11月28日(水) ベンフィカ1 - 1ミラン(@スカパー)

(ミランの布陣)

          ジラルディーノ
 
        カカ   セードルフ

   ガットゥーゾ   ピルロ   ブロッキ

セルジーニョ  カラーゼ  ネスタ  ボネーラ

            ジーダ

 ミランが、せっかくいい流れで先制したのに、ミスから流れをベンフィカに渡してしまい、辛うじて引き分けに持ち込んでグループリーグ突破を決定。

ベンフィカ
[試合前]負ければ敗退が決まってしまうため、勝利が絶対条件。4-2-3-1の布陣。ジル(ビニャ)は6試合の出場停止中だが、ペティが負傷から復帰。1トップはカルドーソではなくヌノ・ゴメスが先発した。
[試合内容]第1節の前回対戦同様の甘い守備で、よくない入り方。中盤のプレスをそれほど厳しくできず、ボールへの寄せも甘く、相手のパス回しを許してペースを握らせてしまった。序盤から際どいピンチを招いた末、ついにミドルシュートで先制点を失った。攻撃では、Pエリアに侵入できずにミドルシュートくらいしか手がない状況だった。
 しかし失点直後、ヌノ・ゴメスが相手ゴール前でボールを奪いCロドリゲスに渡して最初の決定機を創ることに成功、これは決められなかったものの、攻撃の勢いを取り戻した。そしてその直後、切り返しで1人交わしたマキシ・ペレイラがミドルシュートを決め、早くも同点に追い付くことに成功。
 さらに勢い付き、攻守ともに積極姿勢になってペースを握った。サイドから仕掛けてクロス、また細かいパス回しでリズムに乗ってチャンスも数多く創り、逆転しそうな押せ押せムード。守備の対応も序盤とは見違えるように厳しくなり、相手に攻撃の機会を与えない。
 ルイ・コスタとのワンツースリーのパス交換で崩してCロドリゲスのシュートは外れ。(Mペレイラ?)のクロスからCロドリゲスのヘッドも外れ。前半終盤には、レオのクロスを受けたヌノ・ゴメスが守備を引き付けてフリーのMペレイラに渡したが、シュートはブロックされた。後半中頃にも、Mペレイラのクロスからヌノ・ゴメスがフリーでボレーを放つが、シュートはGK正面。決定力に欠いてもう1点が取れない。
 後半途中からは、安易にミドルシュートを放ちすぎの印象で、少しもったいない攻撃。じっくり守備を切り崩してよかったのでは?終盤のルイ・コスタの絶妙と思われたラストパスは、途中出場のカルドーソの狙いと逆。攻撃的な選手交代も実らず、勝ち越し点が奪えなかった。
 終盤にロングフィード一発からレオが交わされて決定的なピンチはあったが、それ以外はカカのカウンターもよく食い止め、相手の攻撃を封じていた。残念な引き分け止まり。
[試合後]他会場が引き分けに終わらなかったため、敗退が決定。決定力が低すぎた。この試合も、最初から臆せず積極的に行けば、勝てたかもしれないのに。

ミラン
[試合前]引き分ければグループリーグ突破を決められる状況。クラブW杯を含めた過密日程を考えれば、ここで決めておきたいところ。
 前戦リーグ戦からは4人変更。ロナウドはベンチに残し(直前に負傷したため外れた?)、4-3-2-1の布陣に変更。アンブロジーニが新たに負傷したが、どうせ出場停止で、ブロッキが先発。セードルフは負傷から復帰。マルディーニに代わってカラーゼ、オッドに代わってボネーラが先発。やや守備的な布陣か。インザーギは病欠のまま。
[試合内容]相手が積極的に来なかったため、前半途中まではペースを握ることができた。テンポよくパスを回して攻撃のリズムが上がり、チャンスも生まれた。中盤のボールへの寄せも早くできていた。序盤にはブロッキのクロスがフリーのジラルディーノに渡るが、うまく押し込めず。それでも、ピルロがミドルシュートを決め、流れどおりに先制点を確保した。
 ところがその直後、自らのミスで流れを変えてしまう。セルジーニョが自陣ゴール前でボールを奪われる、大チョンボを犯し、この決定的なピンチはネスタのカバーで何とかなったものの、相手の勢いを付かせてしまった。すると直後には、ガットゥーゾが交わされてミドルシュートを打たれ、あっけなく同点に追い付かれてしまった。これで相手にペースを明け渡し、押し込まれる展開に。相手のパス回しを食い止めることができずにゴール前に侵入され、また左サイドを崩されて危険なクロスを入れられ、逆転されそうな場面がいくつも。
 後半序盤だけは多少ペースを押し戻したかと思われたが、やはり大きく流れは変わらない。相手の守備が厳しくなったため、攻撃のリズムが出ず、ほとんどシュートに結びつかない。カウンターからカカの個人技に頼るが、人数を掛けて止められてしまう。相変わらず危険なエリアに入り込まれて崩されそうになっていたが、何とか最後で守り切った。
 終盤に、ロングフィード一発からカカが守備を交わして決定機を創ることができたが、シュートを決めることはできなかった。内容を考えれば仕方のない、引き分けには持ち込んだ。
[試合後]最低限の勝ち点1は何とか確保し、グループリーグの突破は決定。最終節はメンバーを落とすのだろうか。1位通過も重要なのだが、クラブ全体がどうもクラブW杯の方に目が向いているような気がする(もしかしたらセリエAよりも)。。。

■ビッグチャンス
 ベンフィカ: 前半6回 後半4回 =10回
 ミラン:   前半4回 後半2回 =6回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ベンフィカ:○マキシ・ペレイラ(特に前半、よく仕掛けた)、○ルイ・コスタ(パスセンスはさすが、シュートはちょっと。。。)
 ミラン:●セルジーニョ(守備)