11月4日(日) バルセロナ3 - 0ベティス(@WOWOW)

(バルセロナの布陣)

ロナウジーニョ      アンリ      メッシ

   イニエスタ            チャビ
            トゥレ

アビダル  プジョル  テュラム  ザンブロッタ

         ビクトル・バルデス

 バルセロナが、元気のないベティスに点差以上のほぼ完勝。

バルセロナ  前節から最終ライン中心に4人変更。アンリもアビダルも間に合って先発。センターバックは、右から戻ったプジョルとテュラムのコンビに変更。空いた右サイドバックにはザンブロッタが復帰。CLを控えていながらも、主力のほとんどを投入。中盤は負傷者多いためか。
 徐々にペースを握って、前半途中からはほぼ一方的な展開。守備への切り替えは早く、プレスも掛けている。対して相手のプレスが緩く、自陣でミスを繰り返してくれたことも手伝って、チャンスもまずまず創れていた。イニエスタの前線への絡み、右サイドでのメッシの仕掛けが目立つ。
 ザンブロッタのクロスから珍しいアンリの強烈なヘッドは、好セーブに阻まれた。ロナウジーニョのパスをチャビがワンタッチでつなぎ、飛び出したアンリがシュートを放つが、惜しくもポスト直撃。そして30分過ぎ、自陣からの素早い展開で、トラップで守備を交わしたイニエスタが持ち上がって出したパスからアンリが最終ラインの裏に抜け出し、待望の先制点を挙げた。
 後半立ち上がりは守備が甘くなった印象もあったが、後半序盤にFKをロナウジーニョが直接決め、2点差の安全圏に持ち込むことができた。それでも一方的な展開は続き、まだチャンスは続く。ロナウジーニョの浮き球のマイナスの折り返しを叩きつけたチャビのボレーシュートはGK正面で、その跳ね返りからアンリは押し込むだけのヘッドを外した。メッシがドリブルで切れ込んだ決定機も、シュートを外した。トドメを刺すのに時間が掛かったが、結局はロスタイムに再びロナウジーニョがFKを直接決めた(なぜか壁の真ん中を抜けた)。
 攻撃陣の調子が戻ったかのように見えるが、守備が厳しくない相手だっただけに安心できない。きっかけにはなるかも。

ベティス  4-2-3-1の布陣。特に守備陣に負傷者を多く抱える、厳しい状況。
 徐々に押し込まれ、前半途中からは自陣ゴール前に釘付けになる時間帯も多かった。守備の寄せが甘い上にプレスも厳しくないため、相手に割と自由にパスを回させ、またドリブルで仕掛けられてしまった。しかもプレスを掛けられてパスミス等でボールを失うことが多く、攻撃の時間も長く作れない。何度か決定的なシュートを許した末、やはりハーフタイムまで持ちこたえられず、最終ラインの裏を突かれて先制点を失った。
 後半からは攻撃を仕掛ける意識を高めたようで、相手ゴールに迫る回数は増えた。細かく速いパス展開でリズムを作る場面もあったが、決定的に守備を崩すことはできなかった。1点差をキープしていれば勝ち点を得る可能性もあったが、しかし後半序盤にFKを直接決められ、苦しくなった。さらに一向に改善されない守備を切り裂かれてチャンスを創られ、追い付く気配は見えなかった。最後は、FKに対して壁を開けてしまってもう1失点。
 ベストメンバーが揃わないとはいえ、守れない守備だった。厳しい残留争いになるのは必至か。

■ビッグチャンス
 バルセロナ: 前半6回 後半8回 =14回
 ベティス:  前半0回 後半1回 =1回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 バルセロナ:○イニエスタ(前線への飛び出し、奪われないドリブル、守備への切り替えの早さ)