12月4日(火) ミラン1 - 0セルティック(@スカパー)

(ミランの布陣)

          インザーギ
 
        セードルフ   カカ

  アンブロジーニ  ピルロ  ガットゥーゾ

ファバッリ  ボネーラ  シミッチ  カフー

            カラチ

 セルティックが、やはりミランの攻撃に耐え切れずアウェイでまた負けたものの、他力本願で労せずラッキーなグループリーグ突破。

ミラン
[試合前]引き分け以上でグループ1位での通過を決めることができるが、当然ホームなんだから勝利は必須だろ。アウェイでの借りもあるし。
 しかし、その前戦リーグ戦から6人変更。1トップはインザーギに変更。GKはジーダを休ませてカラチ。さらに最終ラインをごっそり入れ替えやがった。より疲労が溜まっていそうな中盤はそのまま、と訳の分からん中途半端なローテーション。
[試合内容]はぁ。。。今日も、パスは回れどもチャンスが生まれない展開。こんな状況でも実況・解説では賞賛されてしまうのだから、悲しくなってしまう。しかも、まるでクラブW杯に向けた壮行試合みたいな捉え方にも聞こえてくる。。。
 そりゃ、相手に攻める気がないんだから、ずっと主導権は握れているし、攻撃にリズムがあるように観えてしまうけれど、だからって、相手の守備を崩してこれはというチャンスが創れないんじゃ、しようがない。
 それでも一応、前半終盤に向かうにつれ、徐々に攻撃のペースが上がってきているような気はする。前半終盤のショートCKから、ファバッリのパスからセードルフがシュートを放ったが、外れ。後半序盤のシュートのこぼれ球をゴール前で拾ったインザーギは、無理な体勢でシュートを狙って失敗。カカのサイドチェンジからファバッリが入れたクロスをインザーギが押し込もうとしたが、どの時点であったかよく分からないオフサイドの判定。他方でその間、ロングパス1本で途中出場のカラーゼが裏を取られて決定的なピンチを迎えており、イライラする展開。
 しかし後半中頃、中盤でボールを奪って、カカのパスから追い越したカフーがマイナスの折り返しを入れ、これを一歩下がってマークを外したインザーギが押し込み、ようやく待望の先制点。
 その後も手を抜かずに攻撃的な姿勢を見せ、チャンスも創っていたが駄目押しが奪えない。終盤のカウンターから、カカが得意のスピードに乗った左サイドのドリブルから決定機を創るが、GKも交わした後にシュートは守備にブロックされた。他方で相手にもカウンター等でチャンスを与えていたのが情けないが、一応失点は免れた。最低限の1点差で勝利は手に入れた。
[試合後]勝ったからユベントス戦よりは多少まし。しかし内容には満足できない試合が続く。それでも1位通過できるのだから、グループ分けに恵まれた。わざわざセリエAを1つ飛ばしてまでクラブW杯に集中したのだから、当然それなりの内容と結果を見せてくれるんだろうなぁ?

セルティック
[試合前]引き分け以上でグループリーグ勝ち抜けを決めることができる状況。定番のミスを出さない守備ができるかどうか。
 布陣をいじり、守備的に中盤を厚くした4-2-3-1の布陣かな。フェネホールオフヘッセリンクをベンチに残し、収まりの悪そうなマクドナルドの1トップ。中盤にイタリア帰りのドナーティを久々に先発させて加えている。最終ラインに負傷者続出のため、左サイドバックにはオデイ、センターバックにはプレスリーが先発。中村も引き続き負傷中。
[試合内容]当然ながら、慎重で非常に守備意識の高い試合運び。ラインを低く構えて守り倒そうという姿勢が観て取れる。下がってスペースは消し、ゴール前でチェックを掛けてピンチの芽を摘み取ろうとしていた。前半中頃にはいつものミスを犯し、マクマナスがゴール前の相手にパスをしてしまったが、ミドルシュートを外してもらえて助かった。
 攻撃は、マッギーディーに預けてドリブルで前で運んでもらうだけしか目立たない。それも、そこで止められて終わり。後半序盤に1回だけ、マクマナスのロングパスからブラウンが抜け出すことに成功したが、シュートは大外し。
 後半になるとますます押し込まれる展開。サイドチェンジやクロス等大きな展開になると、守備が振られて崩れそうになっている。それでもシュートに対して体を張って止める等、粘りを見せていた。しかし、ついに後半中頃、パスでサイドをえぐられてマイナスの折り返しを入れられ、先制点を奪われてしまう。
 その後もなかなか反撃に向かうことができず、むしろ守備のマークが空き始めた印象で、ピンチを迎えている。それでも、途中から投入したフェネホールオフヘッセリンクにボールを集め、そのポストプレーからチャンスをうかがう。終盤には、コールドウェルのくさびを受けたフェネホールオフヘッセリンクが落とした所をブラウンが引き取ってシュートに持ち込んだが、GK正面。カウンター等からのチャンスもあったが、同点弾には結びつかなかった。
[試合後]予想通りアウェイで3連敗したものの、シャフタールが自滅してくれたおかげで、今シーズンもホーム3勝だけで幸運にもグループリーグ突破に成功。とてもそのレベルには達しているとは思えないが。。。一応、他会場の試合展開からそのまま放っておいても突破が決まる状況にもかかわらず、終盤1点を取り返しに行こうとしていた姿勢は買える。

■ビッグチャンス
 ミラン:    前半2回 後半7回 =9回
 セルティック: 前半0回 後半4回 =4回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ミラン:○ファバッリ(特に後半、効果的な攻撃参加と1対1の守備対応)、○カフー(特に後半の攻め上がりで脅威を与えた)、●ピルロ(ボールを失ったり、肝心のパスを通せなかったりした場面が目立つ)、●カラーゼ(急遽出場で、レギュラーのはずなのに時折不安定な守備)