2月26日(火) ユベントス0 - 0トリノ(@スカパー)

 攻撃の精度に苦しんだユベントスが、粘り強いトリノお得意の引き分けに持ち込まれた。

ユベントス
[試合前]前節の取りこぼしで2位ローマとの勝ち点差が再び4に開いたものの、ローマがインテルと対戦する今節は、再び縮めるチャンス。ダービーのダブルと行きたいところ。
 トレゼゲ風邪のため、デル・ピエロとイアクィンタの2トップ。ザネッティは出場停止(1/2)で、今日の中盤のセンターは、ノチェッーノはベンチに外し、シソコとカモラネージのコンビ、右サイドにパッラディーノ。やや攻撃的かな。
[試合内容]どちらかと言えばペースを握っているが、試合をコントロールするまでには至らない。カモラネージやネドベドが中盤で幅広く動いてはいるが、相手の守備を崩すには一歩足りない。攻撃の精度もやや足りない。序盤、こぼれ球を拾ったネドベドがサイドに抜け出したが、マイナスの折り返しが合わない。前半中頃のFKにイアクィンタが合わせたヘッドは、GKに弾き出された。守備は引き続き安定、ステッローネ等に前線に起点を許すことはあっても、破綻することはほとんどない。
 後半は押し込む場面が増えたものの、引き続きクロス等が合わない場面多く、リズムに乗り切れない。セットプレーもかみ合わない場合が少なくない。それでもそれなりにチャンスは増えたものの、決定力にも欠けた。後半序盤にコースを作ったデル・ピエロのシュートは、GKに止められた。後半中頃のFKをデル・ピエロが直接狙うが、好セーブに阻まれる。また、デル・ピエロの鋭いクロスにイアクィンタが飛び込むが、もう一歩合わない。終盤のCKから、カモラネージがニアでヘッドをすらすがGKに弾かれ、詰めたキエッリーニの手前で守備にクリアされる。
 終了間際には、ネドベドが主審の目の前で相手の髪を強く引っ張って、当然一発退場。空しく、スコアレスドロー。
[試合後]トレゼゲの欠場で、攻撃の手札が少なかったのが痛かったか。次節は、キエッリーニとネドベドが出場停止。

トリノ
[試合前]少しは順位を取り戻したが、まだ安心できない。14引き分けは多すぎる。前節の3点差を追い付いた引き分けが、波に乗る要素となるかどうか。
 4-4-2の布陣。ロジーナもディ・ミケーレもベントラもベンチで、ステッローネとレコバの2トップを選択。
[試合内容]それほど引くことなく、まずまず戦えている。タイトに寄せて隙はあまり見せない。前線のステッローネが起点を作ってくれるため、攻撃の機会も創れている。相手の高い最終ラインの裏を狙う動きも観られた。サイドチェンジも比較的多用している。序盤のカウンターから、ステッローネとのワンツーでレコバがサイドに抜け出したが、クロスは合わない。前半終盤には、ディアーナのクロスにコモットがニアでヘッドを合わせたが、枠を逸れた。
 後半になると、ステッローネの負傷治療の時間もあって、前線に起点を創る場面が少なくなり、押し込まれる時間帯が増えてしまった。シュートコースを空けてしまう場面やゴール前でFKを与えてしまう場面はあったものの、粘り強い対応やGKセレーニの好セーブでスコアレスを守り通した。
 後半序盤までに2人の負傷交代があったため、攻撃的なオプションは限られた。カウンターからゴール前で得たFKから、途中出場のロジーナが直接狙ったが、惜しくもバー直撃。
 上々の内容のスコアレスドローに持ち込んだ。
[試合後]またしてもお得意の引き分け。このまま粘って残留を確保したいところ。

■ビッグチャンス
 ユベントス: 前半3回 後半7回 =10回
 トリノ:   前半1回 後半2回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ユベントス:●イアクィンタ(コンビネーションが合わない)
 トリノ:○ステッローネ(特に前半、前線の起点)