4月23日(水) バルセロナ0 - 0マンチェスター・ユナイテッド(@スカパー)
(バルセロナの布陣)
イニエスタ エトー メッシ
デコ チャビ
トゥレ
アビダル Gミリート マルケス ザンブロッタ
ビクトル・バルデス
(マンチェスターUの布陣)
ロナウド テベス
パク スコールズ キャリック ルーニー
エブラ ブラウン リオ ハーグリーブス
ファン・デル・サール
終始攻め立てたバルセロナが、開始早々のPKのチャンスを逸したマンチェスターUの堅い守備を破る攻撃ができず、スコアレスドローに甘んじた。
バルセロナ
[試合前]リーガでの優勝が絶望的な中、このCLに賭ける想いは強いはず。主力は戻りつつあり、第1戦ホームでせめて勝っておきたい。しかし、得点力も守備も不安。また、第1戦がホームのパターンで勝ち上がった記憶が最近ない(2シーズン前の優勝時もすべて第2戦がホームだった、相手も同様)。しっかり中盤を支配することができるかどうか。
不完全燃焼の前線リーグ戦から5人変更。負傷から復帰したメッシやマルケス、イニエスタ、デコが満を持して先発。プジョルが出場停止のため、マルケスはセンターバックに入った。イニエスタは、ボージャンに代わって3トップの左サイドで起用。また左サイドバックはアビダルに変更。病気から復帰したアンリ(1年ぶりのマンチェスターU戦)はベンチスタート。
[試合内容]いきなり開始早々の相手CKから、Gミリートがバレーボール・ブロックを犯してPKを与えてお先真っ暗になり掛けたが、これを外してもらって復活。
序盤は慎重だったが、相手が引き気味だったことも手伝い、徐々にペースを上げて押し込む展開に持ち込んだ。特に30分頃まではPエリア付近まで押し込んで波状攻撃の時間帯。相手ボールになった時の守備への切り替えは、今日は早かった。パスを回して守備の崩しに掛かることも可能で、サイドを崩してメッシやイニエスタがマイナスのクロスをゴール前に入れる形も創れていた。しかし中が合わず、実は大してシュートまで持ち込めていない。相手のクリアミスから3対2の絶好のチャンスも手に入れたが、メッシのパスを受けたエトーはシュートを打たずに中に折り返すが、これも合わず逸機。
そうこうするうちに、攻めあぐねに近い状態に陥った。逆に、イニエスタのゴール前での横パスミスから相手に決定的に近いチャンスを与えてしまう。
それでも後半序盤は、また一方的に近い攻勢。メッシのボール奪取からエトーがPエリア深くまで侵入したが、マイナスの折り返しは守備にカットされてしまう。また、メッシのパスをイニエスタがワンタッチでつないでエトーがPエリア内に走り込むが、シュートは枠の外。
しかし、後半が進むにつれ、また攻めあぐねの状態に逆戻り。途中出場のアンリ等の積極的なミドルシュートも、ゴールをこじ開けるに至らない。相手の守備を混乱させるだけの動きが足りないようにも観える。結局、終始攻め立てながら、相手にのらりくらりと交わされて、スコアレスドローに甘んじた。
[試合後]中盤の支配はできたが、やはり得点力が課題のまま。あのPKを含め、アウェイゴールを取られなかったことは成功。決勝進出の可能性は十分に残った。なお、第2戦はマルケスが出場停止。
マンチェスターU
[試合前]前回ビッグイヤー戴冠時の舞台=カンプ・ノウに帰って来た。準々決勝ローマ戦のように、第1戦をうまくしのぎたいところ。おそらく守備的だろうが、カウンターのチャンスは十分にあるはず。ただし、間にチェルシーとの優勝を賭けた大一番を控える。
しぶとく引き分けに持ち込んだ前線リーグ戦から3人変更。大事を取ったGKファン・デル・サールが復帰。ギグスに代わってパクが先発。ビディッチは急病で、ブラウンがセンターバックに回り、右サイドバックには負傷のあったハーグリーブスが復帰して先発。負傷したルーニーは問題なく先発、テベスも起用し、4-4-2の布陣。ただし、ロナウドとルーニーの位置が逆で、ローマ戦第1戦と同様に、ルーニーとパクでサイドの守備をケアする狙い。テベスは中盤に近く、2トップは縦並び。アンデルソンも復帰してベンチ入り。バルセロナ出身のピケはベンチ止まり。
[試合内容]開始早々のCKからPKをもらってラッキーな展開と思ったら、これをロナウドがポストに外してしまい、一転して嫌な展開。
