4月12日(土) ユベントス3 - 2ミラン(@スカパー)

(ミランの布陣)

             インザーギ
 
       セードルフ     カカ

  アンブロジーニ   ピルロ   ガットゥーゾ

ファバッリ  マルディーニ  シミッチ  ボネーラ

              カラチ


 ミランが、前半のうちにいったん逆転したのに、結局はユベントスに再逆転負け。

ユベントス
[試合前]前節の敗戦で2位ローマと差が付いてしまったが、せめて3位は確保したいところ。直接対決で5位以下と差を付けたい。
 ネドベドが負傷し、左サイドはサリハミジッチ。中盤にはティアゴを先発させた。マルキオンニがベンチに復帰している。
[試合内容]前回対戦同様に、ラインコントロールを掛けてコンパクトな中盤で支配を狙うが、相手のパスワークを完全に封じることはできず、ペースを握ることはできなかった。それでも10分過ぎ、カモラネージのパスからPエリア内に走り込んだデル・ピエーロがシュートを流し込み、1チャンスで先制に成功。ところがその直後、立て続けに右サイドのグリゲラの裏のスペースを突かれて決定機を創られてしまい、1つは外してもらえたものの、釣りだされたキエッリーニがクロスを許した2つ目は決められ、あっけなく同点に追い付かれた。
 攻撃では、やはり先制点のようにカモラネージやデル・ピエーロが絡まないと、工夫や精度に乏しく可能性が観えて来ない。攻めあぐねの様相。しかも30分過ぎ、CKの流れから2列目の走り込みにオフサイドを取り損ねて守備が破綻、逆転まで許してしまう。流れは悪かったはず。
 しかし前半終盤、いったんサイドでボールを失ったデル・ピエーロがうまく突っついて取り返すと、カモラネージのクロスから(それまでほとんど消えていた)トレゼゲのヘッドはGKに阻まれたものの、こぼれ球を(同じくそれまでほとんど仕事のなかった)サリハミジッチが押し込み、絶好の時間帯で同点に追い付くことができた。
 これで息を吹き返すと、後半からはさらに中盤のプレスを厳しくして、ややペースを引き込んだ様子。カモラネージとサリハミジッチの左右も入れ替えたかも。FKの流れから、サイドを突破したシソコのクロスに途中出場のステンダルドが飛び込むが、相手に若干触られてジャストミートできず。さらに後半中頃には相手に退場者が出て有利な状況も舞い込んだ。しかし、やはり満足な攻撃の精度が観られず、チャンスはほとんどない。
 それでも、FKからの1チャンスを生かし、(再び先制点以降ほとんど消えていた)サリハミジッチがヘッドを合わせ、再逆転に成功。終盤の相手の攻撃は厳しい守備で抑え込んだ。ロスタイム、途中出場のイアクィンタのパスからデル・ピエーロの駄目押しの決定機はGKに弾かれた。
[試合後]内容はともかく、これで来季CL出場権はほぼ確保できたかな。それにしても、サリハミジッチやティアゴでは役不足だなぁ。

ミラン
[試合前]直接対決でユベントスを引きずり下ろし、混戦状態に持ち込みたいところ。
 久しぶりに快勝の前節から1人の変更。ネスタ(2/2)とカラーゼが出場停止のため、センターバックはマルディーニとかなり久々のシミッチ。パトは復帰できず、古巣相手のインザーギ1トップの4-3-2-1の布陣変わらず。最終ラインが不安。
[試合内容]とりあえずパスを回すことはできていて、悪くはない入り方。ところが10分過ぎ、ファバッリがパスカットに失敗して穴を開けてしまい、そこからPエリア内にパスを通されて早くも先制点を失った。
 しかし、その直後に立て続けに決定機。1つ目、ピルロのフィードでサイドに飛び出したファバッリのクロスからインザーギはシュートを外したが、2つ目、同じくピルロのパスからサイドに飛び出したカカのクロスをインザーギが今度は押し込み、即座に同点に追い付くことができた。その後も、この左サイドのスペースにファバッリやカカ、セードルフが走り込む狙いが目立ち、攻撃のリズムは悪くなかった。そして30分過ぎ、CKの流れから、ボネーラがアンブロジーニとのワンツーの走り込みでオフサイド・トラップをかいくぐることに成功、最後は横でフリーのインザーギが難なく押し込み、逆転に至った。ここまでは良かった。
 ところが前半終盤、自陣サイド深くでボールを奪ったマルディーニが確保甘く後ろから突付かれてボールを失うと、クロスからシミッチとボネーラが競ることができずにヘッドを許し、再び同点に追い付かれてしまった。後半になると、相手の中盤の守備がいっそう厳しくなり、攻撃の可能性は減ってしまった。また後半中頃には、危険なタックルを敢行したボネーラが一発退場、数的不利にも陥る。
 それでも、守備が破綻することはなく、まずまず耐え切れそうな気配だった。しかし、FKからマークを外してしまい、あっけなく勝ち越しを許した。こうなると数的不利では守備意識の高まった相手の守備を崩せること難しく、なすすべなく敗れた。
[試合後]特に前半は内容悪くなかったのに、その前半終盤の失点が痛かった。情けなくも、最大のライバルのインテルにフィオレンティーナを倒してもらうことを願うのみ。次節はボネーラとアンブロジーニが出場停止。

■ビッグチャンス
 ユベントス: 前半3回 後半4回 =7回
 ミラン:   前半6回 後半0回 =6回