2月20日(水) セルティック2 - 3バルセロナ(@スカパー)
(バルセロナの布陣)
ロナウジーニョ アンリ メッシ
デコ イニエスタ
トゥレ
アビダル Gミリート マルケス プジョル
ビクトル・バルデス
ホームなのに臆病なセルティック相手に圧倒的に優勢だったバルセロナが、2度もリードを許す体たらくながら、結局は順当に勝利。
セルティック
[試合前]得意のホームでだけはアドバンテージを取りたいところ。
快勝の前戦リーグ戦から3人変更。懸案の右サイドバックは、ブラウンが出場停止のため、ハートリーは中盤で使わざるを得ず、カディスなる若手選手が入った。ハートリーとのコンビには、ドナデルに代わってロブソンが先発。ウィルソンは復帰したがベンチ止まり。
[試合内容]強敵相手に縮こまった印象で、中盤のチェックがほとんど掛からず、相手にペースを明け渡した。ゴール前に攻め込まれて最終ラインはバタバタ、危険な状況。やはり危険なパスミスも少なくない。特に右サイドが不安、カディスと中村のコンビではロナウジーニョとアビダルのコンビネーションを止められず、守備に追われる。それでも逆サイドの、ともに好調そうなマッギーディーとマクドナルドにボールが入れば、そこからカウンターを仕掛けられそう。また、フェネホールオフヘッセリンクの高さも十分に使えそう。
ネイラーのPエリア内でのパスミスから際どいシュートを許したり、CKからフリーでシュートを許したり、先制されてもおかしくない展開だったが、1チャンスを生かして先制に成功。やはりマッギーディーの突破からのクロスを受けたマクドナルドがゴール前で粘ると、その戻した所をネイラーのアーリークロスからフェネホールオフヘッセリンクがヘッドを合わせて決めた。しかし守備が改善するわけもなく、その直後、ワンツーでネイラーが裏を突かれ、あっけなく同点に追いつかれる。その後も、攻撃はミス等でうまくつながらず、押し込まれて必死に耐える状況だった。
それでも前半終盤、次のチャンスで勝ち越しに成功できてしまう。マッギーディーがゴール前に運んで浮き球のパスを送ると、2列目から入り込んだロブソンがGK越しのヘッドを決めた。ところが後半序盤、コールドウェルの相手へのプレゼントパスからシュートを決められ、今日もミス絡みの失点、再び追い付かれる。
後半になると、左サイドのカウンターの形もほとんどなくなり、さらにきつい状況。後半途中からマッギーディーと中村の左右を入れ替えたが、アクセントは付かない。深い位置から無理につなごうとして失敗するばかり。中盤でボールを持っても、前に出せずに後ろに下げ、すると大概はプレスを掛けられて相手ボールに変わってしまう。次々とゴール前に鋭いくさびを入れられて崩されそうになり、またセットプレーでもマークを外し、いつ逆転されてもおかしくない。案の定、結局はこぼれ球からの不運も重なったが、最後はコールドウェルが切り返しで交わされてシュートを許し、順当に逆転された。
反撃の勢いも弱く、ほとんど相手を脅かすことなく敗れた。
[試合後]ホームチームらしくない、臆病な戦いぶり。バルセロナ対策をきっちり研究していれば、中盤でプレスを掛けることが鍵と分かるだろうに、試合の入り方から失敗だろう。いつもの訳の分からん終盤の奇跡を起こすなら、それなりに戦わないと。正直、少ないチャンスで2点も取れて1点差で済んだのが奇跡的。この内容で「中村セルティック健闘するも惜敗」って報道されたら、笑える。セルティックって、アウェイで勇敢に戦えるチームかなぁ?
