10月7日(日) バルセロナ3 - 0アトレティコ・マドリード(@WOWOW)

(バルセロナの布陣)

ロナウジーニョ     アンリ      メッシ

     デコ              チャビ
           イニエスタ

アビダル  Gミリート  プジョル  オレゲル

          ビクトル・バルデス

 バルセロナが、Aマドリードからミスで先制点をもらって攻撃が活性化し、完封勝利。

バルセロナ  前戦CLからセンターバックだけ変更。プジョルとGミリートが間に合って先発。引き続きイニエスタが中盤の底に入った。
 序盤は、CLの影響か全体的に動きが悪く、ペースを握れながった。しかもオレゲルの裏のスペースを使われて、危険な状態。
 しかしその流れの中、デコのパスからサイドに飛び出したメッシがクロスを入れると、GKがこぼしてくれて、詰めたデコが難なく押し込みんで幸運にも先制に成功。これで楽になると、攻撃のリズムが出て来た。そして先制点の数分後には、ロナウジーニョとのワンツーからメッシが抜け出し、大きな追加点も決まった。前半終盤にも相手のクリアミスから、メッシのパスをデコがつないでロナウジーニョが狙うも、これは外れ。後半序盤のCKの流れからは、デコのクロスをアンリが落としてミリートが狙うが、シュートはGK正面。
 その後は相手の反撃を受けてペースを明け渡す時間帯もあったが、粘り強い守備で決定的な形までは創らせなかった。逆に70分過ぎには再び攻撃が活性化し、デコやアンリに惜しいチャンス。また終盤には、デコのパスからメッシが抜け出した決定機もあったが、シュートはGKに弾かれてポストを叩いた。しかし終了間際、デコのパスからサイドに抜け出した途中出場のドス・サントスの折り返しを走り込んだチャビが押し込み、トドメを刺した。
 攻撃も良かったが、今回は攻撃陣の揃ったAマドリードを完封した守備陣(除オレゲル)を賞賛したい。やはりプジョルがいると、いっそう締まった印象。

Aマドリード  4-4-2の布陣かな。新戦力ではフォルラン、レジェス(中盤の右)、シモン(中盤の左)、ラウル・ガルシア(中盤センター)、GKアッビアーティが先発。ペレアやGKレオ・フランコは負傷中。
 前戦UEFAカップから中2日とコンディションでは不利なはずながら、立ち上がりは出足で優り、むしろペースを握っていた。両サイドバックのオーバーラップもあり、特にペルニアの積極的な攻撃参加が目立っていた。CKの流れから、(?)のパスでアグエロが抜け出しかかったが、トラップが流れて失敗。
 しかし、ペルニアがイエローをもらったあたりからペースのバランスが変化、ペルニアが対峙するメッシを厳しく止められなくなってしまう。しかも、なんてことのないクロスをGKアッビアーティがこぼしてしまい、これを押し込まれて痛恨の形で先制点を失った。これで攻守のリズムを崩すと、さらに守備を崩されて追加点を失い、あっという間に苦しい状況に。その後もGKアッビアーティのクリアミスや飛び出しミスからピンチを招く等で、守備が落ち着かない。
 後半途中からマキシ・ロドリゲスやルイス・ガルシアを投入、一時はペースを掴んだ。しかし、相手の粘り強い守備を崩すことができず、1点を返せない。フォルランは中盤に下がりすぎの印象も。アグエロがPエリア内でうまいボールコントロールからシュートに持ち込もうとするが、守備に入られた。マキシRとのワンツー崩れのこぼれ球を拾ったシモンがループシュートを狙うが、枠に入らず。
 その後は、逆にパスワークで守備を崩されてピンチばかり。何度かGKアッビアーティの好セーブで失点は免れていたが、終盤にとうとうゴールを割られて勝負あり。
 あのミスが大きく流れを変えたのは間違いないが、それがなくてもバルセロナの攻撃陣を抑えられたかどうか。

■ビッグチャンス
 バルセロナ:  前半5回 後半7回 =12回
 Aマドリード: 前半3回 後半2回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 バルセロナ:○デコ(決め手になるパスと運動量)、○プジョル(オレゲルの穴のカバー等)、●オレゲル(攻撃技術がないのは目をつぶるが、裏はさかんに取られるし、イージーなパスミスも)
 Aマドリード:●アッビアーティ(後半には好セーブも連発したが、流れを変えた致命的なミスのほかにもクリアミスや飛び出しのミスでピンチを招く)