4月1日(火) ローマ0 - 2マンチェスター・ユナイテッド(@スカパー)
(マンチェスターUの布陣)
ロナウド
ルーニー アンデルソン スコールズ パク
キャリック
エブラ ビディッチ リオ ブラウン
ファン・デル・サール
マンチェスターUが、ローマに押されながらも効率よくアウェイゴール2つを持ち帰り、想定以上のアドバンテージ。
ローマ
[試合前]昨シーズンの借りを返す時。守備が90分間集中してアウェイゴールを許さないで済むかどうか。中盤を支配したいところ。
攻めながら引き分け止まりの前戦リーグ戦から5人変更。負傷を抱えるトッティが欠場、ブチニッチが1トップの位置に入った。ペロッタ出場停止のトップ下には、ジュリに代わってアクィラーニ。温存したデ・ロッシが中盤に、同じくパヌッチがセンターバックに入った。右サイドバックはカッセッティに変更。フアンは間に合わず。
[試合内容]基本的にはペースを握っていたはず。しかし、さすがに第1戦ということもあって慎重で、ゴール前でパスや動きでかき回す場面はあるが、なかなか有効な攻撃にはならなかった。パスの距離が合わずに流れてしまう場面も意外に多い。ボールを追い越す動きはやや少ない印象。CKに合わせたパヌッチのヘッドは枠の上。
守備は、相手ボールになってからの戻りは早く、ロナウドに対する対応は厳しく、ほとんどピンチらしいピンチはなかったはず。プレスを積極的に掛けずに相手にボールを持たせる時間帯もあったが、相手のスピードに乗った攻撃を防ぐためにスペースを消す狙いか。ところが前半終盤、メクセスが交わされてゴール前への侵入からサイドへの展開を許すと、クロスから2列目の飛び込みのヘッドを決められ、痛い先制点を失ってしまった。
ようやくそこから攻撃が本格化。後半には、ボールを追い越す動きも出始め、守備を崩せそうな展開に持ち込んだ。失点直後には、トネットのクロスからブチニッチがゴール前に持ち込んだが、角度のないシュートは外れ(折り返しかも)。後半序盤には、デ・ロッシのくさびを左サイドに流れて受けたブチニッチが、ゴール前に走り込んだトネットにつないだが、そのシュートは外れ。また、ロングスローからマンシーニがバックヘッドでつないでフリーのパヌッチが飛び込むが、このシュートも外れた。CKに合わせたブチニッチのヘッドは好セーブに阻まれ、こぼれ球もメクセス手前でクリアされた。その他、トネットや途中出場のジュリが可能性のあるクロスを入れる形もあったが、中の入り方や人数が足りず、得点に結び付かない。
同点に持ち込めないでいると、後半中頃、クロスからの折り返しを許すと(カッセッティが中に絞りすぎた?)、GKドーニがパヌッチと重なったこともあって確保し切れずにこぼれ球を押し込まれ、先にあまりにも痛い追加点を取られてしまう。このダメージ大きく、ミスが増えてチャンスが創れなくなった一方、守備がますます緩まって相手に好き勝手攻められた。
絶望的な3点目は食らわなかったものの、失意の敗戦。
[試合後]トッティや、昨シーズンの第2戦同様にペロッタの不在が大きかったか。第2戦でマンチェスターUがオープンな試合をしてくれることにすがるしかあるまい。
マンチェスターU
[試合前]できればアウェイゴールが欲しいが、やっぱり守備的?
