9月23日(日) ベティス1 - 2バレンシア(@WOWOW)

 バレンシアが、ベティスに流れが傾いていた中から先制に成功、最後は逃げ切り勝ち。

ベティス  4-2-3-1の布陣。
 前半は、前線から厳しくプレスを掛けて積極的にボールを奪って攻勢を掛けた。サイドからのクロスで得点を狙うパターンが多い。序盤にソモサのパスからゴンサレスがダイレクトでボレーを放ったりはしたが、守備を崩すことはほとんどなかった。守備では、厳しいチェックで相手の攻撃のリズムを止めてはいたが、個人技で突破されたりパスで崩されて決定機を許したり、とピンチは残る。
 後半からはプレスがやや緩まったが、守備組織を整えて対応。それでも積極的な攻撃を続けてペースを維持、むしろチャンスは増えた。相手ゴール前で何とかつないで最後はフェルナンドのヒールパスからエドゥが抜け出して決定機を創ったが、シュートを外してしまう。また、相手のパスミスをきっかけにエドゥのパスからフェルナンドがシュートを放つが、わずかに外れ。
 すると、個人技で中央を切り裂かれてしまい、流れを掴んでいた時間帯で先制点を失った。さらに終盤、カウンターを受けると(イリッチ?)が飛び込んで交わされ、空いた右サイドから崩されて絶望的な2失点目。それでも、途中出場のカッファのロングパスでソビスが抜け出すことに成功、1点を返して望みをつないだが、もう一歩届かず。
 守備はそこそこだが、攻撃力は不足気味。上位進出は難しいだろう。

バレンシア  前戦CLから4人変更。アングーロ、モリエンテス、アルベルダに代わって、古巣相手のホアキン、アリスメンディ、フェルナンデスが先発。また負傷のカニサレスに代わり、ようやくヒルデブラントがGKに入った。4-2-3-1の布陣で、アリスメンディは左サイド、シルバがトップ下、フェルナンデスはマルチェナとともにボランチ。
 相手の厳しいプレスに遭い、リアクション気味の攻撃が主体。個々の技術やパスワークの精度では上回り、どちらかといえば得点の可能性は高かった。守備は、押し込まれる時間帯が多くても、あわてずに対応、特に前半は際どいピンチは少ない。ただ、オフサイドを取れそうなのに取れない場面が多いのが気になる。
 前半序盤、マルチェナのパスをビジャが落としたところをシルバが狙うが、シュートはGKに弾かれた。前半中頃には、フェルナンデスのパスを受けたビジャのクロスがノーマークのアリスメンディに渡ったが、決定機でシュートをふかしてしまう。
 後半になると、攻撃がうまく行かずに押し込まれ、決定機も許してまずい流れ。ところがその中で、ホアキンとのワンツーからオーバーラップからミゲルが個人技で中央突破すると、切り返しからシュートも決め、先制点を挙げることに成功した。これで攻撃のリズムを取り戻すと、CKのこぼれ球からシルバが個人技でチャンスを創ったが、シュートは外した。さらに終盤のカウンターから、下がってくさびを受けた途中出場のモリエンテスのパスで途中出場のアングーロがサイドに抜け出し、折り返しをホアキンが押し込んで大きな追加点を挙げた。
 しかし、ロングパスからやはりオフサイドを取ることができずに抜け出されてしまい、あっさりと1点を返された。余裕のない状態にはなったが、逃げ切って勝利。
 結果は出ているが、快勝とまで言える勝利はまだない。ホームで快勝してサポーターの信頼を取り戻したいところ。

■ビッグチャンス
 ベティス:  前半2回 後半5回 =7回
 バレンシア: 前半4回 後半4回 =8回

■印象に残った選手・注目した選手
・アリスメンディ(バレンシア):ひらひらとドリブルで交わす等、テクニックがあることは分かった。決定力は低いままのようだ。