5月17日(土) レアル・ムルシア3 - 5バルセロナ(@WOWOW)

(バルセロナの布陣)

アンリ       エトー        メッシ

  グジョンセン      ドス・サントス
           チャビ

アビダル  プジョル  テュラム  オレゲル

           ピント

 バルセロナが、さかんに雑な守備で降格ムルシア相手にチャンスを与えながら、前半途中から攻撃がはまって逆転勝利。

バルセロナ
[試合前]モチベーションの薄い、ほぼ消化試合。Aマドリードとの3位争いはどうでもいいのか?
 不甲斐ない前節から4人変更。チャビは出場停止から復帰したが、デコとトゥレが負傷、エジミウソンが出場停止で、中盤足らず、グジョンセンと負傷を抱えるドス・サントスが中盤に入った。右サイドバックは、なぜかザンブロッタ使わずオレゲル。GKは引き続きピント。
[試合内容]特に序盤は、降格前のホームでの最終戦で良いプレーを残したいという相手の勢いに負け、攻撃のリズムない上に守備が落ち着かず、劣勢。オレゲルが交わされて許したクロスからファーサイドの守備人数足らずにフリーでヘッドを許し、バー直撃で助けられる場面も。それでも序盤をしのぎ切ったかと思いきや、再びクロスからグジョンセンとテュラム等がマークを離してフリーでヘッドを許してGKピントの好セーブを仰ぎ、その流れからのCKでテュラムがマークを外してヘッドを許し、結局は先制点を失った。
 前半途中まではメッシ等の個人技での打開しか目立たず、可能性が薄かった、しかし前半中頃、メッシとのワンツーでサイドを突破したアンリのクロスをエトーが押し込み、ようやくコンビネーションで創ったチャンスで同点に追い付いた。続いてその数分後、チャビのロングパスからオフサイドをかいくぐったアンリが、GKも交わして逆転に成功。
 この頃から、相手の中盤のチェックが緩んだこともあって、パスが回るようになって攻撃のリズムが出始め、流れを掴んだ様子。相手のライン・コントロールも雑なので、ノープレッシャーでその裏を狙い撃ちすることができている。30分過ぎには、グジョンセンのパスからエトーがオフサイドをかいくぐると、最後はドス・サントスに渡して突き放す。後半序盤には、エトーとのワンツーでドス・サントスがゴール前に持ち込むと、メッシが絡んだ所をドス・サントスがループシュートで決めて、駄目押し。さらに後半中頃には、アンリのクロスからメッシが落とした所をまたまたドス・サントスがノーステップのシュートを沈め、5点目を奪った。
 ただし、この間もこの後も、守備は雑と言わざるを得ない出来。ロングフィードから両センターバックの連携悪く危険なシュートを許したり、右サイドを崩されたクロスの流れからプジョルのマークが外れてヘッドを許しそうになったり。終盤には、空中戦で競り合ったプジョルが相手を手で抑えてPKを与え、1点を返された。さらに、プジョルが裏を突かれて決定的に近いピンチをファウルで阻止すると(しかしイエロー止まり)、そのゴール前のFKを直接決められ、また失点。
 締まりのない試合に勝利。
[試合後]バルセロナらしい攻撃のリズムを発揮することが少ない、散々なシーズンがやっと終わった。全体的な守備の出来の悪さも、不安定なシーズンに輪を掛けた。

■ビッグチャンス
 ムルシア:  前半5回 後半5回 =10回
        (追い付かれるまで=5回、選手交代後=5回)
 バルセロナ: 前半5回 後半7回 =12回(追い付くまで=1回)