9月19日(水) フェネルバフチェ1 - 0インテル(@スカパー)

 インテルが、珍しくもろい守備でフェネルバフチェの攻撃に屈し、点差以上の完敗。

フェネルバフチェ  ケジュマン1トップ、アレックスとデイビッヂの2シャドーの、4-3-2-1の布陣かな。
 ホームらしく攻勢を掛け、多くの時間帯でペースを握った。両サイドバックも上がって押し込むことはできている。アレックスを中心に細かいパス回しでチャンスを伺い、サイドを崩す動きも見える。しかし、なかなかPエリア内に侵入することはできない。隙を見つけてミドルシュートを積極的に狙い、またクロスから際どい場面を何度か創った。
 そして前半終盤、ようやくPエリア内に侵入できると、アレックスが守備を交わしてピンポイントクロスを上げ、これをデイビッヂがボレーで決めて、待望の先制点を挙げた。
 これで勢いに乗ると、後半は前線からのプレスは厳しくなり、相手ボールになってからの守備への切り替えも早くなった。何度も追加点を奪う決定機を創り出したが、これは決められない。後半序盤、ケジュマンのクロスをアレックスがワンタッチの絶妙なパスで決定機を演出したが、これを受けたアウレリオは時間を掛けすぎてシュート前に守備に入られた。アレックスのパスを受けたロベルト・カルロスの強烈なシュートは、惜しくもポスト直撃。Rカルロスのクロスからノーマークで飛び込んだアウレリオはシュートを外す。オンデルのクロスから飛び込んだアレックスのヘッドは、好セーブに弾かれた。
 余裕のある状態に持ち込めずに後半中頃以降は相手に押し込まれたものの、守備が破綻することはほとんどなく、問題なく逃げ切り。
 アレックスを起点とした攻撃はよく整理されている印象。ホームでは、サポ-ターの後押しもあって強力だろう。アウェイではどうだろうか?

インテル  前戦リーグ戦から7人変更。コルドバ、マイコン、ブルディッソが揃って出場停止のため、最終ラインは、サネッティが右サイドバックに入り、サムエルと新戦力のリバスのセンターバック・コンビ。2トップはイビラヒモビッチとスアソのコンビに変更(クルスは出場停止、アドリアーノは登録外)。また、フィーゴとセーザルに代えてスタンコビッチとソラーリが先発。中盤はフラットの4-4-2の布陣。今シーズンはこの並びで行くらしい。
 押し込まれる時間帯が長く、攻撃は2トップ任せのカウンター主体。攻撃は、トラップミスやパスミスでつぶれることが多く雑な印象で、シュートチャンスまでなかなか至らない。守備は、バランスよくスペースを消して対応。プレスもそれなりに掛けているが、狙い通りにボールを奪うことは少ない。
 しかし前半終盤、Pエリア内への進入を許すと、マクスウェルが交わされてしまってノーマークでクロスを上げさせてしまい、シュートを叩き込まれて先制点を失った。
 後半になると、最終ラインの不安定感が浮き彫りになり、さらに何度となく決定機を与えていた。2列目からの飛び出しを捕まえれずにノーマークでシュートを許した。それでもリードを広げられなかったのは、幸運以外の何物でもない。
 攻撃の方は、相変わらずうまく行かず、フィーゴ、ヒメネス、クレスポと選手を投入してもチャンスが生まれない。後半途中からは押し込む展開にはなったが、相手の守備を崩すことが全くできない。何度かあったCKもすべて可能性なし。内容どおりの完敗。
 昨シーズン同様に初戦で大失敗。このグループはインテル次第なのに、状況を面白くしてしまった。負傷者や出場停止者が戻るまで、この守備陣では危険だろう。

■ビッグチャンス
 フェネルバフチェ: 前半4回 後半7回 =11回
 インテル:     前半1回 後半1回 =2回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 フェネルバフチェ:○アレックス(パスセンス)
 インテル:●スタンコビッチ(存在感なし)、●リバス

■印象に残った選手・注目した選手
●リバス(インテル):ポジショニングが悪く、シュートを許す場面が目に付いた。また、足元がおぼつかない印象で、出すパスが危険。