8月15日(水) スパルタクモスクワ1 - 1セルティック(@スカパー)

 セルティックが、最初のチャンスでアウェイゴールを確保し、第2戦に向けて上々の引き分け。

スパルタクモスクワ  4-4-2の布陣。中盤は、モザルトが底に入った、ダイアモンド型。
 序盤からホームらしくペースを握った。スピードに乗った攻撃が持ち味か。オフサイドになったゴールシーン等、ベリトンの個人技を中心にチャンスも創れていた。他方で、ビルドアップの段階で、軽いパス、甘いパスも少なくなく、レベルの高さは感じられない。
 前半、先制する可能性はより高かったはずだったのに、しかし1チャンスでクロスから中のマークが外れ、痛い失点を喫した。
 前半終盤に、シシュキンのクロスにパブリチェンコがヘッドで合わせ、同点に追い付くことには成功。後半には一方的な攻勢で、逆転するチャンスもあったが、決めることができなかった。CKを(?)がヘッドで折り返したチャンスは、もう一歩でクリアされ、ベリトンのクロスにパブリチェンコがフリーで合わせたが、ヘッドは枠の外に飛び、(?)のクロスに高い打点で合わせたベリトンのヘッドはGKに弾かれた。
 内容的には押していただけに、せめて勝ち越して第2戦に臨みたかった。それでも、クロスからチャンスは生まれそうなので、第2戦で逆転する可能性がないとは言えない。

セルティック  4-4-2の布陣。2トップの一角にマクドナルド、中盤の左サイドにハートリー、と選手を入れ替え。中村は右サイドで先発。
 苦手の欧州戦のアウェイは、守備重視か。ペースの握れない序盤は、2トップへのロングボールが多い印象。人工芝ピッチに慣れないためか、パスミスも多く、攻撃の形が創れないでいた。また相手のサイド攻撃への対応に苦労し、クロスを許してピンチに陥る場面が少なくない。
 しかし、1チャンスで貴重なアウェイゴールを奪うことに成功。(?)のパスでサイドに抜け出したマクドナルドのクロスから、飛び込んだハートリーのヘッドが決まった。これで余裕ができ、パスのつながりはそれ以前と比べてスムーズになった。
 しかし、前半終盤以降は防戦一方。やはりサイドからクロスを入れられると、マークがしっかり外れて同点弾を入れられた。後半も、入れられていても全然おかしくないピンチが続くが、辛うじて追加点は許さず。終盤にはカウンターから絶好の2点目のチャンスもあったが、途中出場のマッギーディーのパスから抜け出したブラウンは、トラップミスでシュートに持ち込めず。最後は、守備的な選手交代をして引き分けに持ち込んだ。
 アドバンテージを持って絶対的な自信を持つセルティック・パークに戻れるので、かなり有利。ただ、守備には不安があるので、先制点を取って余裕を持ちたいところ。

■ビッグチャンス
 スパルタクモスクワ: 前半6回 後半4回 =10回
 セルティック:    前半2回 後半2回 =4回

■印象に残った選手・注目した選手
・中村(セルティック):チームを落ち着かせるためのプレーがほとんどで、チャンスを生むためのパスは少なかった。前半終盤に最終ラインを破るパスを出したが、相手GKの好判断の飛び出しでチャンスにつながらず。同点の場面では、遠因として、中村のパスミスをきっかけに相手にペースを与えたような気もする。
○ベリトン(スパルタクモスクワ):高いテクニックでセルティックの守備陣を翻弄、ボールを失うことはほとんどなかったはず。サイドに流れてからのクロスも、かなり質が高かった。終盤の惜しいヘッドを見ると、身体能力も高そう。第2戦も注目したい。