快勝の前戦リーグ戦から3人の変更。やはり中盤厚めの4-1-4-1の布陣かな。テベスに代わってアンデルソンを中盤に入れた。ただし、最前線にはロナウドを置いて守備の負担を減らし、より守備意識の高いルーニーを左サイドに置いた。負傷したギグスはベンチ止まり、ナニは負傷で、パク・チソンが先発。GKはファン・デル・サールが復帰。負傷のあったキャリックやリオ、エブラは、間に合って引き続き先発。長期負傷から復帰したシルベストルがベンチ入り。
[試合内容]やはり慎重、ミスもあって攻撃のリズムはほとんどなかった。ロナウドも厳しく対応され、ほとんど持ち味が出ない。相手の帰陣が早いため、カウンターのできる場面もほとんどない。ボールを持たせてもらう時間帯もあったが、エンジン掛からずチャンスに至らない。むしろ、創り切れないでボールを失ってカウンターを受ける、まずいパターンすらあった。
守備は、相手のパスや動きに振り回され気味ではあったが、まずまず粘って対応。両サイドのルーニーとパクの守備意識もかなり高く、サイドを埋めている。CKからキャリックが競り負けてヘッドを許すピンチはあった。前半のうちにはビディッチが負傷交代するアクシデントに見舞われる。
それでも前半終盤、ルーニーがトラップで相手を交わしてゴール前に侵入して右サイドに展開すると、スコールズのクロスに後方から走り込んだロナウドが相手にぶつかりながらもヘッドを叩き込み、1チャンスで貴重なアウェイゴールの先制点を挙げることに成功。
さすがにその後は、相手の反撃が始まって押し込まれた。パスで崩されて決定的な形も創られていたが、枠外シュートで助かっている。再びCKからヘッドを許したピンチも、GKファン・デル・サールがセーブ。
しかし後半中頃にまた1チャンス。ブラウンのクロスを逆サイドに走ったパクがヘッドで何とか折り返すと、そのこぼれ球をルーニーが押し込み、大きな2つ目のアウェイゴールも取れてしまった。
これで相手に大ダメージを与えると、余裕も出て来てむしろより攻撃的になった印象。この頃から、ルーニーとロナウドの2トップに変えたようにも観えた。相手の守備が緩んだこともあって、チャンスも増えた。相手のパスミスをもらったロナウドのミドルシュートは惜しくもポスト外側に当たって外れ。ルーニーが戻した所をキャリックが叩いたミドルシュートも惜しくも外れ。終盤、エブラがボールを奪ってからのカウンターからは、途中出場のテベスのクロスからロナウドがボレーを叩くが、わずかに外れ。
相手の勢いの無い攻撃は無難にしのぎ、大きな勝利。
[試合後]アウェイゴール2つに無失点という、望外の大きなアドバンテージが残った。かなり贅沢を言えば、早くも息の根を止める3点目も欲しかったところ。昨シーズンの同対戦のような攻撃的な第2戦が観られそうにないのは残念。ビディッチの負傷の程度は気がかり。
■ビッグチャンス
ローマ: 前半3回 後半3回 =6回(2失点後=0回)
マンチェスターU: 前半1回 後半5回 =6回(2得点後=4回)
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
ローマ:●アクィラーニ(ペロッタとスタイルが違うため仕方ないのかもしれないが、前線への絡みが少なすぎた)
マンチェスターU:○キャリック(守備が上手くなったものだ)
(マンチェスターUの布陣)
ロナウド
ルーニー アンデルソン スコールズ パク
キャリック
エブラ ビディッチ リオ ブラウン
ファン・デル・サール
マンチェスターUが、ローマに押されながらも効率よくアウェイゴール2つを持ち帰り、想定以上のアドバンテージ。
ローマ
[試合前]昨シーズンの借りを返す時。守備が90分間集中してアウェイゴールを許さないで済むかどうか。中盤を支配したいところ。
攻めながら引き分け止まりの前戦リーグ戦から5人変更。負傷を抱えるトッティが欠場、ブチニッチが1トップの位置に入った。ペロッタ出場停止のトップ下には、ジュリに代わってアクィラーニ。温存したデ・ロッシが中盤に、同じくパヌッチがセンターバックに入った。右サイドバックはカッセッティに変更。フアンは間に合わず。
[試合内容]基本的にはペースを握っていたはず。しかし、さすがに第1戦ということもあって慎重で、ゴール前でパスや動きでかき回す場面はあるが、なかなか有効な攻撃にはならなかった。パスの距離が合わずに流れてしまう場面も意外に多い。ボールを追い越す動きはやや少ない印象。CKに合わせたパヌッチのヘッドは枠の上。
守備は、相手ボールになってからの戻りは早く、ロナウドに対する対応は厳しく、ほとんどピンチらしいピンチはなかったはず。プレスを積極的に掛けずに相手にボールを持たせる時間帯もあったが、相手のスピードに乗った攻撃を防ぐためにスペースを消す狙いか。ところが前半終盤、メクセスが交わされてゴール前への侵入からサイドへの展開を許すと、クロスから2列目の飛び込みのヘッドを決められ、痛い先制点を失ってしまった。
ようやくそこから攻撃が本格化。後半には、ボールを追い越す動きも出始め、守備を崩せそうな展開に持ち込んだ。失点直後には、トネットのクロスからブチニッチがゴール前に持ち込んだが、角度のないシュートは外れ(折り返しかも)。後半序盤には、デ・ロッシのくさびを左サイドに流れて受けたブチニッチが、ゴール前に走り込んだトネットにつないだが、そのシュートは外れ。また、ロングスローからマンシーニがバックヘッドでつないでフリーのパヌッチが飛び込むが、このシュートも外れた。CKに合わせたブチニッチのヘッドは好セーブに阻まれ、こぼれ球もメクセス手前でクリアされた。その他、トネットや途中出場のジュリが可能性のあるクロスを入れる形もあったが、中の入り方や人数が足りず、得点に結び付かない。
同点に持ち込めないでいると、後半中頃、クロスからの折り返しを許すと(カッセッティが中に絞りすぎた?)、GKドーニがパヌッチと重なったこともあって確保し切れずにこぼれ球を押し込まれ、先にあまりにも痛い追加点を取られてしまう。このダメージ大きく、ミスが増えてチャンスが創れなくなった一方、守備がますます緩まって相手に好き勝手攻められた。
絶望的な3点目は食らわなかったものの、失意の敗戦。
[試合後]トッティや、昨シーズンの第2戦同様にペロッタの不在が大きかったか。第2戦でマンチェスターUがオープンな試合をしてくれることにすがるしかあるまい。
マンチェスターU
[試合前]できればアウェイゴールが欲しいが、やっぱり守備的?
