3月23日(日) レアル・マドリード2 - 3バレンシア(@WOWOW)
ミスばかりの低調な試合は、圧倒的なチャンスでいったんは逆転したRマドリードが、守備の不安定なバレンシアに再逆転負け、という締まりのない結果。
Rマドリード
[試合前]2位バルセロナも安定しないため勝ち点7の差を残しているが、ここに来てファン・ニステルローイの長期離脱が痛い。
負けた前節から5人変更。セルヒオ・ラモスが出場停止から復帰。前線にロビーニョとジュリオ・バチスタが先発復帰。中盤ではディアラをガゴに変更。左サイドバックにはマルセロ。ラウールとバチスタの2トップ、中盤はフラット、4-4-2の布陣に観えるが、中盤以上はかなり流動的。右サイドにスナイデル。ロッペンは負傷から復帰してベンチ入り。
[試合内容]カンナバーロやグティが軽率なパスミスを連発する立ち上がり、受け身の姿勢で相手に攻め込まれる場面を許していた。一応ビッグクラブ同士の試合のはずなのに、テンションも妙に低い。
序盤を過ぎる頃になって、ようやく動き始めてペースを掴んだ様子。流動的な動きでゴール前を侵食し始めた。前半中頃、ショートCKからスナイデルのクロス(シュート?)がゴール前のラウールに渡るが、合わせ切れずに外れ。また、グティがドリブルでゴール前に突っ掛ける場面もあったが、守備に入られてシュートに結び付かず。
しかし、一方で軽いプレーも減らず、リズムに乗り切れない。ゴール前でペペからグティへのパスをカットされてみたり。攻撃時のミスもかなり多い。また、中盤のプレスも緩く、簡単にカウンターでゴール前に持ち込ませている。そして、対応緩くミドルシュートを許してCKを与えると、その流れからカウンターを仕掛けようとした所でスナイデルがゴール前でボールを奪われてしまい、ラストパスを通されて先制点を失った。
それでもその直後、ロビーニョのクロスからラウールがヘッドを合わせ、あっさりと試合を振り出しに戻した。前半終盤には、バチスタのクロスからファーサイドのロビーニョが飛び込むが、ヘッドは外した。そして後半序盤、バチスタとグティが中盤で粘ってラストパス、これで抜け出したラウールが決めて、逆転に成功。
ところが後半中頃、ゴール前にパスを送り込まれた所でカンナバーロが相手を倒してしまい、PKを与えてこれまたあっけなく同点に。
その後はほぼ一方的に攻め立て、ちゃんとチャンスも創っていた。ロビーニョがサイドをえぐってマイナスに折り返しスナイデルが合わせたが、シュートはGKに止められてしまう。FKのこぼれ球が途中出場のイグアインの元に転がって来たが、シュートを決められない。終盤にも、ラウールのパスからイグアインが抜け出し、GKを交わして角度のない所から狙ったが、守備にクリアされた(ポスト直撃だったかも)。
しかし逆に、左サイドのスペースにフィードを送り込まれると、カンナバーロが一発で飛び込んで交わされて穴を開け、GKカシージャスもクロスにヤマを張ってシュートを防げず、痛恨の勝ち越し点を許してしまった。ロスタイム、コントロールで相手を交わしたイグアインのクロスからラウールがフリーでヘッドを合わせたが、GKに弾き出されてしまい、まさかの敗戦。
[試合後]低調な内容ながら勝てたはずの試合を落とした。調子の悪い相手にも負けてしまうとは、流れが本格的に悪い。バルセロナと、どちらが先に調子を取り戻すやら。
バレンシア
[試合前]来季のヨーロッパの確保を考ええれば、リーグ戦より、決勝進出を果たしたコパ・デル・レイの方が近道だろう。ただし、実は降格圏内まで勝ち点4の余裕しかない。
4-3-3の布陣かな。3トップの両サイドは、アリスメンディとマタ。中盤にバネガが復帰している。左サイドバックはカネイラが入った。モレッティは負傷?古巣相手のモリエンティスとエルゲラはベンチ。アレクシスが負傷から復帰してベンチ入り。
[試合内容]序盤は、動き出しもあって相手より攻撃的に優勢に観えた。しかし、チャンスを創れないまま相手の攻撃のエンジンが掛かると、一転して引いてカウンター狙いに変わった様子。中盤を捨ててゴール前だけで守備の対応を図るが、シュートやクロスをさかんに許し、守り切れそうにないように観え、際どい状況。一方でカウンターの機会はあるが、押し上げが遅くてビジャ等が1人ドリブルで仕掛けるしかない状況に陥っている。また、ビジャが中盤に下がったりサイドに流れたりしてボールを受けた際にトップの位置に誰もおらず、総じて、攻撃の意識が希薄にも観える。
