11月10日(土) バレンシア3 - 0ムルシア(@WOWOW)

 バレンシアが、新監督効果もあって久しぶりにホームですっきり快勝。

バレンシア
[試合前]クーマン新監督のリーガ初戦。ホームで内容のある試合をきっちりして、サポーターの信頼を勝ち得たいところ。惨敗の前戦CLから3人変更。規律違反のホアキンとマヌエル・フェルナンデスがベンチからも外れ、アングーロが右サイド、負傷からバラハが復帰。マルチェナも負傷から復帰し、カネイラはモレッティに代わり左サイドバックに回った。前戦負傷交代したモリエンテスは無事に先発。4-4-2の布陣のまま。
[試合内容]新監督効果が2戦目で表れたか、非常に積極的な試合運び。見違えるようにプレスが厳しくなり、攻守の切り替えも早く、押し込んで攻め立てていた。積極的な守備で、相手の攻撃もほとんど寄せ付けていない。
 セットプレーからではあったが、早い時間帯で先制できたのも好内容に結びついた。FKにエルゲラがフリーで合わせて決めた。それでもチャンスは意外と創れてはいなかったが、前半中頃には、ゴール前でパスカットしたアルベルダのパスからビジャが抜け出し、追加点も取ることができた。後半序盤にも、アルベルダのパスでサイドに抜け出したシルバのダイレクトクロスを飛び込んだビジャが押し込み、3点差としてほぼ勝負を決めた。
 その後はさすがにプレスが緩まり、相手に攻め込まれてシュートも打たれるようになったが、決定機までは許さず。途中出場のビセンテ、アリスメンディ、ジキッチはチャンスに絡めずやや期待外れだったが、まずまずの快勝。
[試合後]昇格チームが相手だけに手放しで賞賛していいものかどうか微妙だが、新体制が船出したという印象は残った。ジキッチの活用方法はまだあやふや。なお、マルチェナが次節出場停止。

ムルシア
[試合前]4-4-2の布陣。古巣相手のレゲイロが中盤左サイドで先発。得点も失点も少ない現状。
[試合内容]相手の早いプレスに負け、守勢に回った。最終ラインはラインコントロール等でよく粘ってはいたが、自陣で追い立てられてボールを失ってしまうことが多く、そこからピンチに陥ってしまう。そして、FKからフリーでヘッドを許してしまい、早くも先制点を失う。前半中頃には、ゴール前で(?)【追記:パブロ・ガルシア】がパスカットされてしまい、そこからラインの裏を通されて追加点を失った。
 比較的パスをつないで攻撃を試みるが、やはり早い寄せの前に相手Pエリアの近くまで入り込めない。何度か際どいクロスが入るが、シュートには結びつかない。
 後半序盤にも守備を崩されて失点。その後の攻撃的な選手交代で、ようやく積極的に仕掛けて攻勢を掛けることはできた。シュートこそ増えたが、守備を完全に崩すことはなく、1点も返さずに敗れた。
[試合後]可能性はあまり見えなかった。対戦のタイミングが悪かったかな。ホームではもっと積極的?

■ビッグチャンス
 バレンシア: 前半3回 後半4回 =7回
 ムルシア:  前半0回 後半2回 =2回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 バレンシア:○アルベルダ(早いチェックと好パスで、見違えるように中盤の攻守で存在感)、○マルチェナ(積極的な守備)、●カネイラ(攻撃面で物足りない、右サイドバックの方が本職?)