11月7日(水) インテル4 - 2CSKAモスクワ(@スカパー)

 インテルが、CSKAモスクワのカウンターにはまって2点を先に失ったものの、即座に同点に追い付くことができ、後半は攻め立てて逆転勝利。

インテル
[試合前]前戦リーグ戦から3人変更。クレスポがクルスに代わってイブラヒモビッチと2トップ。中盤の左サイドにマクスウェル。スタンコビッチに続きフィーゴも負傷したため、サネッティが中盤の右サイドに回り、ダクールがセンターに入った。キブとマイコンの出場停止は明けて、最終ラインの変更なし。ブルディッソはまだ出場停止。
[試合内容]基本的にはペースを握った。しかし、序盤は攻撃が活性化せず、あまりチャンスに至らない。むしろ、相手ボールになった時に相手攻撃陣にボールを受けさせてしまい、カウンターを受けていた。
 そして前半中頃、やはりカウンターから、サムエルがボールを奪えずにゴール前まで運ばせてしまうと、パス交換で崩されてシュートを決められ、先制点を失った。それでもその直後、イブラヒモビッチとのワンツーからマイコンが抜け出すが、飛び出したGKに防がれた。逆に、再びカウンターからパス1本で最終ラインの裏を取られてしまい、戻ったコルドバとダクールも止められずにシュートに持ち込まれ、よもやの追加点まで失った。
 ところがその直後、FKからイブラヒモビッチをフリーにしてくれ、あっさり1点差に戻すことができたのが大きかった。さらにその直後、マイコンのくさびパスを、守備を引き付けたクレスポがスルーすると、走り込んだカンビアッソが抜け出してシュートを決め、早くも同点に成功。
 後半も同様の流れ。ペースを握って攻める時間も多いが、カウンターも仕掛けられている。ただし相手が危険な選手を1人引っ込めてくれたおかげで、対応はやりやすくなった。
 マクスウェルのクロスに競ったこぼれ球を拾ったイブラヒモビッチの浮かしたシュートは、外れ。ボールを奪ったサネッティがドリブル突破から上げたクロスに、走り込んだカンビアッソがフリーでヘッドを合わせるが、外してしまう。しかしCKから、途中出場のクルスがニアで受けてヒールでゴール前に流すと、これをカンビアッソが押し込み、逆転に成功。さらに、パスを受けたイブラヒモビッチが反転から強烈なミドルシュートを叩き込み、相手の息の根を止めた。
 その後のカウンター等のチャンスを途中出場のスアソは決められなかったが、逆転で勝利を収めた。
[試合後]スイッチが入れば、さすがに破壊的な攻撃力。3連勝でグループリーグ突破に大きく近付いた。次節フェネルバフチェ相手にホームでリベンジできれば、確定するはず。

CSKAモスクワ
[試合前]負けてしまうと、他会場の結果によってはグループリーグ敗退が決まる、かなり厳しい状況。バグネル・ラブが先発に復帰し、ジョー、ダニエル・カルバーリョ、ドゥドゥとのブラジル・ネットワークが完成。GKアキフェーフは負傷から復帰している。イグナシェビッチが負傷のため、3バックにはグリゴリエフが入った。3-5-2の布陣。
[試合内容]基本的には堅く守ってカウンター狙い。前の3人を残し、人数を掛けて守備を固めた。この3人にボールが入ることも少なくなく、カウンター攻撃の機会も十分。しかし、最後は個人技で仕掛けるために時間を掛けてしまい、相手の守備に戻られてつぶされるパターンが多い。それでも、そのパターンから打開して先制点を奪って見せた。前半中頃、カウンターからジョーが力強いドリブルでゴール前まで運ぶと、いったんラブに預けて戻したところをシュートに持ち込み、貴重な先制点を挙げた。さらに、カルバーリョの一発ロングパスからラブがオフサイドぎりぎりで抜け出すことに成功、2人の守備に戻られながらも粘ってシュートに持ち込み、追加点まで決めた。
 ところがその直後、気が緩んだのか、FKからノーマークで合わさせてしまって1点を返させてしまう(ジョーがサボった?)。するとその直後にも、守備を崩されてあっけなく同点に追い付かれてしまった。せっかくの2点のリードが水の泡。
 後半もカウンターからの個人技で何度か惜しい場面はあるが、ジョーをハーフタイムで交代させたことで(負傷?)前線に絡む人数が減り、決定機が生まれない。結果として、相手の守備の狙いをはっきりさせてしまった印象。カルバーリョのパスから抜け出したラブのシュートも、カバーした守備にブロックされた。
 他方で、逆転を狙う相手の攻勢に徐々にさらされていく。そして後半中頃、CKからうまくゴール前にボールを流し込まれてシュートを決められ、ついに逆転された。さらに、ゴール前で反転を許して豪快なミドルシュートを叩き込まれ、トドメを刺された。終盤はチャンスらしいチャンスなく、敗れた。
[試合後]途中までは比較的いい内容の試合をしているのに、結局は残念な結果になるパターンが多い。うまく行っていれば、ここまで勝ち点1なんてことはなかったはず。ともかく、グループリーグ突破は絶望的といわざるを得ない。

■ビッグチャンス
 インテル:     前半5回 後半6回 =11回
 CSKAモスクワ: 前半3回 後半0回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 インテル:○カンビアッソ(前線への飛び出し)
 CSKAモスクワ:○バグネル・ラブ(奪われないドリブル)