10月24日(水) レアル・マドリード4 - 2オリンピアコス(@スカパー)

 Rマドリードが、守備が緩い上に退場者も早々に出したオリンピアコス相手に、同じく怠慢な守備から逆転を許す体たらくで、辛うじて終盤に逆転勝ち。

Rマドリード  前戦リーグ戦から3人変更。イグアインとディアラに代わって、ロビーニョとガゴが先発に復帰。カンナバーロ負傷?で、Sラモスがセンターバックに回り、右サイドバックにはサルガドが入った。
 開始早々、ロビーニョがゴール前でボールを奪うと、そこからのパスで抜け出したファン・ニステルローイのシュートは止められたものの、こぼれ球をラウールが押し込み、あっさりと先制に成功。これなら楽勝かと思われた矢先、サルガドがサイドからクロスを上げさせてしまうと、中もほとんどマークできておらず、シュートを叩き込まれてあっけなく追い付かれてしまった。
 それでも、スナイデルのパスからファン・ニステルローイが抜け出しそうになった決定機を止められ、相手に退場者発生、非常に有利な立場に立った。しかし、ミスも少なくなく、相手の守備がかなり緩いにもかかわらず、意外にチャンスが少ない。他方で隙を突かれてカウンターも受けていた。
 CKの流れから、スナイデルのクロスになぜかフリーのファン・ニステルローイがヘッドで合わせるが、もう一歩ミートせず。前半終盤には、グティのパスからロビーニョが抜け出すが、シュートは飛び出したGKに弾かれた。
 すると後半立ち上がり、FKからフリーでシュートを許す緩慢な対応で、逆転される報いを受けた。その後もパスカットされてカウンターを受ける場面が少なくない。
 後半中頃には最終ラインを1枚下げていっそう攻撃的に。するとその直後、Sラモスのクロスをフリーのロビーニョがヘッドで押し込み、ようやく同点に追い付いた。さらにロビーニョの仕掛けに対して簡単に引っ掛けてくれてPKも転がり込んだが、ファン・ニステルローイがなんと外してしまい、難しい試合にしてしまった。それでも終盤、ファン・ニステルローイのパスからロビーニョが決め、やっとのことで逆転で勝ち越しに成功。
 このままきっちり締めなければならないところ、しかし緩慢な守備が直らない。カウンターを受けてクロスからフリーでヘッドを許し、また同じくクロスのこぼれ球から決定的なシュートも浴びる始末。GKカシージャスのビッグセーブがなければ追い付かれていた。最後のロスタイムのカウンターから、ロビーニョの突破からの折り返しを受けた途中出場のバルボアが決めて、駄目押しはさせてもらった。
 力的にはすっきり快勝しなければいけない試合だったはず。まして相手は1人少なかったのに。シーズン序盤の守備の集中はどこに行った?

オリンピアコス  4-1-4-1の布陣かな。古巣相手のラウル・ブラボは左サイドバックで先発。
 開始早々、アンツァスがゴール前でボールを奪われる大ミスからあっけなく先制点を失った。しかし即座に、ジョルジェビッチがサイドで粘ってクロスを上げ、これを受けたガジェッティがシュートを突き刺し、同点に追い付くことに成功。ところが、ラストパスを出されてオフサイドを取り損ね決定機を創られると、トロシデスがファウルで止めてしまい一発退場。窮地に陥った。
 守備は最終ラインのマークも中盤のプレスも緩いため、ほとんどやられたい放題で、いつ失点してもおかしくない状態。それでも、1トップのルアルア、両サイドのジョルジェビッチとガジェッティの3人だけでも、十分にカウンターから相手のゴールを脅かすことができそうな印象。
 そしてなぜか勝ち越されずに迎えた後半の開始早々、FKからセーザルがボレーで合わせ、なんと逆転してしまった。
 しかし、緩い守備で最後まで守り切れるわけがない。後半中頃にはクロスに対してジョルジェビッチが守備をサボってフリーでヘッドを打たせ、同点に追い付かれた。この頃から、相手の仕掛けやパスに守備が付いて行けなくなった印象。相手のフェイントにパツァゾグルが簡単に引っ掛かって安易に足を出してしまい、引っ掛けてPKを献上したが、これは外してもらえた。それでもカウンターから途中出場のコバチェビッチのパスを受けてジョルジェビッチがシュートを放つも、好セーブに阻まれた。そして終盤、Pエリア内で簡単にパスを通してしまい、ついに逆転された。
 しかし攻撃力はまだ残っており、追い付けそうなチャンスも十分。カウンターからガジェッティのクロスに途中出場のヌニェスがヘッドを叩き付けたが、GK正面。ロスタイムにも、再びガジェッティのクロスのこぼれ球からコバチェビッチが決定的なボレーシュートを放つが、好セーブに弾かれてしまう。最後はカウンターを食らって突き放され、惜しくも敗れた。
 例年同様、攻撃力>守備力のチーム。破壊力はあるのに、もったいない。

■ビッグチャンス
 Rマドリード:  前半6回 後半5回 =11回
 オリンピアコス: 前半3回 後半6回 =9回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 Rマドリード:●○ロビーニョ(集中力なくミス多い。しかし結局は技術は高く全得点に絡む。)、●サルガド(ミスが多いし、守備も突破を許す)
 オリンピアコス:○ジョルジェビッチ(守備はともかく、高いテクニック。セットプレーの精度も高い。)、○ガジェッティ(守備はともかく、精度の高いクロス)