3月29日(土) ラツィオ1 - 1インテル(@スカパー)

 インテルが、ラツィオに押されっ放しの中で先制したものの、守り切れずに引き分け止まり。

ラツィオ
[試合前]上の可能性も下の可能性も薄い、微妙な立場。
 再び、ビアンキの1トップ、ロッキとパンデフを2シャドー気味に置いた、4-3-2-1の布陣かな。ラドゥが左サイドバックに復帰。ムタレッリは出場停止。
[試合内容]中盤で厳しくプレッシャーをかけて押し気味だった。しかし、ワンツーに対してオフサイドを掛けに行って失敗、後追いの守備になってあっけなく先制点を失ってしまう。
 その後もほとんどの時間帯で押し込んでいたものの、ゴール前でアイデアが足りず詰まってしまってばかり。中盤ではよくチェックを掛けてボールを奪い、また相手のミスからもボールが回って来るが、その割りには有効な攻撃ができない。ゴール前でパンデフが奪い返したチャンスからダボのミドルシュートは、GKに弾かれた。他方で、隙を突かれてラインの裏に走り込まれたりして追加点を奪われそうな場面もある。
 それでも後半、レデスマのロングパスからロッキがオフサイドぎりぎりで裏に抜け出すことに成功、落ち着いてシュートを決めてようやく同点に追い付くことができた。さらに、ベーラミの相手に当たったミドルシュートは、GKに弾かれてバーを叩いた。終盤のFKからは、横に流した所をダボがミドルシュートで叩いたが、惜しくもバーの下側を直撃してゴールを割らない。
 しかしそれ以外には、ロッキやベーラミ、パンデフが絡んだパスワークで崩しを図る場面は時折あったものの、やはり相手のゴール前を固めた守備を崩し切ることができなかった。攻め立てながら無念の引き分け止まり。
[試合後]攻撃にアイデアを持った選手が中盤に欲しい。

インテル
[試合前]2位ローマに勝ち点4まで迫られ、余裕がなくなった。直前の試合でローマが引き分けたため、勝てば突き放すことができるが。。。
 負傷のあるイブラヒモビッチは間に合って、クレスポと2トップを組んだ。クルスは出場停止。前節結果を出したマニシェが意外にもトップ下に入った、4-3-1-2の布陣かな。キブが中盤の底。マテラッツィは外し、センターバックはブルディッソとリバスのコンビ。ビエラはベンチに復帰したが、カンビアッソやフィーゴは間に合わず。
[試合内容]相手に押し込まれ、最近の試合同様ラインが下がり気味になって、中盤もゴール前に張り付く展開。ミスも多く攻撃のリズムはほとんどなかった。しかしその序盤、マイコンがスタンコビッチとのワンツーでサイドを崩してクロスを入れ、これをクレスポが押し込んで、先制点を挙げることができた。久しぶりにコンビネーションで守備を崩した得点。
 しかしその後も、基本的には押し込まれたまま。相手ボールにプレスを掛けず、ゴール前を固めているだけ。ミドルシュートも何度か許した。その上で、自陣でミスを犯して相手にボールを渡し、むずむざと苦しんでいる。イブラヒモビッチがゴール前でボールを奪われてシュートに結び付けられたり、マイコンが自陣でドリブルを仕掛けてボールを奪われて穴を開けたり。
 攻撃のリズムが悪い中、時折カウンター等から隙を突いて追加点のチャンスをうかがう程度。前半中頃、(?)のパスからラインの裏に飛び出したイブラヒモビッチが決定機を迎えるが、シュートを決められず。キブのパスからクレスポのシュートもGKに止められた。
 それでも、ミス以外にはそれほどピンチに陥ることはないように観えた。ところが後半、(確かに微妙な判定ではあったが)ロングパスからオフサイドを取るのに失敗、マイコンが付いて行かずに相手に抜け出されてしまい、あっけなく同点に追い付かれてしまった。
 その後も流れ変えることができず、攻撃にはほとんど可能性が観えない。逆に、ミドルシュートを許してバーに直撃される等、相手に押されたまま、引き分け止まり。
[試合後]中盤を支配することすら難しい状況まで、調子が落ち込んだ。これでローマから逃げ切れるのかなぁ?イブラヒモビッチとキブは負傷交代か。

■ビッグチャンス
 ラツィオ: 前半2回 後半3回 =5回
 インテル: 前半4回 後半1回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ラツィオ:●ビアンキ(チャンスにほとんど絡まず存在意義なし。周りを使わずに勝手にシュートを打っちゃうし。)
 インテル:●マイコン(先制点をアシストする等相手陣内では仕事をしたが、自陣内でのミスがあまりにも目立つ)