すると、テベスが中盤でボールを失って攻め込まれた辺りから、相手の波状攻撃を受けて自陣に押し込まれてしまう。もともとローマ戦第1戦と同様に守備的に臨んではいたが、パスをつなぐ時間が保てない。相手の早いチェックもあったが、そもそもミスが多く、簡単に相手ボールに変えてしまう。特に前半途中までは自陣を脱出できず、Pエリア近辺までラインを下げて耐える時間が続いた。パスを前に出せないあまりにバックパスすれば、GKファン・デル・サールがクリアミスを犯して決定的に近いピンチを招く。サイドも何度か崩されて、深くえぐられたマイナスの折り返しを許していた。それでも、特に中央の守備は集中し、よくしのいでいた。
攻撃は、ロナウドが前向きにボールを持てた時くらいしか、可能性が見出せない。相手の早いチェックもあって、押し上げも少なく、得意のカウンターができない。キャリックやスコールズのフィードも不正確で、多くは前線につながらない。前半には、相手のパスをゴール前でカットしたロナウドがPエリアに突っ込むが、守備に阻まれてシュートに持ち込めず。後半序盤には、CKのこぼれ球からキャリックが立てに切れ込んでシュートを放つが、外れ。総じて攻撃のリズムは無に等しく、パスが合わない場面多く、アウェイゴールは取れなかった。
後半序盤には、ブラウンがボールを奪われたミスからリオも交わされてPエリアに侵入されたピンチもあったが、こういったミス絡みを除けば守備を完全に崩された場面はほとんどなかった。堅い守備で失点許さず、予定通りのスコアレスドローに持ち込んだ。
[試合後]やはり勝つ気はなかった様子、ヨーロッパ戦のアウェイでの常套手段。当然、第2戦のホームでは攻撃意欲を前面に出して欲しいところ、ルーニーがサイドなんてつまらない。開始早々のPK失敗が悔やまれる結果にならないといいけれど。
■ビッグチャンス
バルセロナ: 前半1回 後半4回 =5回
マンチェスターU: 前半1回 後半1回 =2回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
バルセロナ:○トゥレ(守備への切り替えで波状攻撃をもたらす)
マンチェスターU:●テベス(ボールキープ力発揮できない)
(バルセロナの布陣)
イニエスタ エトー メッシ
デコ チャビ
トゥレ
アビダル Gミリート マルケス ザンブロッタ
ビクトル・バルデス
(マンチェスターUの布陣)
ロナウド テベス
パク スコールズ キャリック ルーニー
エブラ ブラウン リオ ハーグリーブス
ファン・デル・サール
終始攻め立てたバルセロナが、開始早々のPKのチャンスを逸したマンチェスターUの堅い守備を破る攻撃ができず、スコアレスドローに甘んじた。
バルセロナ
[試合前]リーガでの優勝が絶望的な中、このCLに賭ける想いは強いはず。主力は戻りつつあり、第1戦ホームでせめて勝っておきたい。しかし、得点力も守備も不安。また、第1戦がホームのパターンで勝ち上がった記憶が最近ない(2シーズン前の優勝時もすべて第2戦がホームだった、相手も同様)。しっかり中盤を支配することができるかどうか。
不完全燃焼の前線リーグ戦から5人変更。負傷から復帰したメッシやマルケス、イニエスタ、デコが満を持して先発。プジョルが出場停止のため、マルケスはセンターバックに入った。イニエスタは、ボージャンに代わって3トップの左サイドで起用。また左サイドバックはアビダルに変更。病気から復帰したアンリ(1年ぶりのマンチェスターU戦)はベンチスタート。
[試合内容]いきなり開始早々の相手CKから、Gミリートがバレーボール・ブロックを犯してPKを与えてお先真っ暗になり掛けたが、これを外してもらって復活。
序盤は慎重だったが、相手が引き気味だったことも手伝い、徐々にペースを上げて押し込む展開に持ち込んだ。特に30分頃まではPエリア付近まで押し込んで波状攻撃の時間帯。相手ボールになった時の守備への切り替えは、今日は早かった。パスを回して守備の崩しに掛かることも可能で、サイドを崩してメッシやイニエスタがマイナスのクロスをゴール前に入れる形も創れていた。しかし中が合わず、実は大してシュートまで持ち込めていない。相手のクリアミスから3対2の絶好のチャンスも手に入れたが、メッシのパスを受けたエトーはシュートを打たずに中に折り返すが、これも合わず逸機。
