2月17日(日) フィオレンティーナ2 - 1カターニア(@スカパー)

 フィオレンティーナが、本調子ではなかったものの、しぶとく勝利。

フィオレンティーナ
[試合前]上位3チームに離され、ミランに勝ち点1まで迫られてしまった。
 3トップの中央はパッツィーニ。中盤の底はリベラーニではなくドナデル。ウィファルシが出場停止で、右サイドバックはポテンツァ。ビエリは負傷中。
[試合内容]週中のUEFAカップを戦った影響か、受けて入ってしまい、ペースを握れないまずい流れ。攻撃のリズムが上がらない一方で、相手に攻め込まれていた。序盤を過ぎ、ムトゥにボールを集めるようになって、ようやく少し流れを押し戻した印象。やはりムトゥが絡むと攻撃の形ができそう。しかし、決定的にペースを掴むには至らず、攻め込む場面は増えたもののチャンスは少なかった。
 それでも前半終盤、(ポテンツァとサンターナ?)で右サイドを崩してサンターナがクロスを入れると、その間に2列目からゴール前に入り込んだクズマノビッチがヘッドを叩き込み、先制点を確保。これで攻撃のリズムが上がり、パスのテンポも良くなって追加点の勢い。
 ところが後半、CKのこぼれ球からミドルシュートを決められ、いきなり同点に追い付かれてしまう。しかし後半中頃、やはりムトゥが守備を振り切ってシュートコースを開け、ミドルシュートを叩き込み、再び勝ち越しに成功。
 終盤の守備が落ち着かず、シュートを許し気味ではあったが、相手の反撃をしのいで逃げ切り。
[試合後]しばらくはUEFAカップとの両立で苦しむかも。ムトゥが好調を維持しているのが救い。

カターニア
[試合前]攻撃力に欠け、下位に落ちた。
 4-3-3の布陣。スピネージ負傷で、新戦力のピアが3トップの中央に入った。森本は負傷中。
[試合内容]序盤から出足よくペースを掴んだ。高い位置からボールを奪う意識高く、攻め込むことができていた。中盤で精力的に動き回るバイオッコがマルティネスと絡んで右サイドからの攻撃が目立つ。しかし、いつもどおり破壊力に欠け、シュートチャンスに結び付かない。バイオッコとのパス交換からマルティネスがPエリアに侵入したが、折り返しを誰にも合わせることができない。
 守備意識は前線から高く、決定機を許さず対応できていた。しかし前半終盤、クロスから2列目から飛び込まれてヘッドを許し、今日も先に失点を喫した。
 後半からマズカーラを投入し、攻撃のスイッチをもう1つ入れた様子。バルガスの攻撃参加も見違えるように増え、左サイドからの攻撃が主体になった。しかし、やはりチャンスまではなかなか至らない。守備の隙も与え始めていた。それでも、CKのこぼれ球からバルガスが強烈なミドルシュートを突き刺し、1チャンスで同点に追い付くことができた。
 これで再度流れを引き寄せたかと思いきや、後半中頃、中盤で守備が振り切られてミドルシュートを許し、またビハイドを背負ってしまう。一時的にリズムが崩れ、自陣でボールを失ったり落ち着かない状態に陥ったが、終盤に立て直して反撃。相手陣内でボールを取り返したマスカーラのパスからバルガスが角度のない所からシュートを狙うが、GKに弾かれた。終盤、バルガスのクロスからピアが守備に前に入って合わせたが、シュートは枠に飛ばない。
 決定打に欠け、また敗れた。
[試合後]今日も攻撃が課題。本格的に残留が目標となりそうだ。

■ビッグチャンス
 フィオレンティーナ: 前半2回 後半3回 =5回
 カターニア:     前半0回 後半3回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 フィオレンティーナ:○ムトゥ(少々無理な体勢からでもシュートに持ち込めるほど。ただし余裕ありすぎて終盤の挑発はいただけない。)、●ドナデル(パスミス、ボールロスト、守備で交わされる)
 カターニア:○バイオッコ(特に前半、キャプテンらしく精力的な運動量)