5月11日(日) レアル・ベティス0 - 2セビージャ(@WOWOW)

 ベティスが、セビージャにわずかなチャンスで決められてしまい、守備を固められて攻撃が奏功せず、またダービーで負けた。

ベティス
[試合前]残留は確定、ダービーこそがモチベーション。シーズン前半の前回対戦の借りを返したいところ。
 4-2-3-1の布陣。1トップにパボーネ。エドゥが負傷から復帰して先発。
[試合内容]中盤で厳しく対応し、また、スピードを持って積極的に仕掛け、どちらかといえば徐々に流れを掴んでいた様子だった。途中までは、カウンター気味にマルク・ゴンサレス等個人での仕掛けが中心だったが、徐々にサイドに起点が創れるようになり、得意のクロスの形も出来始めた。ただ、精度の問題等でなかなかシュートチャンスに持ち込めていない。
 ところがその最中、メッジがラインを上げ損ねてオフサイド取れずに相手に抜け出されてしまい、唐突に先制点を奪われた。これで、相手に引かれてしまって、得意のカウンターのスペースを失い、攻めあぐねる状況に陥る。さらに後半序盤、CKからヘッドを許し、追加点まで取られてしまう。
 乱闘で手を出したアルスが退場する等、イラついて攻撃のリズムが崩れるばかり。単純なクロスは入っても、中と合わずに跳ね返される。終盤に、リベラの浮き球パスから途中出場のホセ・マリが抜け出した場面も、一歩及ばず、シュートではなくクリアになってしまう。結局、試合を通してまともなシュート1つもなく、敗れた。
[試合後]最近はダービーの相性悪い。

セビージャ
[試合前]Aマドリードを逆転して4位=CLの可能性は残るが、やや厳しいか。残り連勝して相手の取りこぼし待ち。
 4-4-2の布陣。ヘスス・ナバスを使わず、右サイドにはレナトを入れた。中盤に本来センターバックのファシオが先発。アドリアーノが出場停止なこともあって、左サイドバックにはドラグティノビッチ、センターバックはモスケラとプリエトのコンビ。
[試合内容]特に前半途中までは、相手の厳しい中盤の守備に阻まれて攻撃のリズムが出ず、流れが悪かった。押し込まれる時間帯も増え始めていたはず。
 しかし30分過ぎ、Dアウベスのパスからルイス・ファビアーノがオフサイドをかいくぐって抜け出すことに成功、1チャンスを生かして先制点を挙げた。さらに後半序盤、CKからファシオがヘッドで合わせると、相手に当たって入り、追加点も取れた。
 口論から頭突き?でDアウベスが退場したものの、相手にも同時に退場者が出て数的な不利は免れた。リードを奪ったことで、引いて守備を固め、相手の攻撃を集中して跳ね返しやすくなった様子。いなしながらカウンターで脅かすこともできている。モスケラのパスでサイドに抜け出したカヌーテのクロスをゴール前で途中出場のマレスカが受け、横でフリーの途中出場のヘスス・ナバスに渡したが、シュートはGKに止められた。
 相手の攻撃を封じて完封勝ち。
[試合後]今シーズンでは珍しく守備が安定していた。Aマドリードが勝ったため、4位の可能性はなくなった。5位=UEFAカップ出場権は確保。

■ビッグチャンス
 ベティス:  前半0回 後半1回 =1回
 セビージャ: 前半1回 後半3回 =4回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 セビージャ:○ファシオ(中盤でもセンターバックに回っても、集中して守備ができていた方)