5月4日(日) カリアリ2 - 1フィオレンティーナ(@スカパー)

 コンディションの悪いフィオレンティーナが、残留に向けて必死なカリアリにリードを許し、早めの選手交代で何とかリズムを改善したものの一歩届かず、痛恨の敗戦。

カリアリ
[試合前]降格圏内から勝ち点2しか余裕なく、まだ安心できない。コンディションで有利なこのホームゲームを生かしたいところ。
 アックァフレスカが負傷したため、ジェダがトップに上がってマトリと2トップを組んだ。コッスがトップ下の、中盤ダイアモンド型の4-4-2の布陣かな。GKにストラーリが復帰。
[試合内容]立ち上がりはパスがつながらず、ペースをつかめず苦労していた。しかしその最中の序盤、コンティのパスからビオンディーニが抜け出す決定機を創り、これは決められなかったものの、この1プレーで勢いを付け、互角以上の流れに押し戻した。守備が厳しくなって中盤で優位に立った様子。相手のラインの裏を狙う動きで脅かす。そして、CKからジェダがヘッドを合わせ、先制点を挙げた。
 その後も攻守によく動いて、相手にペースを明け渡さない。後半序盤には、CKの流れから、コッスのシュートのこぼれ球を拾ったマトリの折り返しをコンティが押し込み、追加点まで確保。ただ、その直後、オフサイド取れずにラインの裏にパスを出されて、あっけなく1点を返されてしまったけれど。また、ジェダとのパス交換のこぼれ球からビオンディーニが決定機を迎えるが、シュートはGKに阻まれた。
 ところが60分過ぎから、前半飛ばしすぎだったのか、徐々に足が止まり始めて勢いが落ち、相手にペースを明け渡してしまう。プレスが掛からなくなってラインの裏を狙われるようになり、決定的な形も2度ほど許した。それでも守備的に振らずに攻撃に人数を掛けようとするため、やや微妙な状況。
 しかし最後は、相手が退場者を出してくれて助かった。
[試合後]貴重な勝ち点3を加え、残留が大きく近付いた。

フィオレンティーナ
[試合前]4位争いが佳境なのに、UEFAカップ敗退で、肉体的にも精神的にもダメージ。立ち直っているかどうか。
 攻めても点が取れなかった前戦UEFAカップから4人変更。3トップの右サイドをセミオーリに変更。中盤を入れ替え、モントリーボが出場停止でリベラーニ使わず、クズマノビッチが先発、ゴッビが中盤に上がり、ドナデルが中盤の底に下がった。最終ラインもいじり、空いた左サイドバックにパスクァル。ウィファルシが右サイドバックに回り、センターバックにクロルドルップが先発。ビエリは負傷。
[試合内容]序盤は相手よりパスがつながって攻撃の機会より多く、ややペースを握っていたはずだった。ところがその序盤、オフサイドラインを突破されて決定機を創られると、流れが一変。中盤で攻撃を組み立てることができなくなり、むしろ相手にペースが渡って行く。しかもCKからヘッドを許し、先制点まで失った。
 その後も、中盤でパスを回せず最終ラインからのロングボールに頼る場面多く、らしくない展開。仕方なく30分を待たずに早くも選手交代、リベラーニを入れて中盤のパスのリズムを出そうとした。しかし、リベラーニの展開でパスはつながるようになったものの、コンディションの問題か前線の動きが悪く、また全体的に出足で劣り、攻撃が活性化しない。後半からは、さらにサンターナを入れて4-4-2の布陣に変え、攻め手を増やした。ところが逆に後半序盤、CKの流れから追加点を失い、いっそう厳しい状況に。
 それでもその直後、リベラーニのダイレクト・パスからオフサイドをかいくぐったサンターナが決め、交代策が奏功して1点を返すことに成功。この頃から、ようやくリベラーニのパス展開でリズムが上がり、攻撃が活発化した様子。そのリベラーニのパスからムトゥがオフサイドをかいくぐった決定機もあったが、GK越しのループシュートを狙って外してしまう。また、リベラーニの浮き球パスから抜け出したパッツィーニが、後方からのボールをボレーで狙うが、難しいシュートは外れ。
 しかし、追い付けそうな勢いを見せていたが、決まらないまま終盤を迎えてしまう。すると、ファウルでイエローをもらったムトゥが執拗な抗議で2枚目をもらって退場してしまい、水を差された。ロスタイム、ウィファルシのクロスからパッツィーニが果敢にオーバーヘッドで狙うが、残念ながらわずかに外れ。懸念されたとおりの敗戦。
[試合後]ミランが勝ってしまったため、4位の座を明け渡してしまった。最悪の1週間。。。次節は、ムトゥとパスクァルが出場停止。

■ビッグチャンス
 カリアリ:      前半4回 後半3回 =7回
 フィオレンティーナ: 前半1回 後半6回 =7回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 フィオレンティーナ:○リベラーニ(長短のパス展開でリズムを変えた)、●ムトゥ(最もコンディション悪そうで、動きもボール扱いもキレなし。それどころか、いら立って余計なアクションや抗議を続け、最後は退場する始末。)、●セミオーリ(ほとんどボールに絡めず)