それでも、CKの流れから相手ゴール前でボールを奪うと、シルバのパスからビジャが抜け出し、先制点を奪うことに成功。
しかしその直後、クロスから、マルチェナの負傷に伴い途中出場したばかりのエルゲラが簡単に競り負けてヘッドを許し、あっけなく同点に追い付かれてしまった。さらに後半、中盤を突破されてラストパスを許し、やはり守り切れずに逆転に持ち込まれてしまう。
ところが後半中頃、ミゲルがPエリアに入ったシルバにパスを送ると、後ろから倒してくれてPK獲得、再び同点に持ち込むことができた。
とはいえ、守備は相変わらず苦しく、シュートやクロスを食い止められない。カネイラが突破されてサイドをえぐられて決定的な形を許したり、FKのこぼれ球をゴール前で相手に拾われたり、また、ラストパスを通されてGKヒルデブラントも交わされたり、よく失点しないものだ。
しかし終盤、ミゲルがサイドのスペースにフィードを送ると、これを受けたアリスメンディが守備を交わしてシュートに持ち込み、逆に勝ち越し点を奪って見せた。ロスタイムにも、個人技で交わされてクロスを許し、フリーでヘッドも許しながら、辛うじて逃げ切った。
[試合後]相手同様に攻守ともに低レベルな内容。このチーム相手にコパ・デル・レイで負けるとは、バルセロナもよほど調子が悪かったのか。
現地放送局の映像をそのまま使っているため仕方ないのかもしれないが、すでに終了した試合の結果や現時点での順位表をテロップで流すのは、止めてくれないかなぁ。放送順とは異なり、実際には先に終了しているバルセロナの結果が分かってしまう可能性が高い。視聴者の側で観ないように努力するしかないのか。
放送する試合は、できればすべて生放送にして欲しいし、できないなら生放送にこだわらずに開催順に録画放送して欲しいところ。
■ビッグチャンス
Rマドリード: 前半4回 後半8回 =12回
バレンシア: 前半3回 後半2回 =5回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
Rマドリード:●ロビーニョ(確かにチャンスも創ったが、簡単にボールを失ったりキレのなさが目立つ)
ミスばかりの低調な試合は、圧倒的なチャンスでいったんは逆転したRマドリードが、守備の不安定なバレンシアに再逆転負け、という締まりのない結果。
Rマドリード
[試合前]2位バルセロナも安定しないため勝ち点7の差を残しているが、ここに来てファン・ニステルローイの長期離脱が痛い。
負けた前節から5人変更。セルヒオ・ラモスが出場停止から復帰。前線にロビーニョとジュリオ・バチスタが先発復帰。中盤ではディアラをガゴに変更。左サイドバックにはマルセロ。ラウールとバチスタの2トップ、中盤はフラット、4-4-2の布陣に観えるが、中盤以上はかなり流動的。右サイドにスナイデル。ロッペンは負傷から復帰してベンチ入り。
[試合内容]カンナバーロやグティが軽率なパスミスを連発する立ち上がり、受け身の姿勢で相手に攻め込まれる場面を許していた。一応ビッグクラブ同士の試合のはずなのに、テンションも妙に低い。
序盤を過ぎる頃になって、ようやく動き始めてペースを掴んだ様子。流動的な動きでゴール前を侵食し始めた。前半中頃、ショートCKからスナイデルのクロス(シュート?)がゴール前のラウールに渡るが、合わせ切れずに外れ。また、グティがドリブルでゴール前に突っ掛ける場面もあったが、守備に入られてシュートに結び付かず。
しかし、一方で軽いプレーも減らず、リズムに乗り切れない。ゴール前でペペからグティへのパスをカットされてみたり。攻撃時のミスもかなり多い。また、中盤のプレスも緩く、簡単にカウンターでゴール前に持ち込ませている。そして、対応緩くミドルシュートを許してCKを与えると、その流れからカウンターを仕掛けようとした所でスナイデルがゴール前でボールを奪われてしまい、ラストパスを通されて先制点を失った。
それでもその直後、ロビーニョのクロスからラウールがヘッドを合わせ、あっさりと試合を振り出しに戻した。前半終盤には、バチスタのクロスからファーサイドのロビーニョが飛び込むが、ヘッドは外した。そして後半序盤、バチスタとグティが中盤で粘ってラストパス、これで抜け出したラウールが決めて、逆転に成功。
