11月28日(水) セルティック2 - 1シャフタール・ドネツク(@スカパー)

 セルティックが、ミスを繰り返してリズムに乗れなかったのに、終了直前のゴールで奇跡的に逆転勝ち、シャフタールに対して半歩リード。

セルティック
[試合前]最終節を考えると、できれば3点差以上を付けて勝っておきたいところ。中村は間に合わず。マッギーディーが右サイドに回って、ヤロシクが左サイドに入った。ドナーティではなくハートリーが中盤センターに先発。ウィルソン負傷中でコールドウェルが右サイドバックに回り、ケネディがセンターバック。
[試合内容]アウェイの第1節と同様、ミスから先制点をプレゼントする、最低の入り方。ロングボールの処理をケネディがクリアミスしてしまい、これをそのまま決められてしまった。さらに10分頃にはネイラーが負傷交代、ハートリーが左サイドバックに入る不測の事態が発生。また攻撃のテンションが上がって来た前半終盤にもケネディが負傷交代し、攻撃でリズムに乗れない。失点後も、ロングボールのこぼれ球を拾われることが多く、攻撃も受けている。セットプレーからも決定的なシュートを打たれ、嫌な流れ。
 攻撃では、右サイドのマッギーディーとコールドウェルからが中心。前半中頃には、コールドウェルのクロスからフェネホールオフヘッセリンクが守備の前に入ってヘッドを合わせたが、わずかに外れ。多くの時間帯でペースは握っているものの、それ以外はなかなかチャンスを創れない。2トップがなかなかボールを収めてくれず、また細かいミスも目立つ。
 それでもこのホームではなぜかツいている。前半終盤、ゴール前に入れたボールを相手の守備2人味方同士で競り合ってくれ、そのこぼれ球をフリーのヤロシクが決め、同じくミス絡みで同点に追い付いた。さらに前半終了間際にも、マッギーディーのクロスから再びヤロシクがフリーでヘッドを合わせる決定機があったのに、これを外してしまう。
 後半になっても、ミスをちょこちょこと犯して攻撃のリズムが上がらない。カウンターを仕掛けようとした所で、マッギーディーがゴール前でありえないパスミスをして際どいシュートを許す有様。CKからはまたもヤロシクがヘッドを叩くチャンスがあったが、これも外れ。
 ところが終了直前に、またセルティックパークの奇跡。最後の猛攻から、マッギーディーのクロスを受けたドナーティーがシュートを放つと、これがブロックに当たりながらもゴールに吸い込まれ、劇的な逆転。内容は悪いながらも、またホームで勝ててしまった。
[試合後]今シーズンもホームだけで勝ち点9の荒稼ぎ。ミラン戦に引き分けることができさえすれば、グループリーグ突破を自力で決められる。アウェイでミスのない試合ができるか。すでに突破を決めているミランが、1位通過を狙わずにメンバーを大幅に落としてくれれば、勝ち点を挙げる可能性は高いかも。

シャフタール
[試合前]勝てばグループリーグ突破がかなりの確率で近付き(他会場の結果次第で確定)、引き分けても有利になる状況。フェルナンジーニョは出場停止のため、ブランドンをその空いた左サイドに置き、守備的にレバンドウスキーとヒュブシュマンのダブル・ボランチにした、ルカレッリ1トップの4-2-3-1の布陣。
[試合内容]慎重に試合を運ぶ予定だったはず。しかし序盤、放り込んだロングボール相手のクリアミスからブランドンに決定機が舞い込み、あっけなく先制点が奪えてしまった。
 その後も、リスクを犯さず長いボールを多用、これをルカレッリやブランドンが競る形が多いが、比較的そのこぼれ球を拾うことができていたため、攻撃に時間も作れて理想的な展開。また、セットプレーから追加点を奪うチャンスもあったが、CKのこぼれ球からブランドンのシュートは守備にブロックされ、直後のCKに合わせた同じくブランドンのヘッドはGKに弾かれた。
 守備は、リードしていることもあってか守備意識が高く意外に集中を保ち、多くの隙は見せない。セットプレーもよく競り勝ち、サイドも人数を掛けて対応。
 ところが前半終盤、守備で痛恨のミスを犯して同点の機会をお返ししてしまう。ゴール前に放り込まれたボールにスルナとチグリンスキーの2人で競り合ってしまい、こぼれ球をフリーでシュートを決められた。途端に守備がバタつき、余裕がなくなった対応。前半終了間際にはクロスから決定機も許したが、外してもらえて助かったほど。
 それでも後半は相手がミスを繰り返してくれたので何とか落ち着きた。逆にその相手のミスを利用して再び勝ち越すことも、精度が足りずになかなかできない。前半のような長いボールの精度も落ち、押し上げがなくてこぼれ球も拾えず、攻撃の機会も減るばかり。終盤に、ジャジソンのパスを受けた途中出場のグラドキーの折り返しからブランドンがシュートを叩くが、枠を捉えなかった。
 運動量は落ちながらも相手にほとんどチャンスを与えず、しのぎ切れそうな気配だった。ところがロスタイム、最後の猛攻を受けると、クロスからゴール前でシュートを許し、ブロックも及ばず、痛恨の逆転弾を奪われてしまった。
[試合後]前半終了間際にミスから同点を許したことの方が痛かったかな。リードされることがなかったこともあって、自慢の攻撃力も期待外れ。ホームでの最終節を勝ったとしても、セルティックが負けることを祈るしかない他力本願の状況。

■ビッグチャンス
 セルティック: 前半4回 後半2回 =6回
 シャフタール: 前半4回 後半2回 =6回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 セルティック:●マクドナルド(ファーストタッチが下手でボールが収まらない、周りを使えない)