10月23日(火) ローマ2 - 1スポルティング(@スカパー)

 ローマが、トッティの負傷もあって攻撃が停滞する中、個人技で何とか勝ち越し、辛うじて勝利。

ローマ  前戦リーグ戦から4人変更。フアン、パヌッチ、GKドーニが先発に復帰。ペロッタ負傷?でジュリがトップ下に回り、中盤の右サイドにはカッセッティが入った。
 ホームではしっかり勝っておきたいところだが、いきなり序盤にFKからのシュートをブロックされたトッティが足を痛めるアクシデントが発生。この様子見で攻撃がしづらくなってしまう。
 それでも、CKのこぼれ球のチャンスをメクセスが外してしまった後、再びCKからフアンがヘッドを決め、先制には成功した。しかしその直後、左サイドを崩されてクロスからヘッドを許し、あっけなく追い付かれてしまう。その後も、前戦リーグ戦と同様に、集中を欠いたような守備が見られてバタバタしている。
 それでも前半のうちに再び勝ち越すチャンスはあったが、マンシーニのパスからトッティのシュートは外れ、CKから再びフリーのフアンはヘッドを外してしまう。そのうちトッティの状態が悪化、前線の起点としてボールを入れられなくなって攻撃のリズムが失われた。結局ハーフタイムを待たずにブチニッチに交代。
 しかしその後も、ミスがやたらに多くて落ち着いてパスをつなぐことができず、主導権を握ることができない。それでも後半序盤には、カッセッティが仕掛けたこぼれ球を拾ったブチニッチが倒されて得たPKの絶好機が舞い込んだが、マンシーニが止められてしまう。その後、マンシーニには終始ブーイング(他の要因も?)。
 しかし後半半ば、カウンターがつながると、ブチニッチが個人技でサイドをえぐってシュートも突き刺し、何とか勝ち越し点をもぎ取ることに成功した。その後は守備意識を増して相手の単調な攻撃をしのぐだけ。カウンターもできそうだったが、やはりミスをして決定機に結び付けられず、突き放させないまま終了。
 チーム状況は攻守ともかなり良くない。トッティも負傷離脱してしまったら、どうなることやら。ただ、おそらく最終節のマンチェスターUはすでに突破を決めているだろうから勝ち点3の可能性は高く、次のアウェイ2連戦で結果を残せばグループリーグ突破はできるはず。

スポルティング  中盤ダイアモンド型の4-4-2の布陣。アンデルソン・ポウガはベンチからも外れ、中盤が本職のミゲル・ベロゾがセンターバックに入っている。GKも、スタンコビッチではなくティアゴ。
 1勝1敗と悪くなく、アウェイでは引き分け狙いかと思いきや、意外に積極的な仕掛けを見せた。しかし、いつもどおり最後の決め手に欠けている印象。
 守備も、プレスを高い位置から掛け、寄せも早くてマークもまずまず。しかし、セットプレーのマークはかなり怪しく、何度もヘッドを許していた。そして、GKティアゴの飛び出し判断のミスも重なり、やはりCKから先制点を失った。
 それでもその直後、(ロマニョーリ?)とアベルでサイドを崩してアベルがクロスを入れると、リエジソンがヘッドで合わせ、間を置かずに追い付くことができた。その後も積極的で、パスをよく回してペースも握ってはいたが、やはり最終的に守備を崩す攻撃ができない。
 すると後半序盤、こぼれ球への対応が遅れたミゲル・ベロゾとトネルが相手をはさんで倒してしまいPKを与えてしまったが、これはGKティアゴの好セーブで事なきを得た。しかし後半中頃、カウンターから個人技でアベルが交わされてサイドをえぐられると、トストもゴール前で軽く交わされてしまい、勝ち越し弾を許した。
 その後の攻撃も相変わらずどころか、雑になるばかりで、何の惜しいチャンスも生むことなく敗れた。
 ホームを2戦残しているのが救いだが、得点力は期待できそうにない。

■ビッグチャンス
 ローマ:     前半5回 後半2回 =7回
 スポルティング: 前半2回 後半1回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ローマ:●ピサーロ(ミスは多いし、持ちすぎて囲まれて奪われそうになることもしばしば)
 スポルティング:○ジョアン・モウティーニョ(幅広くプレスを掛け、ボールをよく拾い奪う)