9月19日(水) PSVアイントホーフェン2 - 1CSKAモスクワ(@スカパー)

 PSVが、後半にCSKAモスクワの守備を崩して2点取ったのに、終盤には追い付かれそうになって辛うじて逃げ切り勝利。

PSV  意外にも相手に合わせた3-5-2の布陣。2トップはクーフェルマンスとラゾビッチの新加入コンビ。メンデスが右サイド、アウシデスが左サイド、トップ下にアフェライ。
 布陣同様に慎重な入り方で、一方的な展開にはならなかった。攻撃を組み立てていたアフェライは前半の早いうちに負傷してしまう(足の指を骨折したらしい。その後は交代したペレスがトップ下)。2トップの関係性は悪くなさそうで、チャンスも創れている。守備では、個人技での仕掛けに翻弄され気味ではあったが、それほどピンチは多くない。
 前半中頃、偶然のこぼれ球からラゾビッチが抜け出した決定機が訪れたが、シュートはGKに阻まれた。また前半終盤以降はクロス等から守備を何度か崩されようになって、決定機続出。しかし先制点には回数を要した。前半終盤にはラゾビッチのクロスにクーフェルマンスがヘッドで合わせたが、惜しくも枠を逸れた。後半序盤にもこぼれ球からクーフェルマンスが抜け出したが、シュートを決められず。続いてクリナのクロスをラゾビッチがヘッドで折り返したが、クーフェルマンスはヘッドで押し込めず。クリナのクロスに合わせたラゾビッチもヘッドを外した。そして、ペレスのパスを受けてラゾビッチがようやくシュートをゴールネットに決め、先制点を挙げた。
 その後は相手の反撃に押し込まれ気味。守備を崩されて決定機も創られ、きわどいクロスも入れられた。それでも残り10分のカウンターからペレスがシュートを突き刺し、大きな追加点が入った。
 ところが終盤、サルシドから途中出場のクロンカンプの横パスを狙い取りされてしまい、そこから1点を返されてしまった。これで余裕がなくなり、試合終了間際にもクロスから決定的な場面も創られ、冷や汗もの。辛うじて1点のリードで逃げ切った。
 攻撃は思っていたより悪くなかったが、攻勢を受けた時の守備の対応を観ると、アウェイで耐え切れるのか心配。

CSKAモスクワ  昨シーズン同様の3-5-2の布陣。負傷中のアキンフェーフに代わってGKはマンドリキン。ダニエル・カルバーリョは間に合わず、トップ下にドゥドゥ。2トップはバグネル・ラブとジョーのブラジル人・コンビ。
 基本的には、堅く守って、2トップやジルコフとクラシッチの両サイドからの個人技での仕掛けでチャンスを狙う構え。たびたび相手ゴール前に迫り、割と互角に近い展開に持ち込めていた。サイドを崩すところまでは行くが、決定機はなかなか訪れない。前半終盤に、クラシッチの突破からのクロスにジョーがヘッドで合わせたが、枠に飛ばせず。
 守備は、マークを厳しく行い、特に前半は自由なパス回しは許さなかった。しかし、後半になると、クロス等からマークを外されて突如として崩れ始めた。決定機を何度か創られた末に、とうとう先制点を失った。
 それでもここから反撃に出ると、前半以上にチャンスは創れるようになった。守備を引き付けたラブの横パスから決定機もあったが、これを受けたジルコフがシュートを外してしまう。逆に、なかなか追い付けないうちに、カウンターから決められて追加点も失った。
 しかし終盤、うまくパスカットしたジルコフのパスからラブがGKも交わしてシュートを決め、1点を返すことに成功。さらに終了間際、途中出場のエドアルドが仕掛けて上げたクロスにジョーがヘッドで合わせたが、これは枠を外れた。惜しくも一歩とどかず、敗れた。
 本命と思われたインテルも抜け出しそうになく混戦になりそうなグループで、勝ち点で並んだ時には有効なアウェイゴールは貴重かも。基本的に個人技頼みの攻撃だが、はまれば強力。守備の突然の破綻が謎。それともこんなものか。

■ビッグチャンス
 PSV:      前半2回 後半6回 =8回(後半60分以降2回)
 CSKAモスクワ: 前半1回 後半8回 =9回(後半60分以降7回)