3月16日(日) ユベントス1 - 0ナポリ(@スカパー)

 積極果敢なナポリから前半途中に流れを奪ったユベントスが、ようやく終盤に先制点を挙げて、勝利。

ユベントス
[試合前]3位で逃げ切れるかどうか。
 前節から5人変更を余儀なくされ、並びも相手に合わせて3-5-2の布陣に変更。出場停止明けのネドベドはトップ下に先発。カモラネージ出場停止のため右サイドはノチェッリーノ。レグロッタリエとゼビナも出場停止のため、ステンダルドがセンターバックに先発、キエッリーニとグリゲラとともに3バックを構成。左サイドにはサリハミジッチが先発。ザネッティが負傷したため中盤センターにはティアゴ。
[試合内容]相手の積極的な勢いに押され、また厳しい守備にも遭って、攻撃のリズム上がらずペースを握れない展開。ゴール前に迫る回数も少なく、シュートに持ち込めない。
 ようやく前半中頃、スローインをデル・ピエーロがワンタッチでネドベドにつないでシュートに持ち込んだが、外れ。それでも、これを機に攻撃のリズムが上がり、流れを引き寄せた様子。こぼれ球を拾い、また高い位置でボールを奪い返し、波状攻撃の状態もしばしば。
 これでも取り切れないと観るや、後半途中からはイアクィンタを前線に加えると同時に、モリナーロを最終ラインに入れていつもの4バックに変更、さらに攻撃を活性化させた。しかしチャンスも創っていたが、なかなかゴールをこじ開けられない。CKの流れからこぼれ球を拾ったティアゴは、フリーのシュートを外す。クロスのこぼれ球をゴール前で拾ったデル・ピエーロのシュートも外れ。終盤のCKに合わせたステンダルドのヘッドも外れ。
 それでも、中盤でモリナーロがボールを奪い、ネドベドのパスをデル・ピエーロがPエリア内でオーバーヘッド気味にイアクィンタにつなぐと、イアクィンタがトラップで守備を交わしてシュートを沈め、ようやく先制に成功。勝ち切った。
[試合後]さすがに前線の攻撃力は高い。

ナポリ
[試合前]中位12位で、残留争いからは少しだけ余裕がある。失点が多い。ホームの試合が観れないのが残念。
 3-5-2の布陣。古巣相手のサラジェータ負傷のため、2トップはラベッシとカライオ。同じく古巣相手のブラージは出場停止。
[試合内容]特に前半途中までは、引き分け狙いの守備的に陥ることなく、積極果敢な姿勢。サイドチェンジ等広く使う意図は観えるが、攻撃の精度はもう一つでチャンスには至らない。守備は、まずまずタイトに対応できており、相手に攻撃の勢いを与えていなかった。
 しかし、前半中頃から相手の攻勢が始まると、一気に流れを持って行かれてしまう。前線にパスをつなげなくなって攻撃の可能性はさらに薄れ、一方でファウルで止める場面が増え始める。こぼれ球の多くを拾われ、またゴール前でマイボールになっても、つなぐ段階の自陣で取り返される場面が頻発。この間、前半終了間際に、ガルガノの相手に当たったパスからガリクスが抜け出したが(オフサイドくさい)、千載一遇の決定機のシュートを外してしまう。
 かなり厳しい時間帯が続いて際どいシュートも多く浴びたが、最終ラインがよく耐えて、終盤まで無失点で持ち込み、引き分け狙いへ。ところが終盤、やはり自陣で(ラベッシ?)がボールを失ってゴール前にパスを送り込まれると、最後は飛び込んだドミッツィが交わされてシュートを決められ、とうとう失点を喫した。反撃も奏功せず、もう一歩で勝ち点を取り逃した。
[試合後]降格に値するようなチームではないが、もう一歩成長が必要。

■ビッグチャンス
 ユベントス: 前半2回 後半8回 =10回
 ナポリ:   前半2回 後半1回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ユベントス:○シソコ(長い足を使う等、守備では効いていた)
 ナポリ:○サンタクローチェ(高い敏捷性で堅い守備)