バルセロナ
[試合前]アウェイゴールを取っておきたいところだが、今日は攻撃が機能するかどうか。
前戦リーグ戦から3人変更。ロナウジーニョが復帰後初先発、アフリカ選手権帰りのエトーはベンチスタート。温存したイニエスタとトゥレも先発に復帰。チャビは再びベンチ。引き続きプジョルが右サイドバック。ボージャンは今回召集外。
[試合内容]相手のプレスがかなり緩いこともあって、最近ではましな攻撃のリズム、ロナウジーニョが簡単にボールを持ててしまうので、アビダルとの連携やメッシ等へのサイドチェンジもできてしまう。守備への切り替えもまずまず、こぼれ球も拾え、ほとんどの時間帯で圧倒的にペースを握っていた。実際、アンリが戻した所をイニエスタがシュートを叩き、CKからフリーでアンリがシュートを放つ等、先制点は時間の問題と思われた。
ところが、プジョルがマッギーディーに交わされてゴール前にボールを入れられた流れから、アーリークロスからミリートがヘッドを許し、あっけなく逆に先制点を失ってしまう。それでもその直後、デコとのワンツーからメッシがPエリアに侵入して決め(正確には相手のクリアが当たったのかも)、同点に。ようやくアウェイゴールを確保。さらに攻め立て、やはり逆転できそうな展開。ボールを奪ったアビダルのアーリークロスからアンリがゴール前に侵入したが、フリーのシュートは外した。
しかしまたもや、プジョルとイニエスタがマッギーディーを止められずにゴール前に持ち込ませてしまうと、浮き球から2列目に走り込まれ、遅れたミリートがヘッドを許し、あっけなく再びリードを奪われてしまう。それでも後半序盤、相手がボールをプレゼントしてくれ、アンリが巻いたシュートをゴール隅に沈め、再び同点。
引き続き圧倒的にボールを支配した後半は、プジョルのマッギーディーへの対応も早めになって、突破されることはほとんどなくなった。中盤のプレスで相手の攻撃は食い止めることができてピンチらしいピンチはなくなり、あとは逆転するだけ。
ロナウジーニョのパスからアビダルがシュートを放ち、ゴール前でアンリがコースを変えるが、わずかに外れ。FKからマークを振り切ったミリートがヘッドを合わせるが、GK正面。そして、右サイドから仕掛けた途中出場のエトーのパスが相手に当たってゴール前にこぼれた所を拾ったメッシが、切り返しから守備を交わしてシュートを決め、ようやくこの試合初めてのリードを確保。終盤には、チャビのパスからサイドに飛び出したメッシのクロスに走り込んだアンリが至近距離で合わせたが、これはGKに弾かれた。
相手の反撃は無難にしのぎ、妥当な勝利。
[試合後]先制すべきだったし、もっと点差を広げるべき力の差だった。今シーズンのバルセロナでは、こういう展開になってしまうのだろう。このアドバンテージを持って、第2戦のホームで逆転されたら恥ずかしい。
■ビッグチャンス
セルティック: 前半3回 後半1回 =4回
バルセロナ: 前半5回 後半7回 =12回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
セルティック:●カディス(荷が重すぎた)
バルセロナ:○アビダル(ロナウジーニョとのコンビネーション)
(バルセロナの布陣)
ロナウジーニョ アンリ メッシ
デコ イニエスタ
トゥレ
アビダル Gミリート マルケス プジョル
ビクトル・バルデス
ホームなのに臆病なセルティック相手に圧倒的に優勢だったバルセロナが、2度もリードを許す体たらくながら、結局は順当に勝利。
セルティック
[試合前]得意のホームでだけはアドバンテージを取りたいところ。
快勝の前戦リーグ戦から3人変更。懸案の右サイドバックは、ブラウンが出場停止のため、ハートリーは中盤で使わざるを得ず、カディスなる若手選手が入った。ハートリーとのコンビには、ドナデルに代わってロブソンが先発。ウィルソンは復帰したがベンチ止まり。
[試合内容]強敵相手に縮こまった印象で、中盤のチェックがほとんど掛からず、相手にペースを明け渡した。ゴール前に攻め込まれて最終ラインはバタバタ、危険な状況。やはり危険なパスミスも少なくない。特に右サイドが不安、カディスと中村のコンビではロナウジーニョとアビダルのコンビネーションを止められず、守備に追われる。それでも逆サイドの、ともに好調そうなマッギーディーとマクドナルドにボールが入れば、そこからカウンターを仕掛けられそう。また、フェネホールオフヘッセリンクの高さも十分に使えそう。
ネイラーのPエリア内でのパスミスから際どいシュートを許したり、CKからフリーでシュートを許したり、先制されてもおかしくない展開だったが、1チャンスを生かして先制に成功。やはりマッギーディーの突破からのクロスを受けたマクドナルドがゴール前で粘ると、その戻した所をネイラーのアーリークロスからフェネホールオフヘッセリンクがヘッドを合わせて決めた。しかし守備が改善するわけもなく、その直後、ワンツーでネイラーが裏を突かれ、あっけなく同点に追いつかれる。その後も、攻撃はミス等でうまくつながらず、押し込まれて必死に耐える状況だった。
それでも前半終盤、次のチャンスで勝ち越しに成功できてしまう。マッギーディーがゴール前に運んで浮き球のパスを送ると、2列目から入り込んだロブソンがGK越しのヘッドを決めた。ところが後半序盤、コールドウェルの相手へのプレゼントパスからシュートを決められ、今日もミス絡みの失点、再び追い付かれる。
後半になると、左サイドのカウンターの形もほとんどなくなり、さらにきつい状況。後半途中からマッギーディーと中村の左右を入れ替えたが、アクセントは付かない。深い位置から無理につなごうとして失敗するばかり。中盤でボールを持っても、前に出せずに後ろに下げ、すると大概はプレスを掛けられて相手ボールに変わってしまう。次々とゴール前に鋭いくさびを入れられて崩されそうになり、またセットプレーでもマークを外し、いつ逆転されてもおかしくない。案の定、結局はこぼれ球からの不運も重なったが、最後はコールドウェルが切り返しで交わされてシュートを許し、順当に逆転された。
反撃の勢いも弱く、ほとんど相手を脅かすことなく敗れた。
[試合後]ホームチームらしくない、臆病な戦いぶり。バルセロナ対策をきっちり研究していれば、中盤でプレスを掛けることが鍵と分かるだろうに、試合の入り方から失敗だろう。いつもの訳の分からん終盤の奇跡を起こすなら、それなりに戦わないと。正直、少ないチャンスで2点も取れて1点差で済んだのが奇跡的。この内容で「中村セルティック健闘するも惜敗」って報道されたら、笑える。セルティックって、アウェイで勇敢に戦えるチームかなぁ?
