9月18日(火) ミラン2 - 1ベンフィカ(@スカパー)

(ミランの布陣)

           インザーギ
 
        セードルフ   カカ

  アンブロジーニ  ピルロ  ガットゥーゾ

ヤンクロフスキ  カラーゼ  ネスタ  オッド

             ジーダ

 ミランが、お粗末な守備のベンフィカに対し、何度も決定機をつぶしながらも順当に勝利。

ミラン  前戦リーグ戦から6人変更。温存したカカ、ピルロ、アンブロジーニ、ヤンクロフスキー、オッドが先発に戻り、1トップにはインザーギが先発。
 相手の守備がそれほど厳しくないため、比較的簡単にチャンスを創れていた。ピルロのパスや両サイドバックのオーバーラップも効果的。ボールを奪う意欲も高く、圧倒的な攻撃力で、当然ながら前半のうちに2得点、それ以上に点差を広げる可能性もあった。オッドのクロスからノーマークのアンブロジーニのシュートは外れたが、直後にFKをピルロが直接決め、早速先制点。ピルロのパスを受けたオッドのクロスからノーマークのインザーギのシュートは外れ、FKに合わせたアンブロジーニのシュートは好セーブに阻まれ、カカのクロスをセードルフがスルーしてインザーギが放ったシュートも好セーブに阻まれ、2点目が取れない嫌な流れ。すると反撃にあって追い付かれそうな場面もあったが、カウンターからカカのパスを受けて守備を引き付けたピルロのクロスをインザーギがボレーシュートで決め、ようやく追加点。その後も、セードルフやカカが抜け出す決定機もあったが、ともにトラップミス。
 後半は、相手がチェックを厳しくしたことで決定機は減った。それでも何度か決められるチャンスはあったが、セードルフのパスでサイドに抜けたアンブロジーニのマイナスの折り返しをインザーギはシュートをふかし、カカとのワンツーでサイドに抜けたヤンクロフスキーのクロスに合わせたインザーギのシュートはGKに阻まれた。決定機の数の割には得点できない。
 守備は、何度か際どいシュートを打たれていたものの、大きなミスはなくうまい対応もあって不満なし。アンブロジーニやネスタ等が相手の前でインターセプトを狙う積極的な守備や、複数で囲んでボールを奪う守備もさかんに観られた。ただし、GKジーダと最終ラインとの連携が取れずに、必要のないCKを与えたり、マイボールをクリアしてしまったり、といった場面が何度かあったのは気に入らない。終了間際のCKの流れから、やや集中を欠いて1点を返されたのはもったいなかった(オフサイドがあったようにも見えた)。
 試合内容に対し、残った結果は物足りない。それでもグループリーグを突破するだけの十分な地力は観えた。

ベンフィカ  4-2-3-1の布陣。ペティは負傷。古巣相手のルイ・コスタはトップ下で先発。
 守勢に回ったのは仕方ないが、その守備がまずい。プレスが厳しくないので、楽にパスを回させてしまい、前線の3人には簡単に前を向かせてしまう、まずい対応。これではしのげるはずもなく、何度も決定的なシュートを打たれた末、2失点だけで済んでいた。Pエリア内で相手をフリーにする場面すら見受けられた。
 攻撃は、高さのあるターゲットの1トップ、カルドーソの頭を狙うパターンは少なく、ルイ・コスタ経由が中心。個人技で挑んでも囲まれてつぶされてしまうばかりで、素早い攻撃の方が可能性がありそうだが、その数は少なかった。カウンターからドリブルで持ち運んだルイ・コスタのミドルシュートはGKに弾かれた。(ディ・マリア?)の守備に当たったクロスからフリーのカルドーソがヘッドを放つも、ポスト直撃。(?)のパスを受けたカルドーソのシュートはGK正面。1点くらいは取れそうな気配。
 後半になると、ややプレスを厳しくして決定的なピンチを減らすことはできた。しかし、攻撃の方のチャンスも増えなかった。終了間際のCKの流れから、カツラニスのクロスを途中出場のヌノ・ゴメスが押し込んで1点を返したが(手前でスルーした選手はオフサイドくさい)、そこまで。
 いつも国内リーグ戦でこの程度の守備で済ませているのか?ホームに帰れば別の顔を見せるのか?

■ビッグチャンス
 ミラン:   前半9回 後半7回 =16回
 ベンフィカ: 前半3回 後半2回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ミラン:○オッド(特に前半)、○ヤンクロフスキー(特に後半)、○ピルロ、○ネスタ