎりぎりでサイドに抜け出した途中出場のアネルカのクロスを、ドログバが守備の前に入って押し込み、点差を広げた。
その後はコントロールして磐石の態勢。と思いきや延長後半、気を抜いてミドルシュートを決められ、際どい状況に陥ったが、時間少なく逃げ切れた。
[試合後]ようやくクラブ史上初の決勝進出を果たした。プレミアと同様にマンチェスターUとの覇権争いに。このシーズン終盤にコンディションを合わせることができている。ただ、モウリーニョ時代とは異なり、隙を見せる傾向があるような気もする。
リバプール
[試合前]不運な形で失ったアドバンテージを取り返したいところ。心身ともにコンディションでは優位なはず。まずは1点取らないと始まらない。
定番ローテーションの前線リーグ戦から7人変更。温存した選手のほとんどが先発に復帰。ただし、左サイドは、バベルではなくベナユンの連投だった。左サイドバックは引き続きリーセ、右サイドバックはアルベロア。やはりジェラードをトップ下に置いた、4-2-3-1の布陣。
[試合内容]第1戦とは全く逆に、ペースを掴めず、なかなか攻撃を繰り出せない。むしろ前線に起点を作られて守備に回る時間帯が多く、1点を取らなければならないのに、まずい状況。それでもその中の序盤、カウンターからジェラードのパスでトーレスが抜け出したが、今日もシュートをGKに弾かれてしまう。その他、速い展開でサイドからクロスの形は創っていたが、シュートには結び付かない。
しかし、やはりその後はキャラガーの裏を突かれて決定機を許す等、厳しい状態。さらに、シュクルテルが負傷してヒーピアに交代する不測の事態にも見舞われる。すると30分過ぎ、ヒーピアが残ってオフサイドを取れなかった上にアルベロアもパスカットできずに相手に抜け出されると、ヒーピアが軽く交わされた決定機はいったんはGKレイナがシュートを弾いたものの、こぼれ球から決められ、先制点を失った。
それでも1点さえ取ればとりあえず延長戦に持ち込めるが、引き続き攻め切れない。ようやく後半序盤、マスチェラーノのパスを左サイドに流れたジェラードがヘッドで折り返してカイトが合わせた決定機を創ったが、シュートはGKに弾かれてしまう。基本的には、中盤を突破することすら厳しく、前線に収まらない状況だった。
ところが60分過ぎ、ベナユンがドリブルで中盤を切り崩してゴール前まで持ち込むと、そのパスからトーレスがついにゴールを破り、同点に持ち込むことに成功。これで流れが改善し、攻撃のリズムも少し出始めた。ただ、守備をもう1度破るには至らず、延長戦へ。
その延長前半序盤、アロンソのダイレクトパスからリーセがフリーでクロスを入れるチャンスがあったが、中に合わせることができない。しかし逆に、オフサイドの判定で助かったピンチの直後、【追記:相手のスローインをカットした】ヒーピアがトラップミスからボールを奪われて慌てて足を出し、PKを与えてしまって勝ち越しを許してしまう。それでも1点取れば逆転で勝ち上がれたが、延長前半終盤に左サイドを崩され、クロスから追加点まで取られてしまう。
ダメージ大きく、攻撃はすっかりうまく行かない。相手に完全にいなされた。それでも延長後半終盤、バベルがミドルシュートを決め、何とか望みをつないだ。しかし、それ以上には落ち着いてチャンスにつなぐことができず、敗退。
[試合後]第1戦では負傷交代で入ったリーセのミス、第2戦でも負傷交代で入ったヒーピアのミスと、不運に見舞われた印象。これでシーズン終了かな。来シーズンこそプレミアで勝負して欲しいところ。
■ビッグチャンス
チェルシー: 前半5回 後半2回 延長前半3回 延長後半0回 =10回
リバプール: 前半1回 後半2回 延長前半2回 延長後半2回 =7回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
チェルシー:○ドログバ(特に前半、前線の起点)