4月6日(日) バルセロナ0 - 0ヘタフェ(@WOWOW)

(バルセロナの布陣)

アンリ         ボージャン        エトー

   イニエスタ             チャビ
              トゥレ

シウビーニョ  Gミリート  プジョル  ザンブロッタ

           ビクトル・バルデス

 攻撃の動きの少ないバルセロナが、わずかな決定機もすべて逃し、ヘタフェに守り切られて痛いスコアレスドロー。

バルセロナ
[試合前]せめて2位を確保するためにも取りこぼすことはできない。直前の試合でビジャレアルが負けてくれたため、2位返り咲きのチャンス。しかし、クロスに対する守備がかなり心配(しかも危機感が薄い)。
 前戦CLから1人変更。左サイドバックをシウビーニョに変更したのみ。結局、ロナウジーニョは完全に負傷、デコも復帰した途端に負傷。
[試合内容]ボールは支配するがリズムが出ない展開。とにかく、パスを相手に引っ掛けてしまう場面が多すぎる。逆に序盤には、ザンブロッタがボールを奪われたピンチから、オフサイドも取り損ねて危険なシュートを許し、怪しいことこの上ない。クロスを入れられる形が少なかったのはラッキー。
 それでも少ない決定機はあったのに、決められない。CKからトゥレが競ったこぼれ球がフリーのGミリートに転がって来たが、シュートはわざわざGK正面。直後にも、ボージャンのパスを受けてサイドに抜け出したアンリの折り返しから、受けたチャビが守備を引き付けてフリーのエトーに渡したのに、シュートをポストに当ててしまう。次第に、動きが少なくなってサポート少なくパスの出し先に詰まり、ますますチャンスの目が薄くなっていった。
 後半から精彩のないエトーをドス・サントスに代えて右サイドは多少改善したが、一方で中央に回ったアンリが動かず消えた。それでもそれなりにチャンスはあるのに、やはり1点すら決められない。ドリブルで切れ込んだイニエスタのパスを受けたドス・サントスが、右から中に切れ込んで放ったシュートは、惜しくもポスト外側に当たって外れ。チャビのパスからサイドに抜け出そうとしたザンブロッタが後ろから引っ掛けられたように見えた場面は、PKもらえず。FKから途中出場のグジョンセンが競ったこぼれ球がゴール前のチャビに落ちてきたが、シュートはまたポストに当てた。さらに、ザンブロッタの切り返しからのクロスがファーサイドでフリーのグジョンセンに渡るが、ヘッドを決められない。
 最後は守り切られて、失意の引き分け。
[試合後]せっかく上位2つがこけてくれたのに、またお付き合い。この調子じゃ、CLシャルケ戦も、先制点を取られたら危うそうだ。

ヘタフェ
[試合前]残留はほぼ大丈夫だろうが、UEFAカップとの連戦で疲労が心配。
 その中2日のUEFAカップから5人の変更、相手よりローテーションできている。4-4-2の布陣。
[試合内容]基本的には人数を掛けて守り、引き分け狙いの様相。高い位置でボールを奪うことができた時に攻撃を仕掛けるのみ。デ・ラ・レッドが前向きにボールを持った時が一番可能性がありそう。カウンターの機会はあっても、うまくパスをつなげられない場面が多い。序盤には、ボールを奪い取ったデ・ラ・レッドのパスからマヌがシュートに持ち込むが、GKに弾かれた。また、グラネロのミドルシュートも、GKに弾かれた。後半の4対3のカウンターのチャンスも、マヌが決定的なシュートに持ち込めない。
 守備は、それほど厳しくマークできていないように観えたが、人数を掛けてスペースは埋め、何とか耐えていた。さらに、セットプレーのこぼれ球が相手にこぼれた決定的なピンチは2度ポストに救われ、ベレンゲルが交わされて危険なエリアに入り込まれ、パスをつながれて決定的なシュートもポストに救われ、グラネロとリヒトがダブルで交わされて許したシュートもポストに救われた。
 辛うじて耐え切って勝ち点1を持ち帰った。
[試合後]パブロとマリオが相次いで負傷交代し、さすがに連戦の影響が出始めている。UEFAカップのバイエルン戦が心配。

■ビッグチャンス
 バルセロナ: 前半3回 後半4回 =7回
 ヘタフェ:  前半2回 後半2回 =4回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 バルセロナ:●エトー(パスを相手に掛けまくる、抜けない、決定機も外す)、●イニエスタ(仕掛けるのはいいが大してチャンスに結び付かず、ボランチに下がってからも仕掛けては奪われてカウンターを許す)
 ヘタフェ:●マヌ(カウンターから簡単にシュートしすぎ)