12月1日(土) バレンシア0 - 3アスレティック・ビルバオ(@WOWOW)

 バレンシアが、またホームで不甲斐ない試合を演じ、ビルバオにすら3点も許して惨敗。

バレンシア
[試合前]前戦CLから4人変更。カネイラが負傷したがモレッティが復帰して左サイドバック。そのほか、ビセンテに代えてシルバ、軽傷抱えるアルベルダに代えてマヌエル・フェルナンデス、負傷のエルゲラに代えてアルビオルが先発。
[試合内容]序盤に、ホアキンのドリブルから始まってビジャのパスからホアキンの折り返しをゴール前でシルバが受けた決定機があったが、決められず。しかしそれ以降は、ここ最近の試合のように、攻撃のリズムが上がらずチャンスが創れない。パスはそれなりに回るものの、運動量少なく守備を崩すような攻撃を創れない。ホアキンの単独突破くらいしか可能性が感じられない。流れもブツ切れ状態で、煮え切らない。
 そのくせ、アルビオルの入った最終ラインは、ラインギャップを突かれて際どいピンチを招き、むしろ失点の可能性の方が高そう。中盤のプレスも中途半端。オフサイドで助かったもののあれば、モレッティのパスミスをきっかけにGKカニサレスの好セーブで何とかなった決定的なピンチもあった。しかし結局は、ゴール前のFKを直接決められ、やっぱり先制点を失った。
 後半も序盤は攻撃の意欲を出し、ビジャのパスからシルバがクロスを入れるもモリエンテスに届かず、といった惜しい場面はあった。しかし惜しいシュートにも至らないまま、逆に、エドゥのパスが中盤でカットされた所から、ほとんどノーチェックでサイドからのクロスまで許してしまったため、中の対応もできずにフリーでヘッドを叩き込まれ、流れ悪く追加点を失った。
 終盤にやっとそれなりに惜しいシュートまで持ち込めたものの、途中出場ジキッチのパスからビジャのシュートはGKに弾かれ、続くCKのこぼれ球からホアキンはシュートを決められず、と結局1点すら返せなかった。逆にロスタイム、また簡単にクロスを許してしまい、アルビオルもクリアできず、こぼれ球を決められて3失点目を許し、惨敗。
[試合後]ホームにもかかわらず、またチームが不振状態にもかかわらず、全体的に戦う意欲が感じられない。クーマン監督に交替後も、良かった試合はムルシア戦のみで、不調脱出に時間が掛かりそう。

ビルバオ
[試合前]中盤はダイアモンド型の4-4-2の布陣かな。2トップはエチェベリアとジョレンテ、トップ下にジェステ。
[試合内容]序盤に決定機を創られてしまったものの、ここで失点しなかったのが大きかった。その後は粘り強く集中した対応で、攻め込まれても十分に防ぐことができていた。
 守勢のままだけでなく、攻撃も十分に機能。ラインの裏を狙う動きでチャンスも創れそう。エチェベリアのクロスからガビロンドが決めた場面もあったが、直前にオフサイドの位置にいたジョレンテがボールに絡んでしまい、惜しくもノーゴール。また前半中頃には、イラオラのパスからエチェベリアが抜け出した決定機も創ったが、シュートは好セーブに阻まれた。そして30分過ぎ、FKをジェステが直接沈め、貴重な先制点を奪い取ることに成功。
 また後半にも、いったんカウンターは失敗したものの、再びマイボールとしてダビド・ロペスのクロスからジョレンテがフリーでヘッドを叩き込み、大きな追加点も取れた。
 終盤に逃げ切る意識から押し込まれ、何度か際どいシュートも浴びたが、体を張った守備等で失点を防いだ。そしてロスタイム、エチェベリアのクロスはジョレンテに合わなかったものの、そのこぼれ球を拾ったジョレンテがシュートを決め、トドメを刺すこともできた。
[試合後]相手が不調とはいえ、してやったりの金星。

■ビッグチャンス
 バレンシア: 前半1回 後半4回 =5回
 ビルバオ:  前半3回 後半2回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 バレンシア:●モリエンテス(ボールに絡めず存在感なし)、●エドゥ(効果的なパスを繰り出すことなく、後半は軽いプレーも)