そうこうするうちに、攻めあぐねに近い状態に陥った。逆に、イニエスタのゴール前での横パスミスから相手に決定的に近いチャンスを与えてしまう。
それでも後半序盤は、また一方的に近い攻勢。メッシのボール奪取からエトーがPエリア深くまで侵入したが、マイナスの折り返しは守備にカットされてしまう。また、メッシのパスをイニエスタがワンタッチでつないでエトーがPエリア内に走り込むが、シュートは枠の外。
しかし、後半が進むにつれ、また攻めあぐねの状態に逆戻り。途中出場のアンリ等の積極的なミドルシュートも、ゴールをこじ開けるに至らない。相手の守備を混乱させるだけの動きが足りないようにも観える。結局、終始攻め立てながら、相手にのらりくらりと交わされて、スコアレスドローに甘んじた。
[試合後]中盤の支配はできたが、やはり得点力が課題のまま。あのPKを含め、アウェイゴールを取られなかったことは成功。決勝進出の可能性は十分に残った。なお、第2戦はマルケスが出場停止。
マンチェスターU
[試合前]前回ビッグイヤー戴冠時の舞台=カンプ・ノウに帰って来た。準々決勝ローマ戦のように、第1戦をうまくしのぎたいところ。おそらく守備的だろうが、カウンターのチャンスは十分にあるはず。ただし、間にチェルシーとの優勝を賭けた大一番を控える。
しぶとく引き分けに持ち込んだ前線リーグ戦から3人変更。大事を取ったGKファン・デル・サールが復帰。ギグスに代わってパクが先発。ビディッチは急病で、ブラウンがセンターバックに回り、右サイドバックには負傷のあったハーグリーブスが復帰して先発。負傷したルーニーは問題なく先発、テベスも起用し、4-4-2の布陣。ただし、ロナウドとルーニーの位置が逆で、ローマ戦第1戦と同様に、ルーニーとパクでサイドの守備をケアする狙い。テベスは中盤に近く、2トップは縦並び。アンデルソンも復帰してベンチ入り。バルセロナ出身のピケはベンチ止まり。
[試合内容]開始早々のCKからPKをもらってラッキーな展開と思ったら、これをロナウドがポストに外してしまい、一転して嫌な展開。
すると、テベスが中盤でボールを失って攻め込まれた辺りから、相手の波状攻撃を受けて自陣に押し込まれてしまう。もともとローマ戦第1戦と同様に守備的に臨んではいたが、パスをつなぐ時間が保てない。相手の早いチェックもあったが、そもそもミスが多く、簡単に相手ボールに変えてしまう。特に前半途中までは自陣を脱出できず、Pエリア近辺までラインを下げて耐える時間が続いた。パスを前に出せないあまりにバックパスすれば、GKファン・デル・サールがクリアミスを犯して決定的に近いピンチを招く。サイドも何度か崩されて、深くえぐられたマイナスの折り返しを許していた。それでも、特に中央の守備は集中し、よくしのいでいた。
攻撃は、ロナウドが前向きにボールを持てた時くらいしか、可能性が見出せない。相手の早いチェックもあって、押し上げも少なく、得意のカウンターができない。キャリックやスコールズのフィードも不正確で、多くは前線につながらない。前半には、相手のパスをゴール前でカットしたロナウドがPエリアに突っ込むが、守備に阻まれてシュートに持ち込めず。後半序盤には、CKのこぼれ球からキャリックが立てに切れ込んでシュートを放つが、外れ。総じて攻撃のリズムは無に等しく、パスが合わない場面多く、アウェイゴールは取れなかった。
後半序盤には、ブラウンがボールを奪われたミスからリオも交わされてPエリアに侵入されたピンチもあったが、こういったミス絡みを除けば守備を完全に崩された場面はほとんどなかった。堅い守備で失点許さず、予定通りのスコアレスドローに持ち込んだ。
[試合後]やはり勝つ気はなかった様子、ヨーロッパ戦のアウェイでの常套手段。当然、第2戦のホームでは攻撃意欲を前面に出して欲しいところ、ルーニーがサイドなんてつまらない。開始早々のPK失敗が悔やまれる結果にならないといいけれど。
■ビッグチャンス
バルセロナ: 前半1回 後半4回 =5回
マンチェスターU: 前半1回 後半1回 =2回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
バルセロナ:○トゥレ(守備への切り替えで波状攻撃をもたらす)
マンチェスターU:●テベス(ボールキープ力発揮できない)