10月2日(火) CSKAモスクワ2 - 2フェネルバフチェ(@スカパー)

 CSKAモスクワが、ミスとPKをもらって逆転したのに、フェネルバフチェの終盤の猛攻を耐えることができず、痛恨の引き分け。

CSKAモスクワ  前節と全く同じ、3-5-2の布陣。
 ホームで勝ち点3を確保すべく、立ち上がりからもちろん攻撃的。しかし序盤、ゴール前に迫られると、こぼれ球をAベレズツキがクリアし損ない、押し込まれて先制点を失ってしまった。
 その後もペースを握り、パスでつないで中盤を創ってゴール前では攻撃陣が積極的に仕掛ける。人数を掛けた守備の前にそれほどチャンスは多くない。パス回しのこぼれ球を拾って切り返しで守備を外したラブのシュートはわずかに外れ。クラシッチがドリブルで仕掛けたこぼれ球を拾ったジョーのシュートもわずかに外れ。
 守備は、割と相手のパスの展開を許した印象。最終ラインもパスで崩されそうな場面はあった。先制を許して守備意識が薄まっていたためか。
 しかし後半序盤、相手がバックパスを失敗してくれ、これを拾ったクラシッチが2度のシュートで押し込み、ラッキーな形で同点に。さらにその直後、こぼれ球を拾ったセンベラスのパスからラブが抜け出そうとすると、引っ掛けられてPK獲得、あっという間に逆転に成功。
 この形勢逆転で相手が前掛かりになると、スペースが空いてカウンター等からリードを広げられそうな気配。ボールを粘ってキープしたラブの強烈なミドルシュートはGK正面。しかし、後半途中からは雑な展開になりチャンスはなくなった。
 守備は、今度は集中してスペースを消して対応していた。しかし試合が進むにつれ、徐々にシュートを許し始める。そして終盤、ミドルシュートをGKマンドリキンは止めることができず、土壇場で追い付かれてしまった。
 ホームで引き分けてしまい、苦しい立場に追い込まれた。どこかアウェイでも勝ち点3が必要になりそうだが、インテルやフェネルバフチェ相手のアウェイでは難しく、グループリーグ突破の目処が立たない。堅い守備には定評があったはずだが、今シーズンはそうでもなさそう。

フェネルバフチェ  前節と全く同じスタメン、4-4-1-1の布陣かな。ケジュマンが1トップ、アレックスがトップ下だろう。デイビッヂは中盤の右サイド。
 慎重な立ち上がりではあったが、隙を見つけて攻撃をする余裕はあった。そして序盤、アレックスのパスを受けたアウレリオはシュートに持ち込めなかったものの、そのこぼれ球を相手がクリアミスしてくれ、これをアレックスがヘッドで押し込み、幸運な形で先制点が転がり込んだ。
 その後も速い展開で何度か攻撃を仕掛けることはできているが、チャンスを創るにはもう一歩。守備は、しっかりスペースを埋めて集中して守り、それほどピンチは多くない。
 ところが後半序盤、相手のパスをカットしたエドゥがバックパスをミス、これを相手に拾われて同点に追い付かれてしまう。さらにその直後、再びエドゥが今度はPKを与え、逆転まで許してしまった。
 いきなり状況が変わって攻撃に打って出ると、相手にもスペースを与え、取るのが先か取られるのが先かの際どい状態に。センターバック2枚を代える謎の交代策は、それを改善するためか?
 攻撃は活性化し、徐々に一方的な攻勢に。十分にチャンスも創った。アウレリオのパスからややサイドに抜け出したデニズのシュートは、GKに弾かれた。途中出場のカジム・リチャーズの、ボール・コントロールからの強烈なシュートは、わずかに枠の上。ロベルト・カルロスのクロスにアレックスがヘッドで合わせるが、枠に飛ばない。そして終盤、デイビッヂが思い切ってミドルシュートを狙うと、これが決まってついに同点に追い付いた。
 ミスからの失点はもったいなかったが、期待通りにアウェイから勝ち点1を持ち帰ることに成功。CSKAモスクワに勝ち点3を与えなかったことも大きい。ホームの残り2試合で勝ち点6を稼ぐことも十分に予想され、グループリーグ突破の可能性が高まった。

■ビッグチャンス
 CSKAモスクワ: 前半3回 後半4回 =7回(後半70分以降0回)
 フェネルバフチェ: 前半2回 後半7回 =9回(後半70分以降6回)

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 フェネルバフチェ:○ロベルト・カルロス(クロスの精度高く、サイドチェンジも正確)