快勝の前戦リーグ戦から3人の変更。やはり中盤厚めの4-1-4-1の布陣かな。テベスに代わってアンデルソンを中盤に入れた。ただし、最前線にはロナウドを置いて守備の負担を減らし、より守備意識の高いルーニーを左サイドに置いた。負傷したギグスはベンチ止まり、ナニは負傷で、パク・チソンが先発。GKはファン・デル・サールが復帰。負傷のあったキャリックやリオ、エブラは、間に合って引き続き先発。長期負傷から復帰したシルベストルがベンチ入り。
[試合内容]やはり慎重、ミスもあって攻撃のリズムはほとんどなかった。ロナウドも厳しく対応され、ほとんど持ち味が出ない。相手の帰陣が早いため、カウンターのできる場面もほとんどない。ボールを持たせてもらう時間帯もあったが、エンジン掛からずチャンスに至らない。むしろ、創り切れないでボールを失ってカウンターを受ける、まずいパターンすらあった。
守備は、相手のパスや動きに振り回され気味ではあったが、まずまず粘って対応。両サイドのルーニーとパクの守備意識もかなり高く、サイドを埋めている。CKからキャリックが競り負けてヘッドを許すピンチはあった。前半のうちにはビディッチが負傷交代するアクシデントに見舞われる。
それでも前半終盤、ルーニーがトラップで相手を交わしてゴール前に侵入して右サイドに展開すると、スコールズのクロスに後方から走り込んだロナウドが相手にぶつかりながらもヘッドを叩き込み、1チャンスで貴重なアウェイゴールの先制点を挙げることに成功。
さすがにその後は、相手の反撃が始まって押し込まれた。パスで崩されて決定的な形も創られていたが、枠外シュートで助かっている。再びCKからヘッドを許したピンチも、GKファン・デル・サールがセーブ。
しかし後半中頃にまた1チャンス。ブラウンのクロスを逆サイドに走ったパクがヘッドで何とか折り返すと、そのこぼれ球をルーニーが押し込み、大きな2つ目のアウェイゴールも取れてしまった。
これで相手に大ダメージを与えると、余裕も出て来てむしろより攻撃的になった印象。この頃から、ルーニーとロナウドの2トップに変えたようにも観えた。相手の守備が緩んだこともあって、チャンスも増えた。相手のパスミスをもらったロナウドのミドルシュートは惜しくもポスト外側に当たって外れ。ルーニーが戻した所をキャリックが叩いたミドルシュートも惜しくも外れ。終盤、エブラがボールを奪ってからのカウンターからは、途中出場のテベスのクロスからロナウドがボレーを叩くが、わずかに外れ。
相手の勢いの無い攻撃は無難にしのぎ、大きな勝利。
[試合後]アウェイゴール2つに無失点という、望外の大きなアドバンテージが残った。かなり贅沢を言えば、早くも息の根を止める3点目も欲しかったところ。昨シーズンの同対戦のような攻撃的な第2戦が観られそうにないのは残念。ビディッチの負傷の程度は気がかり。
■ビッグチャンス
ローマ: 前半3回 後半3回 =6回(2失点後=0回)
マンチェスターU: 前半1回 後半5回 =6回(2得点後=4回)
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
ローマ:●アクィラーニ(ペロッタとスタイルが違うため仕方ないのかもしれないが、前線への絡みが少なすぎた)
マンチェスターU:○キャリック(守備が上手くなったものだ)