12月22日(土) セビージャ4 - 1ラシン・サンタンデール(@WOWOW)

 セビージャが、好調ラシンにホームで攻め勝った。

セビージャ
[試合前]負け星先行、中位にとどまる。CLが一段落し、リーグに集中したいところ。
 ルイス・ファビアーノが出場停止のため、ケルジャコフが先発。ケイタも出場停止で、中盤にマレスカ先発。クレスポが負傷したが、エスキュデが負傷から復帰しており、モスケラとセンターバックを組んだ。パロップは負傷中で、GKはデ・サンクティス。左サイドには中盤にカペル、最終ラインにドラグティノビッチ。
[試合内容]序盤の激しいプレスの掛け合いから、10分手前からペースを掴むことに成功。持ち味の両サイドを使って攻め立て、チャンスをうかがう。前半中頃までは相手にうまくしのがれていたが、Pエリア内でダニエル・アウベス→ケルジャコフ→マレスカ→再び走り込んだDアウベス、と細かくつないで完全に守備を崩すと、DアウベスがGKも交わした所を最後はカヌーテが決め、先制点を挙げた。
 その後も、セカンドボールを拾い、また中盤でボールを奪い、波状攻撃を続けて追加点を狙う。守備の時間は少なく、時折観られたドラグティノビッチやエスキュデのパスミスからのピンチだけが気がかりだった。ところが後半序盤、CKからエスキュデが相手に前に入られてヘッドを許し、逆に同点に追い付かれてしまう。
 いったん流れが悪くなったものの、後半中頃、途中出場のチェバントンが自ら得たFKを直接沈め、再び勝ち越しに成功。これで再び勢い付き、突き放すべく攻勢の手を緩めなかった。カペルが仕掛けて放ったシュートはGKに弾かれた。
 相手に退場者が出た終盤には、さらにチャンスが広がった。今度はDアウベスのやわらかい直接FKは惜しくもバー直撃。カウンターから(マレスカ?)のパスを受けたヘスス・ナバスが決め、ついに2点差として勝負を決めた。ロスタイムにも、途中出場のアドリアーノが強引な突破からついでの4点目。終了間際にも、FKに合わせたポウルセンのヘッドは惜しくもポスト。
 最後まで攻撃的な姿勢を崩さず、攻め勝った。
[試合後]とりあえずホームでは攻撃的な姿勢で相手を圧倒することができた。なお次節は、Dアウベスが出場停止?(クロスを手で止めたくせに顔に当たったシミュレーションで、見苦しいイエロー)

ラシン
[試合前]失点を少なくして6位と好位置に付ける。
 ムニティスとスモラレクの2トップの、4-4-2の布陣。GKは、トーニョ負傷によりコルトルティ。
[試合内容]立ち上がりは積極的な姿勢を見せ、前線からプレスを掛けてどちらかといえばペースも握っていた。しかし、序盤を過ぎる頃にはプレスが緩まり、主導権は完全に明け渡した。両サイドを中心にさかんに攻め立てられたが、中央の集中した守備でよくしのいでいる。しかし前半中頃、Pエリア内でパスを回されて守備を完全に崩され、ついに先制点を失った。
 その後もサイドを崩されてピンチが続き、辛うじて1点差をキープしている状態。マイボールになっても中盤で相手に奪われてしまい、前線にボールが届かずほとんど攻撃ができない時間帯が続いた。それでも相手のパスミスから決定機を創れそうな場面はあったが、2対2の状況で2トップのパスが合わず、またムニティスは右足シュートで決められず、チャンスを逃した。
 ところが後半序盤、FKからのガライの惜しいミドルシュートで得たCKから、再びガライが今度はヘッドを決め、苦しい展開の中で同点に追い付くことに成功。流れを互角に近い所まで押し戻した。
 しかし後半中頃、ゴール前で与えたFKを直接決められ、再びリードを失って流れも失った。途中出場のオスカル・セラーノが左サイドからアクセントを付けていたものの、逆にカウンターで追加点を失うおそれの方が高い。さらにガライが2枚目のイエローをもらって退場、決定的に苦しくなった。その結果、終盤にカウンターから追加点を失い、勝負あり。ロスタイムにも突破を許してもう1失点。
 最後は突き放されて敗れた。
[試合後]点差ほどの力の差はなかったと思うが、攻撃がうまく行かなかった。

■ビッグチャンス
 セビージャ: 前半5回 後半7回 =12回
 ラシン:   前半2回 後半2回 =4回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 セビージャ:○カペル(キレのあるドリブルで仕掛け、相手に4枚のイエローと1人の退場者を発生させた)