12月12日(水) フェネルバフチェ3 - 1CSKAモスクワ(@スカパー)

 フェネルバフチェが、チャンスの数の割には決定力は低かったものの、消化試合のCSKAモスクワに逆転勝ち、ホームでグループリーグ突破を決めた。

フェネルバフチェ
[試合前]ホームで勝てば文句なしにグループリーグ突破が決まり、他会場の結果によっては負けても大丈夫。
 4-4-1-1の布陣かな。左サイドには、いつものベデルソンではなく、ウール(・ボラル)が入っていた。引き続き1トップにセミッヒ、トップ下にアレックス。負傷明けのケジュマンがベンチ入り。
[試合内容]当然ボールを支配し、アレックスを中心にテンポよくパスを回してペースを握った。ボールを失っても前線から積極的に奪い返しに行って、波状攻撃もできている。しかし、それなりにチャンスはあるものの、相手の粘る守備に手こずり、先制点が奪えない。アレックスのパスからセミッヒのシュートはGKに弾かれ、そのこぼれ球を拾ったアレックスの右足のシュートは弱かった。むしろセットプレーの方が可能性が高かった。CKからゴール正面フリーでデイビッヂがヘッドを叩けたが、ゴール手前で守備にクリアされた。ショートCKから同じくゴール正面フリーのセミッヒのヘッドは、枠を外れた。
 他方で時折相手の鋭いカウンターも受けていたが、守備を完全に崩されることはなかった。ところがそのうちの1回、右サイドを崩されてクロスを許すと、GKボルカン・デミレルがキャッチできたのに手前でエドゥがクリアに行って自陣のゴールへ入れてしまい(GKボルカンのコーチングはあったのか?)、まさかの自殺点で先制点を失って青ざめた。
 しかしその直後、クロスのこぼれ球を拾ったアレックスが見事なミドルシュートをサイドネットに突き刺し、貴重な同点ゴール。失点した途端にようやく得点できた。さらに、ギョハンのクロスからアウレリオがフリーでヘッドを合わせたが、これはGK正面。それでも前半終了間際、アレックスの相手3バックの大外を突いたパスからウールがシュートを決め、逆転でようやく勝ち越しに成功。
 後半は攻撃のペースを落としたが、目標達成を確実にする追加点を狙い、チャンスもあった。しかし、前半に続いて決定力が低い。左サイドを突破したウールの高速クロスから、ゴール前フリーでセミッヒがヘッドを合わせたが、枠に飛ばず。また後半中頃、スローインを(セミッヒ?)が落としてウールがシュートを放つが、惜しくもバー直撃。
 序盤に(エドゥ?)のクリアミスから危険なシュートを許す等、後半は追い付かれそうな危ない場面がないことはなかったが、守備を集中してしのいでいた。終盤には守りに入って攻め込まれる場面もあったが、失点するまでの決定機は許さず。
 そして終了間際、クィック・リスタートからアウレリオの上げたクロスにウールがヘッドで合わせ、この試合の勝利とグループリーグの突破を確実にする得点がようやく決まった。決定力の低さに苦しんだものの、順当に勝利。
[試合後]序盤戦の勢いのまま、グループリーグ突破を決めた(2位通過)。初戦のインテル戦の勝利と、アウェイの2つの引き分けが大きかった。決勝トーナメントでも、ホームは大きな牙城となりそうだ。

■ビッグチャンス
 フェネルバフチェ: 前半11回 後半5回 =16回
 CSKAモスクワ: 前半0回 後半2回 =2回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 フェネルバフチェ:○アレックス(リズムを作るパスもあればラストパスも、ミドルシュートまで)、○セミッヒ(前線の起点作りとして効いていた)、○ウール・ボラル(特に得点して以降の後半、サイドの突破等)