ところが後半中頃、ゴール前にパスを送り込まれた所でカンナバーロが相手を倒してしまい、PKを与えてこれまたあっけなく同点に。
その後はほぼ一方的に攻め立て、ちゃんとチャンスも創っていた。ロビーニョがサイドをえぐってマイナスに折り返しスナイデルが合わせたが、シュートはGKに止められてしまう。FKのこぼれ球が途中出場のイグアインの元に転がって来たが、シュートを決められない。終盤にも、ラウールのパスからイグアインが抜け出し、GKを交わして角度のない所から狙ったが、守備にクリアされた(ポスト直撃だったかも)。
しかし逆に、左サイドのスペースにフィードを送り込まれると、カンナバーロが一発で飛び込んで交わされて穴を開け、GKカシージャスもクロスにヤマを張ってシュートを防げず、痛恨の勝ち越し点を許してしまった。ロスタイム、コントロールで相手を交わしたイグアインのクロスからラウールがフリーでヘッドを合わせたが、GKに弾き出されてしまい、まさかの敗戦。
[試合後]低調な内容ながら勝てたはずの試合を落とした。調子の悪い相手にも負けてしまうとは、流れが本格的に悪い。バルセロナと、どちらが先に調子を取り戻すやら。
バレンシア
[試合前]来季のヨーロッパの確保を考ええれば、リーグ戦より、決勝進出を果たしたコパ・デル・レイの方が近道だろう。ただし、実は降格圏内まで勝ち点4の余裕しかない。
4-3-3の布陣かな。3トップの両サイドは、アリスメンディとマタ。中盤にバネガが復帰している。左サイドバックはカネイラが入った。モレッティは負傷?古巣相手のモリエンティスとエルゲラはベンチ。アレクシスが負傷から復帰してベンチ入り。
[試合内容]序盤は、動き出しもあって相手より攻撃的に優勢に観えた。しかし、チャンスを創れないまま相手の攻撃のエンジンが掛かると、一転して引いてカウンター狙いに変わった様子。中盤を捨ててゴール前だけで守備の対応を図るが、シュートやクロスをさかんに許し、守り切れそうにないように観え、際どい状況。一方でカウンターの機会はあるが、押し上げが遅くてビジャ等が1人ドリブルで仕掛けるしかない状況に陥っている。また、ビジャが中盤に下がったりサイドに流れたりしてボールを受けた際にトップの位置に誰もおらず、総じて、攻撃の意識が希薄にも観える。
それでも、CKの流れから相手ゴール前でボールを奪うと、シルバのパスからビジャが抜け出し、先制点を奪うことに成功。
しかしその直後、クロスから、マルチェナの負傷に伴い途中出場したばかりのエルゲラが簡単に競り負けてヘッドを許し、あっけなく同点に追い付かれてしまった。さらに後半、中盤を突破されてラストパスを許し、やはり守り切れずに逆転に持ち込まれてしまう。
ところが後半中頃、ミゲルがPエリアに入ったシルバにパスを送ると、後ろから倒してくれてPK獲得、再び同点に持ち込むことができた。
とはいえ、守備は相変わらず苦しく、シュートやクロスを食い止められない。カネイラが突破されてサイドをえぐられて決定的な形を許したり、FKのこぼれ球をゴール前で相手に拾われたり、また、ラストパスを通されてGKヒルデブラントも交わされたり、よく失点しないものだ。
しかし終盤、ミゲルがサイドのスペースにフィードを送ると、これを受けたアリスメンディが守備を交わしてシュートに持ち込み、逆に勝ち越し点を奪って見せた。ロスタイムにも、個人技で交わされてクロスを許し、フリーでヘッドも許しながら、辛うじて逃げ切った。
[試合後]相手同様に攻守ともに低レベルな内容。このチーム相手にコパ・デル・レイで負けるとは、バルセロナもよほど調子が悪かったのか。
現地放送局の映像をそのまま使っているため仕方ないのかもしれないが、すでに終了した試合の結果や現時点での順位表をテロップで流すのは、止めてくれないかなぁ。放送順とは異なり、実際には先に終了しているバルセロナの結果が分かってしまう可能性が高い。視聴者の側で観ないように努力するしかないのか。
放送する試合は、できればすべて生放送にして欲しいし、できないなら生放送にこだわらずに開催順に録画放送して欲しいところ。
■ビッグチャンス
Rマドリード: 前半4回 後半8回 =12回
バレンシア: 前半3回 後半2回 =5回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
Rマドリード:●ロビーニョ(確かにチャンスも創ったが、簡単にボールを失ったりキレのなさが目立つ)