11月7日(水) ステアウア・ブカレスト0 - 2セビージャ(@スカパー)

 セビージャが、また後半はステアウアにもチャンスを与えたものの、順当に勝利。

ステアウア
[試合前]4連敗を喫すれば、早くもグループリーグ敗退が決定してしまう厳しい状況。UEFAカップ出場権争いのためにも、勝ち点を挙げておきたいところ。4-2-3-1の布陣か。
[試合内容]やはり中盤の攻防で勝つことができず、ペースを握れなかった。速いパス回しに翻弄され、際どいシュートも打たれている。中盤でタイトな守備に遭ってパスがつながらず、最終ラインからどうつないでいいのか、困っている状態。仕方なくロングボールに頼るが、前線に収まることは少なかった。
 そして前半中頃、CKからニアに入られてフリーでヘッドを合わせられ、いったんセーブしたもののこぼれ球を押し込まれ、やはり先制点を失った。その後も、中盤でボールを奪われたりして、カウンター等から危険な場面が発生したが、前半は1失点で済ますことができたのは幸い。
 後半からは、それでもボールを前に送って攻撃を仕掛け、ペースを握れるようになった。ミスも少なくないものの、高い位置でパスが通るようにもなった。(?)のパスからニコリツァが抜け出した決定機もあったが、シュート前に守備に入られた。また、CKのこぼれ球を拾った(?)のシュートをゴール前で受けた途中出場のバデアがシュートを決めたが、無情にもオフサイドの判定(バデア自身はオンサイドに観える)。
 しかし後半中頃、逆に細かいパス交換でサイドを崩されてクロスを入れられ、ヘッドを叩き込まれて追加点を失ってしまう。
 ディカのパスから途中出場のスルドゥが抜け出したチャンスはあったが、後ろから押されて倒れたのに、PKもなければシミュレーションのイエローもない、不可解な判定。国内の不振もあって、ミスをするたびに地元のサポーターからもブーイングを受ける状態で、敗れた。
[試合後]前半から、後半のように積極的に出れば、違う結果だったかもしれない。グループリーグ敗退は確定。スラビア・プラハが勝ち点1を加えたため、UEFAカップ出場権獲得も厳しくなった。

セビージャ
[試合前]グループリーグ突破をほぼ確定するため、アウェイであっても勝っておきたいところ。前戦リーグ戦から3人変更。ファビアーノに代えてレナトをトップ下に入れ、慎重な4-2-3-1の布陣に変更。最終ラインのクレスポとファシオが負傷したため、左サイドバックにアドリアーノを下げ、センターバックにモスケラ。空いた中盤の左サイドにはヘスス・ナバスが回り、右サイドには新戦力デ・ムルがようやく初めて?先発。
[試合内容]パス回しとプレスで攻守のリズムを作り、問題なくペースを握った。右サイドはデ・ムルがあまり機能せず、ナバスとアドリアーノの左サイドからの攻撃が多い。中盤ではケイタやポウルセン等がタイトにチェックを掛け、相手のパス交換をよくつぶしている。
 アドリアーノのくさびを受けたカヌーテのポストプレーから走り込んだレナトがフリーでシュートを放つが、枠の外。CKから、ポウルセンが合わせたヘッドはセーブされたものの、こぼれ球をレナトが押し込み、流れの中からではなかったが順当に先制に成功した。直後にもカウンターから、ナバスのパスをカヌーテがダイレクト・ボレーで狙うが、これは外れた。前半終盤には、中盤でボールを奪ったモスケラがそのまま持ち上がりパス、カヌーテのシュートは外れた。
 ところが後半になると、相手の攻勢を受けてペースを明け渡してしまう。中盤のプレスもやや緩くなっていた印象。パスがつながらなくなって攻撃もほとんどできなくなっていた。後半序盤にはパスで決定機を創られたが、モスケラの好守で逃れる。
 それでも後半中頃のFKの流れから、Dアウベスとレナトのワンツーでサイドを崩してナバスがクロスを入れ、これにレナトが飛び込んでヘッドを叩き込み、1チャンスで先に追加点を挙げることができた。これでペースをある程度押し戻すことに成功。何度か際どい場面はあったものの、無失点で逃げ切った。
[試合後]前半の攻守のリズムが後半に失われたのが残念。次節のホーム・アーセナル戦(おそらく若手主体)に勝って突破を決められるかどうか。

■ビッグチャンス
 ステアウア: 前半1回 後半4回 =5回
 セビージャ: 前半7回 後半3回 =10回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 セビージャ:●デ・ムル(出場機会少なく仕方ないかな)