4月20日(日) ビジャレアル2 - 0バジャドリード(@WOWOW)

 ビジャレアルが、積極的なバジャドリードに多くのチャンスを与えながら、攻撃の精度で上回って効率よく得点し、勝利。

ビジャレアル
[試合前]バルセロナとの2位争いが続く。
 終盤に屈した前節から4人変更。ディエゴ・ロペス出場停止で、GKはビエラ。ゴディンとカプテビラが出場停止から復帰。ピレスも先発に復帰。フランコはまた負傷したらしい。
[試合内容]相手の積極的な勢いに押され、中盤を制圧できない展開。連敗で調子を崩しているのかと思われた。しかも、最終ラインの守備のマークが外れた危険なピンチも何度か発生、かなりまずい状況だった。
 しかしその最中、カソルラのパスからニハトが1人交わしてシュートを沈め、1チャンスで先制点を奪い取ることに成功。
 とはいえ、その後もペースを取り戻すことができず、相手のクロスを浴びては耐え続ける展開のまま。GKビエラが不安定な対応を見せる場面もあり、微妙な状況。攻撃も、時折カウンター気味に攻めるのみ。それでも前半終盤、相手のパスミスをきっかけに、カソルラのパスからニハトが再び決定機を迎えるが、このシュートはGKに止められた。
 しかし後半開始直後、ピレスのパスからニハトがオフサイドぎりぎりで高い最終ラインの裏に抜け出すことに成功、折り返しをカソルラが押し込み、またしても効率よく追加点を取って突き放した。これで若干は流れが良くなったか。カウンター等で攻撃を仕掛ける場面はかなり増えた。カウンターからハビ・ベンタのクロスをゴール前で受けた途中出場のマティアス・フェルナンデスのシュートは、GK正面。終盤、途中出場のカニのパスからゴール前に走り込んだセナが切り返しで守備を外して決定機を創るが、シュートはGKに止められた。ニハトの直接FKは惜しくもポスト外側を叩いた。
 ただ一方で、最終ラインの守備は落ち着かず、何度かゴール前でマークを離してフリーでシュートを許していた。相手の決定力不足に助けられた印象も強い。何とか無失点で勝利。
[試合後]予定通りの内容ではなかったはず。最近は安定感のあった最終ラインの守備は、かなりお粗末だった。それでも、バルセロナが再び取りこぼしたため、2位に再浮上。

バジャドリード
[試合前]降格圏まで勝ち点5、微妙なところ。17位レクレアティーボと18位サラゴサの直接対決があるため、ここで勝ち点を1つでも伸ばしておきたい。
 4-2-3-1の布陣かな。
[試合内容]非常に積極的な姿勢。よくプレスを掛けて中盤を支配、シンプルにゴール前にどんどん放り込んで、攻め立てた。序盤には、サンチェスのロングフィードがゴール前のジョレンテに渡ったがシュートはできず、こぼれ球を拾ったシシのヘッドも弱かった。また、シシの鋭いクロスにジョレンテが飛び込むが、ミートできず外れ。
 ところがその流れを掴んでいた最中、アレクシスが交わされてシュートを許し、あっけなく先制点を失ってしまう。
 それでも、その後もペースは握ったまま、さかんにクロスを送り込んで攻め立てていた。しかし、その精度や中の入り方が不十分で、なかなかシュートに持ち込めない。すると後半開始直後、プレスの掛からない状態で狙い済ましたパスを出されてしまい、オフサイドを取り損ねて相手に抜け出され(実際にはかなり微妙かも、オフサイドでもおかしくはないように観える)、あっけなく追加点を失った。本当にがっかりする展開。
 いったん意気消沈が観えたものの、選手交代で再度反撃へ。やはりサイドからのクロス等でチャンスをうかがう。しかし、中盤では大きな展開がほとんどなくショートパスをつなぐばかりで、緩急の変化がない。相手の中盤の網に狙われる場面も少なくない。
 それでも、クロスから十分にチャンスは生まれていたが、いかんせん決定力がなさすぎた。ロペスのアーリークロスからゴール前に走り込んだルビオが合わせるが、外れ。CKの流れから、シシのクロスがファーサイドでフリーのビクトルに渡るが、ボレーシュートは枠を捉えない。クィック・リスタートからサンチェスのクロスにジョレンテがフリーで合わせたのに、これも外れ。終盤にも、ルビオの展開を受けた(途中出場のアギーレ?)のクロスに途中出場のオグベチェが至近距離で合わせたのに、これも外した。すべてのチャンスを無駄にして、がっかりな完封負け。
[試合後]少なくても1点は取れただろうに。失点のタイミングも悪く、失望を隠せない。大敗のRマドリード戦とほとんど同じ流れ。積極的な姿勢は好感が持て、降格だけはして欲しくない。

■ビッグチャンス
 ビジャレアル:  前半4回 後半6回 =10回
 バジャドリード: 前半2回 後半5回 =7回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ビジャレアル:●ビエラ(特に前半、飛び出し判断があやふや)、○ニハト(動き出し)