9月18日(火) ポルト1 - 1リバプール(@スカパー)

 リバプールが、追い付いてからは試合をコントロール、退場者を出したもののポルトの攻撃を封じ込めて、計算どおりの引き分け。

ポルト  昨シーズン同様、4-3-3の布陣。リサンドロ・ロペスを中央に、クァレスマとセクティウィが両サイドの3トップ。GKは、負傷のエウトンに代わってヌノ。
 序盤は、勝ち点3を取るべく、積極的に攻勢を掛けた。相手のクリアミスが偶然にゴール前のロペスに渡ったが、シュートはGKに当たってしまった。しかし、(?)のパスからセクティウィが抜け出すと、飛び出したGKに倒されてPKを獲得、勢いのままに先制点を挙げることに成功。
 しかし、その後はどちらかというとペースを明け渡した印象。すると、FKからヘッドでつながれて、あっけなく同点に追い付かれてしまった。
 守備は、ボールへの寄せ、囲い込みが早く、タイトに守れている。他方で攻撃は、サイドからが中心ではあるが、相手の集中した守備の前にうまくつながらずチャンスが創れない。FKからは、フリーのジョアン・パウロがヘッドで残したところ(そのままシュートできた?)をメイレレスがヘッドで狙ったが、枠を外れた。相手に退場者が出た後半には、相手のGKのミスからクァレスマにボールがこぼれたが、GKのいないゴールへのシュートは守備のカバーでクリアされた。
 攻撃的な選手交代もほとんど効果なく、後半途中からはミスも増え、たまにクロスは入るものの誰にも合わず、勝ち越すことはできなかった。次第に焦れた会場からブーイングが起きる状態で、引き分けに持ち込まれた。
 前線から中盤のタイトな守備は好感が持てる。最終ラインの守備は、今回大きくチャレンジされていないので未知数。もう少しサイドを崩す攻撃が見たかった。

リバプール  前戦リーグ戦から6人変更。2トップはカイトとトーレスのコンビをそろえ、センターもジェラードとマスチェラーノのコンビをそろえた。中盤の左サイドにはバベル、センターバックのキャラガーとのコンビには、アッガーではなくヒーピアをローテーションで選択。負傷明けのアウレリオがベンチに復帰。
 立ち上がりは相手の攻勢にさらされて、珍しく守備がバタバタ。フィナンのクリアミスから決定的なピンチもあった。さらに、ヒーピアがスピードで置いて行かれてしまい、飛び出したGKレイナが相手を倒してPKを与え、先制点を失った。
 しかし、ゴール前に放り込んだFKをヒーピアが折り返したところをカイトが押し込み、最初のチャンスですぐに同点に追い付くことができた。
 その後は、引き分けで十分の様子で、アウェイのリバプールらしく、リスクを負った攻撃は観られない。比較的ボールを回すことはできるが、相手の寄せの早さもあってチャンスらしいチャンスは創れない。守備は落ち着きを取り戻し、ほとんどチャンスを与えない。
 後半には、不利な判定が続いたペナントが、相手ゴールライン上での後方タックルで2枚目のイエローをもらい退場になったが、守備の集中を保った。際どいピンチは、GKレイナのクリアミスからの1度くらい。
 グループリーグの6戦の中で一番厳しい試合を、狙い通りの引き分けで乗り切ったのは好スタート。それにしても、たった1チャンスで引き分けに持ち込むとは、何と効率がいい。

■ビッグチャンス
 ポルト:   前半3回 後半1回 =4回
 リバプール: 前半1回 後半0回 =1回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ポルト:○ボジングワ(積極的な攻撃参加、粘り強い守備)
 リバプール:○カイト(中盤に入ってから高い守備意識)