5月11日(日) バルセロナ2 - 3マジョルカ(@WOWOW)

(バルセロナの布陣)

アンリ         エトー        メッシ

    デコ             トゥレ
          エジミウソン

アビダル  プジョル  テュラム  ザンブロッタ

            ピント

 バルセロナが、ホームで再びブーイングを受けて攻撃のリズムが上がらない中で2点を先取したのに、マジョルカに追い付かれたどころか終了間際に逆転を喫し、ホーム最終戦でも負けた。

バルセロナ
[試合前]相手マジョルカ同様に消化試合。と思ったら、まだ3位確定していないじゃん。シーズンかつライカールト体制下でのホーム最終戦。
 惨敗の前節クラシコから4人変更。エトーが出場停止から復帰。チャビは出場停止で、トゥレが攻撃的な位置に上がり、エジミウソンが中盤の底に先発。マルケスが負傷で外れ、センターバックにテュラム。GKにはピントを起用。シウビーニョは負傷。グジョンセンも負傷?
[試合内容]やはり今回もホームでブーイングを受け、かなり戦いづらそうで、特に序盤は攻撃のリズムがまるでなかった。むしろ守備の緊迫感薄く、簡単にゴール前への侵入を許す。
 それでも徐々に攻撃の形ができ始めた様子。(トゥレ?)のパスからエトーが抜け出すが、角度の薄いシュートは外れ。中盤をドリブルで突破したメッシのパスが相手に当たってこぼれた所をアンリがニアに突き刺し、何とか先制点を確保。また、エトーのパスからアンリが抜け出したが、GKに詰められてシュートは外れ。
 しかし前半半ばを過ぎると、またペースを失い、守勢に回る。流れの中からは崩されずに済んでいるが、CKからフリーでヘッドを許すお粗末な守備が相変わらず観られる。
 後半からは、デコを下げてボージャンを入れ、メッシをトップ下に入れた4-2-3-1の布陣に変えた様子。すると、中盤でボールを奪ったアンリがエトーとのワンツーでサイドに抜け出してクロスを入れると、メッシのボレーシュートがセーブされた所を詰めたエトーが押し込み、追加点が取れた。これで試合は決まったものと思われた。
 ところが、後半中頃にミドルシュートを決められて1点を返されたことで、流れがおかしくなった。その数分後には、テュラムのクリアミスからゴール前にパスを送られると、そのこぼれ球からミドルシュートを決められ、あっという間に同点に追い付かれてしまう。
 もはやメッシを下げてしまっていたこともあって、攻撃のリズムがますます出ない。中途半端な仕掛けや通らないパスばかり。それでも終盤、途中出場のオレゲルのクロスがゴール前のエトーにうまく通り、エトーが切り返しで守備を外して決定機を創るが、シュートはGKに止められてしまう。
 ロスタイムには、何度か相手に交わされてはファウルを犯していたエジミウソンが2枚目のイエローをもらって退場してしまい、どうしようもない。それどころか終了間際、ゴール前へのパスを簡単に通してしまい、遅れてカバーしたアビダルもシュートを防げず、逆転弾を浴びた。
[試合後]泣きっ面に蜂。自ら招いた種だけど。
 わざわざブーイングをするためにスタジアムに駆けつけるサポーターも理解できないが、出場停止でクラシコを「回避」したデコやエトーだけにブーイングを掛けるのも中途半端。どうせするなら、メッシも含めて選手全員に掛けるべきだろう。ライカールト監督だけには称賛が掛けられているのも、理解困難。少し前には采配に疑問符が付けられていたのに、解任が決まった途端に同情票?

マジョルカ
[試合前]6位=UEFAカップ出場権の可能性をわずかに残す。グイサとアランゴの2トップを中心とした攻撃陣は好調そう。
 4-4-2の布陣。ただし、ホナス・グティエレスが負傷のため、アランゴは右サイドに回り、ウェボがトップに入った。同じく負傷を抱えるイバガサはベンチスタート。
[試合内容]割りとゴール前に迫ることはできているが、相手同様に攻撃のリズムが薄く、意外にチャンスを創れない。逆に、中盤を突破されて出されたパスのこぼれ球から決められ、先制点を失った。30分以降は押し込む場面増えたが、変わらず攻め手に欠く。ボルハ・バレーロの直接FKは好セーブに弾き出される。サイドをえぐったグイサのパスからエクトルのシュートはわずかに外れ。逆に後半、中盤でボールを失った展開から、クロスからのシュートを許し、追加点を失った。
 しかし後半中頃、CKの流れからバレーロのミドルシュートが相手を掠めて決まり、1点差にこぎ着ける。その数分後には、パスのこぼれ球からウェボの叩きつけたボレーシュートが決まり、一気に同点に持ち込んだ。この頃から動きが良くなったようにも観え、可能性のある攻撃が増え始めた。
 それでも最後は引き分けで満足かと思われたが、相手に退場者が出た終了間際、CKの流れから、途中出場のイバガサの浮き球パスでゴール前に入り込んだグイサが値千金の逆転弾。大きな金星を手に入れた。
[試合後]最終節まで望みをつないだ。最終節の対戦相手=サラゴサにとっては、残留が懸かっているのに、ツいていない。

■ビッグチャンス
 バルセロナ: 前半3回 後半2回 =5回
 マジョルカ: 前半3回 後半4回 =7回