3月29日(土) ビジャレアル3 - 0アトレティコ・マドリード(@WOWOW)

 ビジャレアルが、Aマドリードとの上位直接対決に完勝し、2位に浮上。

ビジャレアル
[試合前]首位Rマドリードと勝ち点6の差まで迫り、優勝の可能性も見えて来た。
 フランコが代表戦で負傷し、今日の2トップはニハトとロッシ。中盤にはエグレンが定着。中盤の両サイドは、左にピレス、右にカソルラ。
[試合内容]プレッシャーを掛けてペースは握っていたが、パスは回るものの動きが鈍く、攻撃のリズムは良くなかったはず。攻撃のスピードアップもなかなかできず、得点の可能性は薄かった。徐々に動きは増えていったが、セットプレーくらいしかチャンスが観えなかった。
 しかし前半終盤、左サイドから仕掛けたロッシのクロスのこぼれ球をゴール前で拾ったカソルラが決め、何とか先制点を挙げることができた。するとその数分後には、ピレスのパスを受けたカソルラがロッシに戻して左サイドを崩すと、ロッシがGKと守備の間を狙った絶妙なクロスを送り込み、これをファーサイドでニハトが押し込んで、追加点も取れた。
 後半になっても、中盤の早い寄せで相手にペースを明け渡さず、試合をコントロール。後半中頃には、中盤でのパスカットからのカウンターで、カソルラのパスからニハトが決めて、駄目押し。相手の攻撃のリズムを許さず、そのまま完勝を飾った。
[試合後]バルセロナが直前の試合でこけたため、ついに2位に浮上。少なくても3位以内は固いはず、上に欲を出して欲しいところ。

Aマドリード
[試合前]再び調子上向き。
 シモンが代表戦で負傷したため、左サイドにはルイス・ガルシア。中盤センターには再びカマーチョ。引き続き右サイドバックは、Aロペス。古巣相手のフォルランはもちろん先発。
[試合内容]中盤のプレスがやや緩くラインが下がり気味ではあったが、それほどピンチに陥ることなく、むしろ前半途中までは、攻撃のリズムは相手よりましにも観えていた。前半中頃のカウンターから、フォルランのパスからマキシがクロスを送りアグエロがニアに飛び込んだが、シュートは合わせ損なった。
 しかし、徐々に2トップにボールが収まらなくなり、また押し上げも少なくなって、攻撃の可能性は段々と減っていった。すると前半終盤、右サイドを崩されてクロスを送り込まれると、後ろ向きの対応を強いられたペレアのクリアが小さくなってしまい、これを相手に拾われてシュートを決められ、先制点を失った。さらにその数分後、再び右サイドを崩されてクロスを押し込まれ、あっという間に2点差を付けられてしまった。
 相手の中盤や最終ラインの早い囲い込みに遭って、攻撃のリズムを取り戻すことができない。ミスも手伝って、なかなかシュートに持ち込めない。後半序盤のCKからは、カマーチョがヘッドで合わせたものの、叩き付けすぎてワンバウンドでバーに弾かれた。逆に後半中頃、中盤マキシの攻撃の組み立てのミスからカウンターを食らい、3対2の形を創られて失点、勝負を決められてしまった。
 終盤に向けてボールを持たせてもらったものの、厳しく対応されて、やはり駄目。左サイドを突破したAロペスのクロスにアグエロがヘッドで合わせたチャンスも、枠に飛ばなかった。力及ばず完敗。
[試合後]中盤と最終ラインで力負け。現状4位より上位は難しいかな。

■ビッグチャンス
 ビジャレアル: 前半5回 後半2回 =7回
 Aマドリード: 前半2回 後半2回 =4回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ビジャレアル:○サンティ・カソルラ(動きと守備への切り替え)