バルセロナ
[試合前]アウェイゴールを取っておきたいところだが、今日は攻撃が機能するかどうか。
前戦リーグ戦から3人変更。ロナウジーニョが復帰後初先発、アフリカ選手権帰りのエトーはベンチスタート。温存したイニエスタとトゥレも先発に復帰。チャビは再びベンチ。引き続きプジョルが右サイドバック。ボージャンは今回召集外。
[試合内容]相手のプレスがかなり緩いこともあって、最近ではましな攻撃のリズム、ロナウジーニョが簡単にボールを持ててしまうので、アビダルとの連携やメッシ等へのサイドチェンジもできてしまう。守備への切り替えもまずまず、こぼれ球も拾え、ほとんどの時間帯で圧倒的にペースを握っていた。実際、アンリが戻した所をイニエスタがシュートを叩き、CKからフリーでアンリがシュートを放つ等、先制点は時間の問題と思われた。
ところが、プジョルがマッギーディーに交わされてゴール前にボールを入れられた流れから、アーリークロスからミリートがヘッドを許し、あっけなく逆に先制点を失ってしまう。それでもその直後、デコとのワンツーからメッシがPエリアに侵入して決め(正確には相手のクリアが当たったのかも)、同点に。ようやくアウェイゴールを確保。さらに攻め立て、やはり逆転できそうな展開。ボールを奪ったアビダルのアーリークロスからアンリがゴール前に侵入したが、フリーのシュートは外した。
しかしまたもや、プジョルとイニエスタがマッギーディーを止められずにゴール前に持ち込ませてしまうと、浮き球から2列目に走り込まれ、遅れたミリートがヘッドを許し、あっけなく再びリードを奪われてしまう。それでも後半序盤、相手がボールをプレゼントしてくれ、アンリが巻いたシュートをゴール隅に沈め、再び同点。
引き続き圧倒的にボールを支配した後半は、プジョルのマッギーディーへの対応も早めになって、突破されることはほとんどなくなった。中盤のプレスで相手の攻撃は食い止めることができてピンチらしいピンチはなくなり、あとは逆転するだけ。
ロナウジーニョのパスからアビダルがシュートを放ち、ゴール前でアンリがコースを変えるが、わずかに外れ。FKからマークを振り切ったミリートがヘッドを合わせるが、GK正面。そして、右サイドから仕掛けた途中出場のエトーのパスが相手に当たってゴール前にこぼれた所を拾ったメッシが、切り返しから守備を交わしてシュートを決め、ようやくこの試合初めてのリードを確保。終盤には、チャビのパスからサイドに飛び出したメッシのクロスに走り込んだアンリが至近距離で合わせたが、これはGKに弾かれた。
相手の反撃は無難にしのぎ、妥当な勝利。
[試合後]先制すべきだったし、もっと点差を広げるべき力の差だった。今シーズンのバルセロナでは、こういう展開になってしまうのだろう。このアドバンテージを持って、第2戦のホームで逆転されたら恥ずかしい。
■ビッグチャンス
セルティック: 前半3回 後半1回 =4回
バルセロナ: 前半5回 後半7回 =12回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
セルティック:●カディス(荷が重すぎた)
バルセロナ:○アビダル(ロナウジーニョとのコンビネーション)